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2021/09/29

Rendezvous/Jacky Terrasson & Cassandra Wilson

Jackycassa カサンドラ・ウィルソンのジャッキー・テラソンとの共演盤。ストリーミングの方も念のため調べたら、テラソンが主で、カサンドラはフィーチャリングになってました。まあ、日本盤の売り方で共演盤として対等な扱いにしてあるのか。インストルメンタルの曲も5曲あるけど、でもその方がそのアルバムを表しているとは思うのですけど。収録時間は58分。ヴォーカルにピアノ・トリオとパーカッションが入っているシンプルな構成のため、より各人の個性が出ている感じがしてます。彼女がピアノ・トリオをバックに歌うというのも、この時点では少ないですし。2、13曲目でベースがケニー・デイヴィスに交代しますが13曲目の方はエレクトリック・ベースなので分かる(でも地味)にしても、2曲目の方はクレジットを見ないと気が付かないかも。

 

Rendezvous/Jacky Terrasson(P) & Cassandra Wilson(Vo)(Blue Note) - Recorded January & April 1997. Lonnie Plaxico(B except 2, 13), Kenny Davis(B on 2, 13), Mino Cineru(Per) - 1. Old Devil Moon 2. Chan's Song 3. Tennessee Wartz 4. Little Boy Lost 5. Autumn Leaves 6. It Might As Well As Be Spring 7. My Ship 8. I Remember You 9. Tea For Two 10. If Ever I Would Leave You 11. Chicago 1987 12. Come Rain Or Come Shine 13. Medieval Blues

邦題「テネシー・ワルツ」。2人の個性的なスタンダード集。聴いていてゾクッとくる感じはあります。ピアノも曲によってはギリギリのところで音を選んでいます。1曲目からしてそのアフリカンな黒さと緊張感がただ者ではありません。3曲目は有名な曲ですがブルージーな演奏。囁くように静かに歌う4、10曲目、抑えすぎて途中までどうにも原曲が分からない6曲目、比較的オーソドックスな7曲目、長い前奏でピアノが活躍して歌で盛り上がる8曲目、常識をくつがえすサウンドの9曲目。12曲目はイメージに描いていた通りのサウンドでピアノソロもいい感じ。2、5(音数が少ないシリアスな「枯葉」)、11 (ジャッキー・テラソンの曲)、13(ミノ・シネルの曲)曲目はピアノやエレキピアノでのインストルメンタル。

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