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2022/01/17

The Collective/Cecil Brooks 3rd

Cecilbrookcollジェリ・アレンの参加作、ブログにあがってないのは残り5枚くらいなので、そのまま続けてしまいます。いろいろな演奏に参加していますけど、このようにM-BASE一派の名前がズラリと上がっているアルバムにも参加しています。セシル・ブルックス・3世の参加作が、他ではブログ上にはないのですが、まだホームページのどこかにあるのかどうか。自分が持っているリーダー作というのはこれだけですが、ストリーミングで調べると何枚も出てきます。とは言うもののこのアルバム、オーソドックスなサウンドの曲が多かったりするので、そこが個性的だったのか。M-BASEのミュージシャンは譜面にも強いし、普通の演奏もできます。まあ、こういうアルバムもあったということで。収録時間は37分。

 

The Collective/Cecil Brooks 3rd(Ds)(Muse) - Recorded March 27, 1989. Gary Thomas(Ts), Greg Osby(As, Ss), Geri Allen(P), Lonnie Plaxico(B) - 1. The Sketch Is The Sky 2. We'll Be Together Again 3. Ace Boy (Little Cece) 4. Sunshine 5. Are You Real 6. West Coast Blues 7. Temptation

メンバーを当時の言葉で言えば、ブルックリン派で固めています。が、スタンダードも半分あり、 セシル・ブルックス・3世のオリジナルも割と普通に演奏している曲が多いので、意外といえば意外。例えばグレッグ・オズビー作の1曲目も、テーマは難しそうですが普通のジャズに聞こえます。3曲目はカリプソの陽気な演奏。当然スケールはアウトすることもありますがご愛嬌。4曲目もオリジナルですが、非常にメロディアス。2、5-7曲目のスタンダードもよくフレーズが歌っていて、彼らの実力が分かると思います。例えば5曲目、このメンバーでベニー・ゴルソンを演奏するとテーマが普通(高めのゴルソン・ハーモニー?)で笑えますが、アドリブはバップイディオムから外れて彼らならではの味が出ています。

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