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2022/04/22

Live At The Blue Note/Michel Camilo

Michelblueno ミシェル・カミロの、おそらく初のライヴ作で2枚組。ベースがアコースティックになっているけど、彼の個性を活かした破壊力はこのアルバムでも十分にあるのでは、と思います。ライヴだけどオリジナルも多く、ここまで突き進んでくれると、かえって聴いていてせいせいするかも。もっとも、彼のデビューの頃よりその超絶ぶりは見事だったので、満を持してのライヴ版の発売だったのでしょうね。今は新譜を見る機会が減ってますけど、テラーク時代までは、けっこうアルバムがコンスタントに出てました。リーダー作としては、ここまでの紹介(あとはブログにアップ済み)になりますが、自分の中ではインパクトの大きいピアニストでした。

 

Live At The Blue Note/Michel Camilo(P)(Telarc) - Recorded March 19-22, 2003. Charles Flores(B), Horacio "El Negro" Hernandez(Ds) - 1. Cocowalk 2. Two Of A Kind 3. Hello Goodbye 4. The Magic In You 5. Tequila 6. Dichotomy 7. Twilight Grow 8. Happy Birthday/Blue Bossa 9. This Way Out 10. On The Other Hand 11. Mongo's Blues 12. Thinking Of You 13. At Night (To Frank) 14. Why Not! 15. Silent Talk 16. See You Later 17. And Sammy Walked In 18. On Fire

CD2枚組。ベースとドラムスはキューバ人で、ここではベースがアコースティックなのが特徴。ドラムスもスゴい。大半がオリジナルで、4、7、12、15曲目のような静かなバラードもありますが、けっこうノレる曲が多いです。再演曲は3、8(後半)-10、12、14、18曲目。14曲目「ホワイ・ノット」の再演がうれしい。5曲目 の「テキーラ」はストレートに見せかけて8分の7拍子と変則的。とにかく彼らのラテン・ジャズをノッて楽しんでしまった方が得なのですが、サウンドは楽しいながらも現代的で複雑な部分も。6曲目のように鋭く切れ込んでくる曲もあります。8曲目の「ブルー・ボッサ」はソロ・ピアノで迫力。16曲目はテーマでキメが多し。17曲目もけっこうズッシリときます。18曲目はラストにふさわしい12分台の盛り上がる曲。(03年9月26日発売)

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