Style - Euro Modern Revival 2003 Featuring Workshy/Makoto Kuriya
クリヤ・マコトのJ-room第2弾。最近はまたピアノ・トリオでウェザー・リポート集を2枚出して、本格的にジャズを演奏している感じもあります(これも彼の仕事の一部だけのようですけど)が、この時期は、けっこう売れセンを意識したアルバムを作っていました。ワークシャイを呼んで、それでアルバムにしてしまっていることからも、それがうかがえますが、こういうフュージョン的なアルバムもけっこう好物なので、久しぶりに楽しんで聴いています。お金もかかっていると思われ、やはりこの時期は音楽バブルと言ってはちょっと変なんですが、予算が多く使えていた時期だったんだなあと、聴きながら、改めて思います。
Style - Euro Modern Revival 2003 Featuring Workshy/Makoto Kuriya(P, Prog)(J-room) - Released 2003. Andy Wolf(Ts, Fl), Workshy: Christa Jones(Vo), Michael McDemott(Vo), Hideki Ikeuchi(G), Ken Ota(As), Kane(Vo), Masahiro Itami(G), Tea-Tee And Mystie(Cho), Nona(Vo), Hideo Koga(Prog), Emiko Komatsu(Cho), Masahiro Kato(Cho), Rhuta Sakamoto(B), Yoshio Kishida(Ds) - 1. Each And Everyone 2. But Alive 3. Heaven's Above 4. Turn Back The Clock 5. Seek 2 Find 6. Sweet Heartache 7. Say What? 8. The Sweet Taboo 9. You On My Mind 10. Celebration 11. Time And Time
80年代のポップスを現代的なアレンジで聴かせるアルバム。インストルメンタルの曲が半分強ですが、ゲストでワークシャイが3曲(2、4、9曲目)にヴォーカルで参加しているのが見どころ。ジャンルとしてはフュージョンか。でも、ポップス的な聴き方もできます。11曲中3曲はクリヤ・マコトのオリジナルで、さりげなくまわりの雰囲気に溶け込んでいます。他は「エブリシング・バット・ザ・ガール」「ワークシャイ」「スタイル・カウンシル」「ジョニー・ヘイツ・ジャズ」「ヴィクター・ラズロ」「スイング・アウト・シスター」「バーシア」と、そうそうたる歌手(グループ)の歌が並んでいます。特に2曲目はワークシャイのセルフ・カヴァー。おしゃれ系のサウンドとも言えますが、アレンジやピアノ(キーボード)に注意して聴くと、けっこうマニアックかも。(03年10月22日発売)
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