Suki-Yaki/Makoto Kuriya
クリヤ・マコトのアルバム、ちょっと前にさかのぼって、ラップというかアシッドジャズと言うか、それを歌謡曲を題材に演奏してしまおうという企画。確かこの時は後追いで探して買ったような記憶もあります。ある意味ハービー・ハンコックの電化サウンドも想起させるような曲もあったり、ラップ部分は英語(?)なので、歌謡曲はあくまでも題材として、それをここまで料理するか、というような感じなので、当時としてはもう、ぶっ飛んでいたと思います。曲のタイトルだけみても、有名曲が多いですし。引き出しがとにかく多いですが、このアルバム、当時どこまで売れたのかは分かりませんけど。でもカッコいい。
Suki-Yaki/Makoto Kuriya(Key, Arr, etc)(May Kiss) - Released 1993. Marvin Lenoar(Rap, Vo), Lawrence Daniels(Rap, Vo), Lawrence Houston(Rap, Vo), Hidenori Midorikawa(Ss, As), Asao Tani(Prog) - 1. U・F・O 2. 上を向いて歩こう 3. ひと夏の経験 4. タイムマシーンにお願い 5. Piano Cat Song 6. セカンドラブ 7. 六本木心中 8. At Twilight 9. 「太陽にほえろ」のテーマ
歌謡曲を中心にラップ、アシッドジャズなどにアレンジしたダンス・ミュージックのアルバム。ほとんどが打ち込み系のサウンドで、曲によっていろいろな要素が入っているようです。元歌が分かるもの、あまり良く分からないものと さまざまですけれど、ダンスミュージックとしてはゴキゲンかもしれません。センスもけっこうあるのではないでしょうか。反面ジャズファンとはクロスオーヴァーしないようなサウンドかもしれませんが、もっと別なターゲットがあるのかも。曲によってはメロディをわざと前面に出してチープな感じにするのも計算のうちでしょうか。5曲目のオリジナルはけっこうスリリング。中森明菜の「セカンドラブ」もダンスミュージックになってしまいました。個人的には1曲目がカッコ良く感じました。 マニアック。
« Antitheses#2/Makoto Kuriya | トップページ | ブログのココログフリーも’22年4月20日から新規開設停止 »
「音楽」カテゴリの記事
- タワー限定の「プラグドニッケル1965/マイルス・デイヴィス」ハイブリッドSACDが中古で届く(2024.10.29)
- オランウータン/鈴木勲カルテット+2(2024.10.28)
- ミスター・ワンダフル/細川綾子(2024.10.27)
- ガール・トーク/ヤマ&ジローズ・ウェイヴ(2024.10.26)
- The Way/Joachim Kuhn French Trio(2024.10.24)
「フュージョン・ファンク」カテゴリの記事
- Echoes And Other Songs/Mike Stern(2024.09.19)
- Opera 8/Claudio Scolari Project(2024.05.10)
- The Third/Plastic Dogs(2024.05.06)
- ジルベルト・ウィズ・タレンタイン/アストラッド・ジルベルト(2024.03.19)
- ボルチモア/ニーナ・シモン(2024.03.17)
「ロック・ポップス」カテゴリの記事
- すきときらい/-K★Rings-(2024.03.06)
- 昨日(12月17日)、ライヴに出ました(2023.12.18)
- 「初盤道/真保安一郎著」DU BOOKS(2023.09.24)
- Seven Psalms/Paul Simon(2023.07.04)
- ディスクユニオンの買取2日目(持ち込み)(2023.03.17)
« Antitheses#2/Makoto Kuriya | トップページ | ブログのココログフリーも’22年4月20日から新規開設停止 »
コメント