Twilight Time/Benny Wallace
またベニー・ウォレスのアルバムに戻ります。このアルバムともう1枚、ブルーノートからアルバムを出すようになります。エンヤの前作から引き継いでいるメンバーもあるとはいえ、曲ごとにメンバーも替わり、そのメンバーもけっこう豪華なことになってます。ただし、肝心のベニーは相変わらずマイペースな演奏に終始していますけど。それでもそれを取り囲むメンバーによって、アルバムから受ける印象はだいぶ違うものになりますね。物量作戦ともいえるのですけど、その後にまたエンヤに戻っていくのは、やはりあまりセールスがうまくいかなかったのか、どうか。まあ、これはこれで面白いアルバムなのですけど。収録時間は47分。
Twilight Time/Benny Wallace(Ts)(Blue Note) - Released 1986. Ray Anderson(Tb), Bob Cranshaw(B), Jack DeJohnette(Ds), Dr. John(P, Organ), Rabbit Edmonds(Sax), Eddie Gomez(B), Chris Parker(Ds), Bernard Purdie(Ds), John Scofield(G), Stevie Ray Vaughn(G) - 1. All Night Dance 2. Is It True What They Say About Dixie? 3. Sainte Fragile 4. Tennessee Waltz 5. Fresh Out 6. Willie Mae 7. Trouble In Mind 8. Saint Expedito 9. Twilight Time
ごついテキサス出身のニュー・オリンズ・テナー・サウンドのジャズとでも言うのでしょうか。渋さと土臭さ(失礼!)が入り混じったような感じで、これはこれで面白いものがあります。1曲目と7曲目はスティーヴィー・レイ・ボーンのギターが入っていて、こちらもなかなかグッときます。ジャズというよりはブルースか。2曲目もけっこう明るい。ブラス中心のニュー・オリンズ・ジャズ(ちょっと違いますが)を思わせる3、8曲目、やはり大らかな4曲目、音が飛びまくるテーマでノリの良い5曲目、やはりこれもブルースと言うべきかと思う6曲目。そして泣かせるタイトル曲の9曲目。2-6、8-9曲目にエディ・ゴメスが、2、4-5曲目にジャック・ディジョネットが、ジョン・スコフィールドが4-6、8-9曲目に参加 しています。
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