Headline/Steve Khan
スティーヴ・カーンのリーダー作を時系列的に。このアルバムは前作「Let's Call This」のアコースティックのトリオと、ドラムスにデニス・チェンバースが新たに加わったフュージョンの3曲が組み合わさっています。収録年月を見ていると、前作の残りテイクではないようですけど、どうしてこの2つのバンドを合わせて出したのかは、不明。曲目は似た傾向のもので演奏していますけど。まあ、ファンにとってはこれで58分聴けるのだからうれしいことはうれしい。ただ、流して聴いていると、突然アコースティックがエレクトリックになるので、基礎知識なしに聴いて「何があったんだ」と曲とクレジットを見直す、ということはありますね。個人的には当時はデニス・チェンバースのドラムス、けっこう好きでした。
Headline/Steve Khan(G)(Polydor) - Recorded January 12 and 19, 1992. Ron Carter(B), Al Foster(Ds), Anthony Jackson(B), Dennis Chambers(Ds), Manolo Badrena(Per) - 1. Tyrone 2. The Blessing 3. Autumn In Rome 4. Turnaround 5. Ontem A Noite 6. Water Babies 7. All Or Nothing At All 8. Hackensack 9. Caribbean Fire Dance
(99/07/07)このメンバーでの2枚目の録音となるロン・カーター、アル・フォスターとのアコースティック・トリオ(1-3、5-6、8曲目)と、デニス・チェンバースを含むエレクトリックなクァルテット(4、7、9曲目)の2グループによる録音 になっています。曲はジャズメン・オリジナル やスタンダードが中心の構成。アコースティック・トリオの方は、ジャジーでスウィングするノリで、しかも曲が曲なのでテーマはメロディアスですが、ギターでのアドリブは金太郎アメ的スティーヴ・カーンの世界。こういう世界も楽しい。エレクトリックな方もメンバーがメンバーなので迫力があります。こちらも有名な曲が多いです。好みとしては、やはりエレクトリックなクァルテットの方。 ただ、アコースティックの方もややリラックスして聴けます。
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