Snowbound/Fourplay
このところ昔にブログアップ済みということで10年ほどボブ・ジェームス関連のアルバムを飛ばしてしまったのですが、’91年にファーストアルバムを出したフォープレイの、5作目かな?アルバムです。ファーストはけっこうな売れ行きを見せたようで、それで継続的にアルバムを出すようになったようです。これはいわゆるクリスマスアルバムなんですけど、サウンドだけを聴いていると、例えば夏のふだん聴きにもいいんじゃないかな、と思わせるようなサウンドになってますね。これだけのメンバーが、ギターのメンバー交替があったにしても、20年以上続くとは、ファーストアルバムが出た時にはだれも予想してなかったんじゃないでしょうか。
Snowbound/Fourplay(Warner Bros) - Released 1999. Bob James(Key), Nathan East(B, Vo), Larry Carlton(G), Hervey Mason(Ds), Heather Mason(Vo), Marcel East(Synth, Per), Jerry Hey(Tp), Gary Grant(Tp), Larry Williams(Ts), Steven Holtman(Tb), Michael Thompson(G), Gabriela Anders(Vo), Eric Benet(Vo), - 1. Angels We Have Heard On High 2. Hark! The Herald Angels Sing 3. Snowbound 4. The Christmas Song 5. The Ivy Variations 6. River 7. Amazing Grace 8. Christmas Time Is Here 9. Santa Claus Is Coming To Town 10. Away In Ma Manger 11. Merry Little Stroll 12. Auld Lang Syne
クリスマス・アルバムですが、関係ない時にかけても違和感のない上質なサウンドのフュージョン。4曲目のようにエリック・ベネイが歌うヴォーカルの曲があったり、他の曲でもコーラスが入っていたりします。トラディショナルも5曲取り上げられていて、ドナルド・フェイゲン(3曲目でアルバムタイトル曲)、ジョニ・ミッチェル(6曲目)の曲があっても、まさにいつもの彼らならではのリラックスしたサウンド。聴きやすくそれでいてフォープレイの演奏と一聴して分かる演奏は、分かりやすさとある意味の渋さが同居しています。7曲目の「アメイジング・グレース」すら彼らに取り込まれてしまったことに驚きを感じました。3、9曲目はホーン・セクションが入っていて、けっこうゴキゲン。 さすがベテラン4人の顔合わせだと思います。(99年10月27日発売)
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