Jeito Do Brasil/Forma De Agua
国府弘子参加のアルバムで、グループ名での発売になっていて、けっこう本格的なブラジル風フュージョン。彼女名義だと、どことなくスムース・ジャズ的になるのですが、これはけっこう鮮烈な印象を持ってます。吉田和雄がリーダーだからでしょう。この文章を書き終わるまで、このアルバムを探せて音なしで書いていましたが、その後アップされるまでに探せました。アルバム全体の印象は、20年以上経ても強烈に残っていて、先に書いてしまってもいいのかなと思ってました。ラテン系のフュージョンなのは間違いないのですが、パーカッションがもっと奔放に飛び回っている感じ。こっち方面が好きな方は、機会があったら聴いてみてください。
Jeito Do Brasil/Forma De Agua(Novus-J) - Recorded May 1997 and January 1998. Kazuo Yoshida(Ds), Hiroko Kokubu(P), Kazuhiko Obata(G), Kohsaku Omori(B), Saori Sendo(Per), Toninho Horta(G, Vo), Yoshihiro Harada(Steel Pan), Masaki Hayashi(Key) - 1. Aqua De Beber 2. Little Prince 3. Jeito Do Brasil 4. Luz Do Morro 5. Starlet 6. Carta De Carioca 7. Briza Branca 8. Garota De Ipanema 9. Waiting For Angela 10. Mais Saudage 11. Urban Walker
邦題「ブラジル流」。ブラジル音楽風フュージョン。音がスムース系でなくて、リズムが強調されてけっこう気持ち良い。3曲を除きメンバーのオリジナル。それでいて心地良いサウンドとメロディー、キメなどで楽しませてくれます。豪快なパーカッションで意表をつかれたジョビン作の1曲目、国府弘子作のメロディが印象的な2曲目、サンバのノリが気持ち良い3曲目、トニーニョ・オルタのヴォーカル(コーラス?)が渋くせまる4、9曲目、こちらもノリノリの5曲目、リオからの風が吹いてくるような心地良い6曲目、仙道さおりのコーラスも交えた渋めで後半盛り上がる7曲目、7拍子「イパネマの娘」も意表をついていて面白い8曲目、ほのぼのと明るい雰囲気の10曲目。そしてシンプルでフュージョンっぽい仕上がりの11曲目。
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