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2021/10/07

Blues Dream/Bill Frisell

Billbluesd ビル・フリゼールの’01年作。マイナーなスローのブルース的な曲が1曲目にあって、いわゆる普通のブルース的なブルースの曲集ではないなあ、というのは聴いていて思いました。でも彼らしいといえばこの上なく彼らしいアルバムなので、そういう意味ではけっこううれしいですね。彼のアルバムというと、ECMでの初期3枚と、あるいは新作ばかり聴いているので、このような20年ぐらい前のアルバムを久しぶりに聴くのもなかなかいい感じではあります。どこを切っても金太郎あめ的にフリゼールの音楽ですが、やはりアルバムごとに印象が違ってくるのは、彼の引き出しの多さを表しているのでは。そんなに大きい変化ではないですが。

 

Blues Dream/Bill Frisell(G)(Nonesuch) - Released 2001. Greg Leisz(Steel G), Ron Miles(Tp), Billy Drewes(As), David Piltch(B), Kenny Wollesen(Ds, Per), Curtis Fowlkes(Tb) - 1. Blues Dreams 2. Ron Carter 3. Pretty Flowers Were Made For Blooming 4. Pretty Stars Were Made To Shine 5. Where Do We Go? 6. Like Dreamers Do (Part One) 7. Like Dreamers Do (Part Two) 8. Outlaws 9. What We Do? 10. Episode 11. Soul Merchant 12. Greg Leitz 13. The Tractor 14. Fifty years 15. Slow Dance 16. Things Will Never Be The Same 17. Dream On 18. Blues Dream (Reprise)

ブルースの曲が多いアルバム。とは言うもののフツーのブルース(聴いた事はありませんが)ではない感じ。何たって全曲オリジナル。曲によりホーンセクションがいい味を出していて、やっぱり彼独自のダークな、あるいは 時によって明るい世界を表しているようなサウンド。メンバーといい、サウンドといい、やっぱり彼の曲とギターを聴くためのアルバムかな、と思います。ブルースばかりではなくて明るいカントリーの世界が表出している曲も何曲もあります。全部で18曲あり、カラフルな世界を堪能。ジャズ度はほとんどなしですけれど、なぜかジャズやブルースを感じる部分があるのは、やっぱり彼のキャラクターによるものかも しれません。ただ、少々聴く人を選ぶので、やっぱり彼のファン向けか、と思います。(01年3月23日発売)

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