Midnight In The Garden Of Good And Evil
映画のサウンドトラックで、比較的ブラッド・メルドーの割合が多めなので、ここで紹介してしまいます。収録時間は58分。クリント・イーストウッドが絡む映画はどれもいいのだけど、残念ながらこの映画(邦題「真夜中のサバナ」)は観たことがありません。昔はこういうサウンドトラックもスウィングジャーナルなどでどんどん紹介されていたので、けっこう持っています。曲ごとにメンバーが替わったり、大編成だったりと豪華なので、たまに聴く分には、いい感じで聴けて、しかもゴージャスな感じを味わえるのがいいですねえ。イーストウッドはジャズが分かっているから、このアルバムもいい感じに仕上がっています。
Midnight In The Garden Of Good And Evil(Malpaso) - Released 1997. K.D. Lang(Vo), Joshua Redoman(Ts), Brad Mehldau(P), Charlie Haden(B), Ralph Penland(Ds), Christian McBride(B), Gregory Hutchinson(Ds), Kevin Eubanks(G), Dan Higgins(As), Peter Christlieb(Ts), Warren Luening(Tp), Bill Watrous(Tb), Ernie Watts(Ts), Clint Eastwood(Vo), Michael Brecker(Ts), Larry Grenadier(B), etc. - 1. Skylark 2. Too Marvelous For Words 3. Autumn Leaves 4. Fools Rush In 4. Dream 6. Days Of Wine And Roses 7. That Old Black Magic 8. Come Rain Or Come Shine 9. Ac-cent-tchu-ate The Positive 10. This Time The Dream's On Me 11. Laura 12. Midnight Sun 13. I'm An Old Cowhand 14. I Wanna Be Around
邦題「真夜中のサバナ」(オリジナルサウンドトラック)。参加ミュージシャンは、K.D.ラング、ジョー・ウィリアムス、ポーラ・コール、ローズマリー・クルーニー、ブラッド・メルドー、カサンドラ・ウィルソン、ケヴィン・スペイシー、アリソン・イーストウッド、クリント・イーストウッド、アリソン・クラウス、ケヴィン・マホガニー、ダイアナ・クラール、ジョシュア・レッドマン、トニー・ベネットなどで、豪華なゲストが1曲ごとに変わっていきます。ブラッド・メルドーは1、2、5、9、11曲目に参加。特に5曲目はブラッド・メルドーのピアノがフィーチャーされています。 露出度は高いかも。有名なスタンダードも多い。編成も大きい曲も多く、この点でも超豪華なのですが、私にとっては落ち着きすぎているという印象も何となく しています。
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コメント
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工藤さん,こんばんは。なかなか渋いところが出てきましたねぇ。
私の場合,Brad Mehldauの追っかけなので,映画のサウンドトラックでも,そこでしか聞けない演奏があれば全部買いですが,これなんて,結構入っていますから納得です。Brad Mehldauはたまに映画のサウンドトラックを手掛けますし,最近で言えば"Mon Chien Stupide"ってのがありましたが,ダウンロード・オンリーですしねぇ。
本作とか,"Space Cowboy"とかはおっしゃる通り,Clint Eastwoodがわかってるねぇって感じだと思いますね。久しぶりに聞いてみようっと(笑)。
投稿: 中年音楽狂 | 2021/11/06 17:50
>中年音楽狂さん
こんばんは。
ブログになくてホームページにあるものを、ただ探して紹介しているだけなんですけど、なかなかCDが見つからず(処分はしてないはずなんですが)、難航してます。とうとうストリーミングにもなくて、当時聴いた記憶だけを頼りに出てくるものも、後日あります。
マルパソレーベルですね、イーストウッドの映画音楽というかサウンドトラックは。けっこういいですね。こういうアルバムが当時は国内盤で普通にでいて、ジャズ雑誌で紹介されていた頃が懐かしいです。メルドー関連は、もう少し(数日ぐらい)続きます。
投稿: 工藤 | 2021/11/06 18:44