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2022/01/27

Sci-Fi/Christian McBride

Christianscifi ハービー・ハンコックのサイド参加作でまだ取り上げてないもの、といっても、大半のアルバムが1-2曲しか参加していないし、CDをどこに置いてあるのか分からないしで、なかなか苦戦しています。今はクリスチャン・マクブライドは自主レーベルでジャズの王道路線のアルバムを次々に発表していますが、この当時はヴァーヴからある種当時の現代ジャズのサウンドのアルバムを出していたんですね。ギターにデヴィッド・ギルモアを配しているあたり、なかなか狙っているのでは、と思わせます。都会的でカッコ良いジャズなんですが、手持ちが多くなると買ったときからしばらくしか聴いてなかったんじゃないかと、少々反省しています。

 

Sci-Fi/Christian McBride(B, etc)(Verve) - Recorded February 10-12, 2000. Ron Blake(Ts, Ss), Shedrick Mitchell(P), Rodney Green(Ds), Herbie Hancock(P), Dianne Reeves(Vo), Toots Thielmans(Harmonica), James Carter(Bcl), David Gilmore(G) - 1. Aja 2. Uhura's Moment Returned 3. Xerxes 4. Lullaby For A Ladybug 5. Science Fiction 6. Walking On The Moon 7. Havona 8. I Guess I'll Have To Forget 9. Butterfly Dreams 10. Via Mwandishi 11. The Sci-Fi Outro 12. Sister Rosa

オリジナルが中心なのですが、スティーリー・ダンやスティングの曲があったりします。それがけっこうジャズとしてもいい感じの曲。3曲目のハンコックのピアノソロ、それに続くマクブライドのベース・ソロがスゴい。5曲目のタイトル曲はテーマもカッコ良く、ドラマチックで、デヴィッド・ギルモアのギターがハマッています。アコースティック・ベースで勝負するウェザー・リポートの7曲目も面白い。10曲目はハンコックのムワンディシというバンドに捧げられたもの。全体を通してジャズの新しいサウンド、というイメージ。ジャズ以外のいろいろなところから影響を受けて作った曲は、ある意味ではメロディー・メイカーで、印象に残ります。陳腐な表現ですがカッコええアルバム。ハービー・ハンコックは3、4曲目に参加。(00年8月30日発売)

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