Directions In Music - Live At Massey Hall/Herbie Hancock, Michael Brecker, Roy Hargrove
ハービー・ハンコックも参加作が多いので、まだブログにあがってないものもあるかもしれませんけど、いちおうこのアルバムでひと区切りとしたいと思います。このアルバムはマイケル・ブレッカーもいるし、なかなか気合の入ったアルバムになっています、特に「マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンの生誕75周年記念ライヴ」というのが効いているのでは、と思いますけど、こういうメンバーが集まって、ジャズの演奏を真剣にやっているのは、今ではけっこう懐かしい時代になってしまいました。今はマイケルもいないですしね。演奏も悪かろうはずはなく、今ではCDの入手性よりも、ストリーミングで聴けてしまうので、ずいぶん音楽が近くなったものです。
Directions In Music - Live At Massey Hall/Herbie Hancock(P), Michael Brecker(Ts), Roy Hargrove(Tp)(Verve) - Recorded October 25, 2001. John Patitucci(B), Brian Blade(Ds) - 1. The Sorcerer 2. The Poet 3. So What/Impressions 4. Misstery 5. Naima 6. Transition 7. My Ship 8. D Trane
マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンの生誕75周年記念ライヴなので、気合いが入っています。ただ、半分ほどは今回の参加メンバーの曲なので、トリビュートをしつつ、そこで自分たちの表現をしているのかな、という感じも。ガツンと勢いのある1曲目ではじまって、不思議な緊張感が漂ってくる静かな2曲目。3曲目の穏やかな出だしの「So What」は今まで聴いたことがないようなアレンジで盛り上がってなだらかに「インプレッションズ」に移って終わります。7曲目はバラード。6曲目はけっこう勢いがあり、8曲目はだんだん盛り上がります。このメンバーならではの見事なサウンドですが、やっはりハンコックとブレッカーの存在感がスゴいな、と思いました。特にテナーのソロでの5曲目「ナイーマ」は印象的。(02年5月29日発売)
« Jazz Is A Spirit/Terri Lyne Carrington | トップページ | More Than You Know/Hiroko Kokubu(国府弘子) »
「音楽」カテゴリの記事
- Spirit Fall/John Patitucci(2025.03.10)
- Skrifum/Jon Balke(2025.03.09)
- Lullaby/Mathias Eick(2025.03.08)
- Winter Poems/Yuval Cohen Quartet(2025.03.07)
- Just/Billy Hart Quartet(2025.03.06)
「ジャズ」カテゴリの記事
- キングインターナショナル、4月25日に事業終了とのこと(2025.03.13)
- Spirit Fall/John Patitucci(2025.03.10)
- Skrifum/Jon Balke(2025.03.09)
- Lullaby/Mathias Eick(2025.03.08)
- Winter Poems/Yuval Cohen Quartet(2025.03.07)
« Jazz Is A Spirit/Terri Lyne Carrington | トップページ | More Than You Know/Hiroko Kokubu(国府弘子) »
コメント