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2021/10/15

Shadow Plays/Craig Taborn

2693ECMの新譜2枚目でとりあえず一段落。これはCraig Tabornのコンサートレコーディングで、収録時間は76分あります。おそらく完全即興演奏ではないかと思われ、穏やかに進むところ、盛り上がるところ、アブストラクトなところ、ミニマルなところ、いろいろな要素が入っています。この時間を聴き通すにはやや難解だなあ、と思う方もいらっしゃると思うので、聴く人を選ぶかも、という文言を使いました。こういう時、キース・ジャレットなら難解でも有無を言わさずついてこい的な迫力があるのですが、この人の場合、もっと自由にどうぞという感じにも聴こえます。まあ、それについてはまず聴いてみてからということで。最近はストリーミングもありますし。

 

Shadow Plays/Craig Taborn(P)(ECM 2693)(輸入盤) - Recorded March 2, 2020. - 1. Bird Templars 2. Discordia Concors 3. Conspiracy Of Things 4. Concordia Discors 5. A Code With Spells 6. Shadow Play 7. Now In Hope

(21/10/13)Wiener Konzerthausでのライヴ録音で、おそらくピアノは即興演奏だと思われます。収録時間は76分。静かなところから、盛り上がりのあるところまで、ドラマチックにコンサートは進行していきますが、やはり流れを意識しているのか、それともその場でどこへ行くのか決めているのか、彼の構成力を感じます。次はどこに行くのか。その流れに身をゆだねていくのがいいと思いますが、時にアブストラクトなアプローチになってみたり、クラシックや現代音楽の緊張感もそのフレーズからは感じます。時に同じフレーズを繰り返したりしますが、彼のピアノは思索的な部分が多い印象。抽象的な部分もさりげなく織り込む。結果的にはレーベルカラーに合っているための採用だったのかも。ある意味聴く人を選ぶアルバム。

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