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2022/01/15

Another Mind/Hiromi Uehara(上原ひろみ)

Ueharaanother3連休中に、上原ひろみのプレイリストをストリーミングで聴いていたら、私この人を好きな割には、常に新譜しか聴かないなあ、と思ったわけです。そして過去のアルバムをさかのぼってみたら、今とは違うけど、けっこういいなあ、と思えました。そこで調べたら、このデビューアルバムだけがブログに掲載されてなかったんですね。ちょっと順番を変えて、このアルバムを先に取り上げました。メンバーもまだ固定していない時期のアルバムですけど、冒頭からもうすごい。けっこう過激。やっぱりいきなりTelarcから発売になるわけだわ、と思いました。もうこの頃から、今につながるエッセンスが詰まっていますもんね、このアルバム。

 

Another Mind/Hiromi Uehara(P)(Telarc) - Recorded September 16-18, 2002. Mitch Cohn(B), Dave DiCenso(Ds), Guests: Anthony Jackson(B), Jim Odgren(As), Dave Fiuczynski(G) - 1. XYZ 2. Double Personality 3. Summer Rain 4. Joy 5. 010101 6. Truth And Lies 7. Dancando No Paraiso 8. Another Mind 9. The Tom And Jerry Show (Bonus Track)

全曲上原ひろみの作曲。デビュー作ですが、すでに貫禄十分のファンクだったり変拍子もあったりと、カラフルな構成。とにかくバカテク。いきなり飛ばした変拍子の、頭部に大打撃をくらうような1曲目、各パートのソロのみの演奏も交えて変幻自在に展開していくテーマだけフュージョン調の11分台の2曲目、ノリの良いストレートなフュージョンの3曲目、ゆったりとしたバラードで、時折り演奏も興味深い4曲目、ファンク系で4ビートもあったり、さまざまに表情を変えていく5曲目、哀愁を漂わせつつ盛り上がる6曲目、バリバリと弾きこなしていくラテン系の7曲目、メロディアスで荘厳な雰囲気すらあるドラマチックな展開のタイトル曲の8曲目。ソロの9曲目は超絶なボーナス・トラック。デヴィッド・フュージンスキーは2曲目に参加。(03年6月25日発売)

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