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2022/04/17

Lunar/Marc Copland, David Liebman Quartet

Marclunar マーク・コープランドとデイヴ・リーブマンという組み合わせも、割とやっていた演奏で、2人の相性はけっこういいと思います。このあたりリッチー・バイラークと比べても、そんなに遜色はないんじゃないかという感じですね。今回はクァルテットでの演奏ですが、ベースとドラムスはあまりおなじみではない名前。それでも、非4ビート系のジャズとしてはけっこう面白いことになっています。自由度が高めとは言いつつも、フリーの域まで踏み込んでいるほどではなく、コープランドファンならここまで手を出してもいいんじゃないかな、という雰囲気。こういう感じでHatologyのレーベルカラーに近づいたと思います。

 

Lunar/Marc Copland(P), David Liebman(Ss, Ts) Quartet(Hatology)(輸入盤) - Recorded October 12, 2001. Mike McGuirk(B), Tony Martucci(Ds) - 1. Cry Want 2. Lunar 3. Pirouette 4. You And The Night And The Music 5. All That's Left 6. Standoff 7. Brother Ernesto 8. Naima

(02/05/12)曲の構成を保ちつつも、やや自由度の高い展開になっています。メンバーの性格なのか、音が内面に向く傾向があるようです。マーク・コープランドのオリジナルは2-3、5曲目、デイヴ・リーブマンは6-7曲目。1曲目はゆったりと、しかし緊張感を持って対話が繰り広げられていきます。研ぎ澄まされた感度の高いメロディとアドリブが展開していくややテンポの速いタイトル曲の2曲目、情感豊かなメロディが印象的な3曲目、冷たい理知的なドラマチックさで盛り上がっていくスタンダードの4曲目、温度感が低い中ではけっこう熱く盛り上がる5曲目、リーブマン流の空気感のあるバラードの6曲目、曲の中をサックスがメロディを吐き出しながら飛び回る7曲目、叙情的で内向的な「ネイマ」の8曲目。

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