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2022/01/16

Joy Ryder/Wayne Shorter

Waynejoyri ジェリ・アレンのサイド参加作、どこまでがブログに掲載されているのか分からないので、特集を組んでいる他のミュージシャンのリーダー作を除き、1つずつ検索をかけて重複がないか調べてます。そうしたら、このCDが出てきました。発売された当時はかなり聴きこんでいたようで、CDケースに多くのCD棚から出し入れして擦った後がありました。このアルバムの1曲目は今聴き返してもかなり印象的ではありますし、脳に刷り込みが入っている感じです。フュージョン/ファンクに属するのでしょうけど、これが30年以上前に作られた音楽ということはかなり斬新な音楽ではなかったかなあ、と思います。そこに参加するジェリも、けっこう貫禄ありますし。メインはキーボードのパトリース・ラッシェンではありますが。

 

Joy Ryder/Wayne Shorter(Ss)(Sony) - Released 1988. Terri Lyne Carrington(Ds), Nathan East(B), Patrice Rushen(Key), Herbie Hancock(Synth), Geri Allen(P, Synth), Darryl Jones(B), Frank Colon(Per) Dianne Reeves(Vo) - 1. Joy Ryder 2. Cathay 3. Over Shadow Hill Way 4. Anthem 5. Causeways 6. Daredevil 7. Someplace Called "Where"

全曲ウェイン・ショーターの作曲。彼の音楽は、ちょっと聴くとポップなようにも思えるのですが、フレーズの飛び方やコード進行などが他に負けず劣らずトンガっています。決して簡単ではない音楽なのに、サウンドが心に焼き付きます。その良い例が1曲目のタイトル曲で、不可思議なショーターワールドを満喫できるはず。ここではジェリ・アレンやハービー・ハンコックも対抗していますが、結局ウェイン・ショーター・ワールドになってしまっています。硬質なフュージョン・アルバムとして楽しめます が、ウェイン・ショーター自体のアルバム発表枚数が少ないので貴重かも。ジェリ・アレンは1-3、5、7曲目に、ハービー・ハンコックは4、7曲目に参加。何とダイアン・リーヴスも7曲目に参加して不思議なメロディの曲を歌っています。

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