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2022/03/11

Popsicle Illusion/Joanne Brackeen

Joannepopsi 女性ピアニストでありながら豪快な音で聴かせるジョアン・ブラッキーンですが、ここでは収録時間の72分(インタビュー含み)を全曲ソロ・ピアノで演奏しています。ちょっと聴きでは聴きやすいようだけど、けっこうひねくれたアレンジの曲も多く、やっぱり一筋縄ではいかないなあ、と思います。それでもスタンダートやビートルズの曲もあったりして、そういう意味ではあまり彼女を知らない人でも楽しめるんではないかな。いつもの硬派路線よりは聴きやすく弾いているので。ただ、彼女は最近は音沙汰がないので、どうしたんだろう、と思いますが。埋もれていくには惜しいミュージシャンだし、私が情報を持っていないだけかなあ、と思ってもみたり。

 

Popsicle Illusion/Joanne Brackeen(P)(Arkadia)(輸入盤) - Recorded July 14-15, 1999. - 1. If I Were A Bell 2. Michelle 3. Popsicle Illusion 4. From This Moment On 5. Bess You Is My Woman 6. The Touch Of Your Lips 7. Telavivision 8. Knickerbocker Blues 9. High Tea For Stephany 10. Prelude To A Kiss 11. Nature Boy 12. Interview With Joanne

(01/03/17)ソロ・ピアノ。1曲目のストライド奏法を聴いて、ずいぶん丸くなったなあ、と思ったら何と4分の7拍子でやっている!相変わらず硬派でした。スタンダードもあればオリジナルの曲もあり、好みから言ったらオリジナルの方か。ビートルズの2曲目は味わい深く聴かせます。タイトル曲の3曲目は彼女らしいやっぱり複雑な曲。ダイナミックに弾いているスタンダードの4曲目、幻想的な空間が広がる5曲目、彼女らしい展開かなと思われる6曲目。変拍子でシリアスに攻めている7曲目、豪快なブルースの8曲目、とにかく重くて抽象的(フリー)な9曲目、一転語りかけてくるようなバラードの10曲目。そして背後に情念を感じる11曲目。結果、やや頭で聴くジャズか。最後のインタビューは余計かも しれませんが。

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