70s Jazz Pioneers
ジョアン・ブラッキーンの参加作というよりは、イベントもののライヴ・アルバムですけど、それにしてもスゴいメンバー。個人的にはパット・マルティーノの参加がうれしいところ。彼の特集も作ろうかと思っていたのですけど、そこまで手が回らなくなってしまって、結局ブログやホームページには彼のアルバムが少なくなってしまったのが今となっては残念です。さて、このアルバム、タイトル通り、’70年代の曲だけではなく、曲によってはもっと前のものもありますが、全体として’70年代の雰囲気で演奏している、という感じでしょうか。こういうアルバムがあるので、むやみやたらに処分できないというところはあります。
70s Jazz Pioneers(Paddle Wheel) - Recorded March 20, 1998. Randy Brecker(Tp), Buster Williams(B), Joanne Brackeen(P), Dave Liebman(Sax), Pat Martino(G), Al Foster(Ds) - 1. Cantaloupe Island 2. Sugar 3. 500 Miles High 4. Softly, As In A Morning Sunrise 5. Red Clay 6. All Blues 7. Footprints
何ともスゴい顔ぶれがうれしいところ。このメンバーでジャズメン・オリジナルやスタンダードの演奏をしています。スタンリー・タレンタインの「シュガー」やフレディ・ハバードの「レッド・クレイ」が入っているのがグループ名の「70s」を象徴する意味になっているのでしょうか。70年代を代表するミュージシャンがゆとりを持ってライヴに臨んでいるという印象で、最近のパット・マルティーノの数少ないライヴ演奏も聴けるので貴重かも しれません。比較的落ち着きながらも、時々フレーズが火を吹きます。ジョアン・ブラッキーンも昔に比べて丸くなった気がしないでもないですが、豪快な演奏の場面もあります。デイヴ・リーブマンはテナー・サックスとソプラノ・サックスを持ち替えています。 メンバーにしてはややオーソドックスか。(99年8月27日発売)
« Popsicle Illusion/Joanne Brackeen | トップページ | Life Between The Next Signs/Keith Jarret »
「音楽」カテゴリの記事
- CDを大量処分してから半年ほどが経過(2023.09.28)
- Uniquities Vol. 1+2/Jim Hall(2023.09.21)
- Blues & Bach/Enrico Pieranunzi Trio & Orchestra(2023.09.20)
- Where Are We/Joshua Redman(2023.09.19)
- Frozen Silence/Maciej Obara Quartet(2023.09.18)
「ジャズ」カテゴリの記事
- Uniquities Vol. 1+2/Jim Hall(2023.09.21)
- Blues & Bach/Enrico Pieranunzi Trio & Orchestra(2023.09.20)
- Where Are We/Joshua Redman(2023.09.19)
- Frozen Silence/Maciej Obara Quartet(2023.09.18)
- Wind And Sun/Sinikka Langeland(2023.09.17)
« Popsicle Illusion/Joanne Brackeen | トップページ | Life Between The Next Signs/Keith Jarret »
コメント