共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« What Means This?/Mike Cain | トップページ | Return From The Stars/Mark Turner »

2022/04/26

Jacob's Ladder/Brad Mehldau

Bradjacobs ブラッド・メルドーの新譜がほぼ1か月遅れで入手できたので、先に聴いていきます。実は待ちきれずにストリーミングで先に聴いていたのですが、ジャズファンとしてのメルドーファンはほぼ置いてきぼりを食らう内容かと思います。もうこれはプログレッシヴ・ロックそのものですもんね。しかも、若い頃好きだったらしく、その時代を再現するような、少しチープな音も混ざったりしていて、プログレに詳しい人だったら小躍りして喜ぶような内容。残念ながら私はプログレの洗礼を受けていないので、細かいところを楽しむところまではいきませんでしたが、それでもけっこう好きな部類には入ってきます。まあ、内容を確認してから買われた方がいいかもです。

 

Jacob's Ladder/Brad Mehldau(P, Key, Synth, Vo, etc)(Nonesuch)(輸入盤) - Released 2022. Luca Van Den Bossche(Voice on 1, 7, 9, 1-121), Mark Guiliana(Ds on 1-2, 7, 10, 12), John Davis(Elektron Octatrack on 1, Ds Prog on 4-5, 7), Joel Frahm(Ss on 2, 7, Ts on 7), Tobias Bader(Vo on 2), Becca Stevens(Vo on 2-3, 5, 9, 11-12), Tinkerbell(Vo on 2), Lavinia Meijer(Harp on 3, 12), Motomi Igrashi-de Jong(Linore on 5, 10), Chris Chille(Vo, Mandolin on 7), Pedro Martins(Vo, G on 8, 12), Safia McKinney-Askeur(Vo on 9-12), Timony Hill(Vo on 9, 11) Fleurine(Voice on 11), Cecile Mclorin(Vo), Paul Pouwer(B-Ds on 12), etc. - 1. -Maybe As His Skies Are Wide- 2. Herr Und Knecht (Master And Slave) 3. (Entr'acte) Glam Perfume 4. Cogs In Cogs I -Dance 5. Cogs In Cogs II - Song 6. Cogs In Cogs - Double Fugue 7. Tom Sawyer 8. Vou Crrendo Te Encontrar/Racecar 9. Jacob's Ladder I - Liturgy 10. Jacob's Ladder II - Song 11. Jacob's Ladder III - Ladder 12. Heaven: I - All Once. II - Life Seeker. III - Wurn. IV - Epilogue: It Was A Dream But Carry It Still

(22/04/24)往年のプログレッシヴ・ロック好きのブラッド・メルドーによる、プログレ好きのファンのためのプログレ。収録時間は何と70分。カヴァー曲や一部引用したものもありますが、それを気にしないでもプログレとしては楽しめます。彼の若い頃に影響を受けたサウンドを、当時のように今再現するという趣で、ジャズ度はほぼありませんので念のため。なのでジャズファンからは賛否両論意見が噴出しているようです。私はプログレの洗礼は受けていませんが、演奏で何曲かプログレをやったことがあり、ある意味変拍子ロックには親しみもあるので内容的にはけっこう楽しめました。なので、ジャズは置いておいて、再度書きます。往年のプログレッシヴ・ロック好きのメルドーによる、プログレ好きのファンのためのプログレ。

« What Means This?/Mike Cain | トップページ | Return From The Stars/Mark Turner »

音楽」カテゴリの記事

ロック・ポップス」カテゴリの記事

コメント

工藤さん,こんばんは。

このアルバムは正直難儀と言うか,ハードルは高いですね。プログレッシブ・ロックに影響を受けているというのは選曲からも明らかですが,私としては様式はプログレと言うよりも,Brad Mehldauのプログレ風味ってところでしょうか。「換骨奪胎」という言葉が一番適していると思えるアルバムでした。

でもジャズ・ファンには...ですよねぇ。と思いつつ,私は全然問題なしでしたが,こういうのを聞いていると,あらゆる要素を飲み込むBrad Mehldauというのがわかりやすい解釈なんだと思います。

ということで,当方記事のURLを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2022/04/post-23217f.html

>中年音楽狂さん

おはようございます。

このアルバム、個人的には大丈夫なのですが、アマゾンなどのコメントを見ていると酷評している人もいますね。まあ、少し昔のチープさ加減までプログレを表現したメルドーには、尊敬の念すら抱くこともあります。

ただ、ジャズではなくてプログレのアルバムだよということを言いたくて、私のアルバムコメントはこんな風にはなってしまいましたけど。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« What Means This?/Mike Cain | トップページ | Return From The Stars/Mark Turner »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト