Yes, Please!/Fourplay
この時期定期的にフォープレイのアルバムが出ています。もうこのあたりになってくると曲ごとに覚えるということよりも、心地よい演奏をアルバムを通して聴くというかたちで楽しんでいることが多いです。売れていたのもこの辺の心地よさと曲やサウンドの安定感があるのかもしれませんね。曲もメンバーがそれぞれ持ち寄ってますし、スーパーバンドがこの後も続いていきます。今聴くと1枚当たりの演奏時間がこの時期長めなアルバムが多いのですが、それもこの時代の特徴ですね。このバンドのアルバムのコメントも、自分でも感じますが、演奏と同じく大いなるマンネリの感じで書いているのですが、まあ、実際に聴いてみてください。心地よいですよ。
Yes, Please!/Fourplay(Warner Bros) - Released 2000. Bob James(Key), Nathan East(B, Vo), Larry Carlton(G), Hervey Mason(Ds), Sherree(Vo) - 1. Free Range 2. Double Trouble 3. Once Upon A Love 4. Robo Bop 5. Blues Force 6. Save Some Love For Me 7. Fortress 8. Go With Your Heart 9. Poco A Poco 10. A Little Fourplay 11. Lucky 12. Meowww
メンバーでのオリジナルのみで構成。超一流のミュージシャン達が難しさを感じさせず、相変わらず聴きやすいフュージョンを演奏しています。これも大いなるマンネリと言うべきか。でも退屈はしません。車でのBGMにも良し、じっくりと聴くのも良し、といったところ。ノリの良い曲も楽しめますが、例えば3曲目のバラードや5曲目のマイナーなブルース (これは4人での完全即興かも)などでは、ラリー・カールトンのギターが泣かせます。キーボードもおなじみのボブ・ジェームス節が出てくると、それだけで小躍りしてしまいますが、そういう私は根っからのミーハーなボブ・ジェームス・ファンなのでした。肩の力を抜いて、どっぷり浸るのが良いかもしれません。 10曲目はヴォーカル曲。日本盤にはボーナス・トラックが1曲あります。(00年9月6日発売)
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