Natural Ingredients/Richard Tee
タッパン・ジーからのリチャード・ティーの2枚目。このアルバム、CDは国内盤で発売されて、私が買ったのは’02年発売のものですが、紙ジャケットになっています。ちょうどいろいろ紙ジャケ化していた時ですね。ボブ・ジェームスに至ってはCBSでCD化初期で買って、一部ビデオアーツで買い直して、そしてこのビクターから出た紙ジャケ盤を買ってと当時は入れ込んでましたね。その時に他のミュージシャンのアルバムが今日の分まで4枚出ていたので、買ってしまえ、と今ならたぶんそこまで余裕ないな、という買い方をしていたようです。当時はまだ配信という考えすらなかったので、今の倍以上の枚数のCDを買っていたのは、今ではナイショにしておきたい話ですね(笑)。
Natural Ingredients/Richard Tee(P, Vo)(Tappan Zee) - Recorded 1980. Randy Brecker(Tp), Eric Gale(G), Tom Scott(Sax), Mathew Bragg(B), Steve Gadd(Ds), Ralph MacDonald(Per), etc. - 1. What A Woman Really Means 2. Now 3. The Nut's Off Of The Screw 4. Tell It Like It Is 5. Us 6. Back Door Man 7. Spinning Song
リチャード・ティーの第2作。前作に引き続いて陽気な感じは相変わらずですが、ヴォーカル曲は増えてポップ度を増したアルバム。ノリの良いサウンドに乗って彼のヴォーカルを聴くことができる1曲目、シンプルでメロディアスな旋律を彼らしいピアノで奏でて盛り上がっていく2曲目、やはりヴォーカルとバッキングのエフェクターの効いたエレキピアノが彼らしいグルーヴィーな印象の3曲目、ギターも渋く、リラックスして聴けるサウンドの、やはり歌入りの4曲目、リズミカルかつメロディアスに進んで生きつつもかなめはピアノの5曲目、ファンキーでタイトなノリの良さを持つヴォーカルものの6曲目、メンデルスゾーンのクラシックの曲をリチャード・ティーのアレンジで、やっぱり彼流に陽気に聴かせてしまう7曲目。(02年8月21日発売)
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