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2022/04/21

Triangulo/Michel Camilo

Micheltriang ミシェル・カミロもこの頃はテラーク・ジャズに移っていますが、今回のアンソニー・ジャクソンとオラシオ・”エル・ネグロ”・エルナンデスとのトリオはけっこう当時好きで、たぶんこのアルバムもけっこう何回も聴いていたんではないかと思います。もちろん演奏は文句なしだし。やはりカミロのラテン風味を出すには、当時ではベストの布陣ではなかったかと。ドラマーは最近名前を見かけなくなったのはちょっと気になりますが。理屈うんぬんよりも、とにかく聴け、って感じのアルバムですね。これだけノレるアルバムもなかなかないのでは。純粋なラテンではちょっと抵抗あるけど、ラテンジャズなら、って人にはぜひ。

 

Triangulo/Michel Camilo(P)(Telarc) - Recorded August 1-6, 2001. Anthony Jackson(B), Horacio "El Negro" Hernandez(Ds) - 1. Piece Of Cake 2. La Comparsa 3. Mr. C.I. 4. Afterthought 5. Anthony's Blues 6. Con Alma 7. Las Dos Lorettas 8. Just Like You 9. Descarga For Tito (Puente) 10. Doctom-Bustion

相変わらずゴキゲンなラテンジャズ・ピアノ。10曲中6曲が彼の作曲または共作。メカニカルな部分やキメも多い現代的なラテンの音。これでもか的なピアニストが、トリオを組んで、メンバーの個性が絶妙なバランス。1-2曲目を聴いて、昔に比べて少し丸くなったかな、と思っていたら、3曲目でかなりハードな世界に突入していきます。細かいリズムのキメが心地良い5曲目、しっとりした響きをもって伝わってくる「コン・アルマ」の6曲目、マイク・マイニエリ作のこれまたキマリまくる7曲目。こういう時には4、8曲目のような、オリジナルである静かなバラードの曲も、彼ながらのメロディで美しいし、ホッとします。9、10曲目など曲によっては 変拍子もありますが、その9曲目がティト・プエンテに捧げられていて、不思議なグルーヴ感。(02年3月21日発売)

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