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2022/04/24

Strange Omen/Mike Cain

Michaelstran マイケル・ケイン(当時はマイク・ケインと表記)のアルバム。当時はM-BASE方面で多く参加していて、このアルバムでも、けっこう個性的な智に勝ったようなジャズの演奏をしています。ビート感がほとんどないので、聴く人にとってみれば、けっこう斬新なのではないかなあ、と思います。こういうアルバムがCANDIDレーベルから、しかも国内盤で出ていた、というのは驚き。私は後追いでこのアルバムを発見して、購入していますが。常にこういうサウンドを聴いているわけではないですけど、たまに聴いてみるとやっぱりこういうサウンドも好きだなあと思います。後にECMでもアルバムを1枚出しています。

 

Strange Omen/Mike Cain(P)(Candid) - Recorded November 8, 1990. Bruce Saunders(G), Glen Velez(Per) - 1. Emanations 2. Strange Omen 3. Follow Through 4. Bestido Al Cielo De Noche 5. Piano Sketch No.1 6. Piano Sketch No.2 7. Piano Sketch No.3 8. Piano Sketch No.4 9. The Way Things Work 10. The Heroine's Serenity 11. Facing North

(00/09/12)編成も変わっていますが、その演奏もジャズ思索的寄り、と言ったイメージ。この時から個性は際立っています。2曲目のタイトル曲はけっこう複雑なメロディとリズムを持っています。1曲目はやっぱり頭で考えるジャズ、3曲目はブルース・サンダース作の比較的少々冷たい感じのする美しいバラード。心地良いテンポの中に不思議な浮遊感を伴う4曲目。インプロヴィゼーションで綴るソロピアノの5-8曲目は、文字通りスケッチで、やはり少々難解な響きを持ち合わせています。ブルース・サンダース作のノリが良くてギターがスリルある9曲目、美しいメロディを奏でるバラードの10曲目。フリー・インプロヴィゼーション的な展開を示しなからも興味深い11曲目。頭で考えるジャズかもしれません。

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