Bop-be/Keith Jarrett
キース・ジャレットのリーダー作も今日で一段落。このアルバムだけはストリーミングでハイレゾで入っていたので、いい音(?)で聴いてしまいましたが、このあたりのCDはどこに行ったんでしょうねえ。探してもすぐには出て来ず、あとになって意外なところから出てくることが多いです。まあ、インパルスBOXが2つあって、それに頼ればいいだけのことなんですけど。1曲目は割と快活な4ビートのアルバムで好みの曲だなあ、と思ったらチャーリー・ヘイデンの曲だったり、キースの作曲の割合が低いのもこのアルバムの特徴ではありますね。このアメリカン・クァルテットも、ECMでの2枚の録音と並行して行われたのですが、いちおう、このアルバムが最後のようですね。
Bop-be/Keith Jarrett(P,etc.)(Impulse) - Recorded October 14-16, 1976. Dewey Redman(Ts, Mussette), Charlie Haden(B), Paul Motian(Ds) - 1. Mushi Mushi 2. Silence 3. Bop-be 4. Pyramids Moving 5. Gotta Get Some Sleep 6. Blackberry Winter 7. Pocketful Of Cherry
ここでは珍しく全7曲中キース・ジャレットの作曲は3曲目のみ。スリリングな感じもするテーマとバップにしては妖しいサウンドが面白い1曲目、いかにもチャーリー・ヘイデン作らしいゆったりしていて少々短いバラードの2曲目、皮肉かと思いきやけっこうピ・バップしている軽やかなタイトル曲の3曲目、いきなり民族音楽的展開を示していて彼らならではの世界が広がる4曲目、比較的かっちりしたテーマを持っていて彼ら流の4ビートジャズが展開されている10分台の5曲目、この時期としては特異かもしれないけれども、メロディアスで優しい感触のスタンダードが演奏されている6曲目、ピアノが入らずにアップテンポで進んでいく7曲目。 アルバムとして見ると、それぞれの曲の傾向としてはバラバラかもしれません。(01年11月28日発売)
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