Memories Of Bill Evans - A Tribute To Bill Evans
ここでは国府弘子の参加しているオムニバス・アルバムというくくりですが、他でも日本のピアニストでけっこう有名な人が多いですね。収録時間も66分と長めで、カラフルな演奏を楽しめます。ビル・エヴァンスへのトリビュート・アルバムというのはたくさん出ていて、それをひとくくりにしてまとめて置いてあるのですが、このアルバムだけ別の場所にあって、またもや聴かないでブログの原稿を考える1歩手前でした。エヴァンスの弾き方を意識した演奏する人も、あくまでもトリビュートとしてマイペースに演奏する人もいますけど、通しで聴いてもなかなか楽しめます。最近はこういうアルバム、少ないような気がしています。
Memories Of Bill Evans - A Tribute To Bill Evans(JVC) - Released 1999. (9曲目のパーソネル)Yoshiko Kishino(P), Mitsuaki Furuno(B), Yasushi Ichihara(Ds), (11-12曲目のパーソネル) Hiroko Kokubu(P), Toshiaki Ohtsubo(P, Per), Yoichi Yahiro(B), Masayuki Muraishi(Ds) - 1. Five 2. Waltz For Debby 3. Alice In Wonderland 4. My Funny Valentine 5. A Sleepin' Bee 6. Gloria's Step 7. Bill Bop 8. Peace Piece 9. Nardis 10. Polka Dots And Moonbeams 11. My Romance 12. Israel 13. Blue In Green
塩谷哲トリオ(ソロもあり)、山下洋輔ウィズ齋藤ネコ・クァルテット(ソロもあり)、佐山雅弘トリオ、笹路正徳アンサンブル、木住野佳子トリオ(9曲目)、益田幹夫トリオ、国府弘子グループ(11-12曲目)と、7人のピアニストがそれぞれビル・エヴァンスの愛奏曲を中心に演奏をしています。意外に山下洋輔はきれいな演奏でした。マイペースで思いきったアレンジの国府弘子の演奏と、オリジナルもあってジョージ・ラッセルを意識しているかなあ、と思う笹路正徳が個人的には好みなのですが、聴いてみると、どのピアニストも甲乙つけがたい 演奏をしています。何と佐山雅弘トリオはそのままポンタBOX。木住野佳子トリオはあの「ピース・ピース」を演奏。美しい益田幹夫の演奏。けっこうオーソドックスでよい塩谷哲。(99年12月16日発売)
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