Softly.../Marc Copland
マーク・コープランドのホーン入り作品。当時Savoyは日本の傘下だったよなあ、と思って、ジャケットを見たらDenonのUSA Divisionと書いてあって、輸入盤しかなかったことも何となく納得。ホーンは3人参加していますが、同時に3人というのはなくて、いろいろな編成で演奏しています。彼のファンはホーン入りを敬遠することが多いようですけど、自分に関しては特に問題なし。自分の好みは雑食性だからかな。それでもトリオの演奏も入っていて、変化に富んでいます。ホーンのアレンジもコープランドのようで、独特な雰囲気が漂ってきます。手持ちの枚数が多いとこういうアルバムも久しぶりなので、少し所有を絞りたいのですが、なかなか。
Softly.../Marc Copland(P)(Savoy)(輸入盤) - Recorded September 1997. Tim Hagans(Tp), Joe Lovano(Ts), Gary Peacock(B), Bill Stewart(Ds), Michael Brecker(Ts) - 1. Softly As In A Morning Sunrise 2. I Love You 3. Country Home 4. So In Love 5. Blue 6. What's Going On 7. Not A Ballad 8. Three Stroies 9. My Foolish Heart
(99/02/27)スタンダード系統の曲が6曲で、オリジナルが3曲。編成もトリオ、クァルテット、クインテットとさまざま。曲のアレンジがちょっと強引で目立っていて好きです。ベース、ドラムスとの相性もけっこういいものがあります。ピアノも相変わらず美しいタッチ。個性的なアレンジでは引けをとらない1曲目、爽やかなトリオの演奏を感じる2曲目、サックスのソロがメロディアスなバラードの3曲目、ややアレンジが強調されたノリの良い、自在な4曲目、ジョニ・ミッチェル作の渋めで有名な5曲目、マーヴィン・ゲイ作でビートが効いているゴキゲン系の6曲目、内省的で緊張感のある7曲目、入り組んだテーマのジャジーな8曲目、彼らしく雰囲気が出ている繊細なジャズの9曲目。マイケル・ブレッカーは3、6曲目に参加。
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