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2021/12/03

Live At The Village Vanguard Volume II (MDW NTR)/Steve Coleman And Five Elements

Stevelivevilスティーヴ・コールマンの新作が届いたので、先に聴きます。ここまでが11月分としてカウント。昨年もヴィレッジ・ヴァンガードのライヴが出たのですが、これは録音がその約1年後。M-BASEは’80年代にけっこう話題になったのですけど、彼自身は今もその核となって実践しているようです。そこがうれしい。ただ、そのサウンドの関係で、やっぱり聴く人を選ぶかなと思います。まあ、変拍子ファンクの、ある意味元祖なんですけどね。ベーシストは8分音符で弾いていることが目立ちますが、それがビート感を作り出すとともに、変拍子を支えているものだと思います。世間ではすでに忘れ去られているかもしれませんが、活動はしっかりやってます。フェードインで曲が入ってくることが何か所かあるのは少々残念。

 

Live At The Village Vanguard Volume II (MDW NTR)/Steve Coleman(As) And Five Elements(PI Recordings)(輸入盤) - Recorded May 11-13, 2018. Jonathan Finlayson(Tp), Kokayi(Vo), Anthony Tidd(B), Sean Rickman(Ds) - 1. Menes To Midas 2. Unit Fractions 3. Little Girl I'll Miss You 4. Compassion(Drum Solo) - Acsending Numeration - DeAhBo(Reset) 5. Pad Thai - Mdw Ntr 6. 9 To 5 7. Mdw Ntr 8. Rumble Young Man, Rumble 9. Khet & KaBa 10. DeHaBo(Reset) 11. 9 To 5 - Mdw Ntr

(21/11/30)ライヴ演奏の2枚組。収録時間は133分もあります。3曲目と4曲目のメドレーの冒頭が他の人の曲の他は、全曲スティーヴ・コールマンの作曲。今やM-BASEの正統派として生き残る演奏は相変わらずの個性で、1曲目もアルト・サックスのみからはじまり、8分の7拍子で徐々に他のメンバーが加わって、8分音符のベースのリズムに乗っかって進んでいく粘り気のある演奏。静かなところから盛り上がるところまで、有機的に絡み合いながらバップではなくて個性的なフレーズと、変拍子ファンク多めの彼ならではの演奏が続きます。ヴォーカルや時にヴォイス(ラップ的?)も、インパクトがあります。ホーンでのリズムの合いの手も、いかにもM-BASEぽくっていい。聴く人を選ぶかもしれないけれども、ハマると面白い。

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