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2022/02/04

Pure Heart/Hiroko Kokubu(国府弘子)

Kokubupureh 国府弘子5作目。海外での録音が当たり前になってきて、曲の方もいい感じで1曲目から進んでいきます。メンバーもなかなかだし、曲によっていろいろ雰囲気が変わっていくし、今聴いてもいい感じのスムース・ジャズという感覚で、ラテン色のある曲は多めかなという印象。バランスが、何というか絶妙な感じです。曲によってはホーンも入るし、なかなか豪華なアルバムになっています。当時だからできたのかな、とも。ジャケットもきれいだし、若いですね。もう30年も前の録音なのか、と感慨もひとしお。私がジャズに興味を持ちだした’84年頃の30年前はまだハード・バップの時代でしたし。

 

Pure Heart/Hiroko Kokubu(P)(JVC) - Recorded February, 1992. Michael Landau(G), Abe Laboriel(B), Alex Acuna(Ds, Per), Larry Williams(Synth), Chuck Findley(Tp), Bob Findley(Tp), Gary Herbig(As, Ts, Fl), Kim Hutchcroft(Ts), Oscar Castro-Neves(G), Yutaka Yokokura(Vo) - 1. Smuoth Struttin' 2. Luck In The Rain 3. Annabella 4. Vitamina 5. Weekend 6. Carry Me With The Wind 7. Barefoot Steppin' 8. It's Cool 9. Once And Forever 10. Mrs. Robinson 11. Happiest You (For Your Wedding)

ロス・アンジェルス録音で、カラリとしたサウンド。1曲目はドッシリと落ち着いたサウンドで、ホーンも軽やかにはじまります。ラテンっぽいメロディアス爽やか編という感じの2曲目、Yutakaのヴォーカルで渋くかつ哀愁を帯びた味わいの3曲目、これまたゴキゲンな元気の出る4曲目、タイトル通りウイークエンドのリラックスした雰囲気の5曲目、サンバのリズムの上を自由に踊るピアノの6曲目、これぞタテノリのロスアンジェルス・フュージョンといった7曲目、カッコ良いファンク・チューンの8曲目、ボサノヴァで、しっとりとしたメロディをつづる9曲目、ポール・サイモン作の有名な曲をこれもラテンノリでノリ良く仕上げた10曲目。親しみやすいメロディで朗々とピアノで歌い上げていく11曲目はエンディングにもふさわしい。

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