Corea.Concerto/Chick Corea
チック・コリアの’00年前後のアルバム。案外クラシックのアルバムも出している彼ですが、このアルバムは、クラシック主体に加え、オリジンのジャズのメンバーも演奏をしているという、ちょっと変わったアルバム。後半の方はアヴィシャイ・コーエンとジェフ・バラードのみ参加です。アルバムコメントを書いているのは’99年のことなので、「クラシックに関しては分かりませんが」なんてことを書いてますけど、あれから数百枚は聴いていますので、完全に初心者ってわけではなくなりました。ただやっぱりジャズやフュージョンの方が自分には向いているなあ、とは思いますけれども。
Corea.Concerto/Chick Corea(P)(Sony Classical) - Recorded April 3, 6 and 7, 1999. Avishai Cohen(B), Jeff Ballard(Ds), Steve Davis(Tb), Bob Sheppard(Ts, Fl), Steve Wilson(Ss, Fl), Steven Mercurio(Cond), London Philharmonic Orchestra - 1. Spain (Arranged For Sextet And Orchestra) 1-1. Opening And Introdution 1-2. Spain Theme 1-3. Conclusion 2. Concerto No.1 For Piano And Orchestra 2-1. Part One 2-2. Part Two 2-3. Part Three
オーケストラとの演奏。1曲目はスペイン(セクステットとオーケストラ版)だけれども、最初の部分がほぼクラシック寄りの内容です。中ほど以降の部分がほぼそのままジャズなのでこのあたりは普通に鑑賞(?)することができます。ジャズファンの私としてはやっぱりオリジナルヴァージョンやGRPオールスターズのヴァージョンの方が好み(似ている部分もありますが)。これはこれで分かる気はするのですけれど。2曲目がチック・コリア作曲の「ピアノ協奏曲第1番」。こちらはそのまんまクラシックという感じです。ただしやっぱりチック・コリアの作曲だなあ、と思われる部分がけっこうあって、そういう意味では面白いかもしれない。 クラシックに関しては分かりませんが、それなりに楽しめます。でも、彼のファン向けか。(99年11月20日発売)
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