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2021年8月の記事

2021/08/31

ジ・ユニーク・コンサート/アラン・ホールズワース、ゴードン・ベック、ディディエ・ロックウッド、etc.

Didierunique 延期かと思ったら突然発送された新譜がまた届いたので、順番を変えてまた聴いていきます。このアルバム、最近発掘されたライヴ音源だそうで、そういう意味では、けっこう貴重なんじゃないかと。メンバーはアルバム「サンバード」にディディエ・ロックウッドを加えた編成だし、アラン・ホールズワース参加でのジャズ・アルバムということでも貴重だし。ライヴの音源だということで、1曲の時間も長いのがいいですね。ドックだろうがジャズだろうが、アランの演奏はいつもマイペースなような気もしますけど、ここまで弾ききってくれると、かえって聴いていて気分がいいですね。税込み3,457円は少々高いですが、聴いて元が取れた気分です。

 

ジ・ユニーク・コンサート/アラン・ホールズワース(G)、ゴードン・ベック(P、Key)、ディディエ・ロックウッド(Vln)、etc.(Belle Antique)
The Unique Concert/Didier Lockwood(Vln), Gordon Beck(P, Key), Allan Holdsworth(G), Aldo Romano(Ds), Jean-Francois Jenny-Clerk(B)(Belle Antique) - Recordeed November 1, 1980. - 1. Flight 2. Zebulon Dance 3. Fast Travel 4. Halfway House 5. Sunbird 6. Interview D'Aldo Romano

1、4-5曲目がゴードン・ベックの作曲、2-3曲目がディディエ・ロックウッドの作曲で、6曲目に相当する部分はアルド・ロマーノへのインタビュー(6分ほどのフランス語)。それを含めて68分収録の最近発掘された音源とのこと。CDの音圧は少し低めですが、なかなか頑張ってリマスターされていて、ヴァイオリンやピアノ、ギターの音はけっこうよく聞き取れてます。ロックウッドやホールズワースのファンにはたまらない1枚となりそう。特にギターはけっこう弾きまくりのところもあって、それだけでも価値はありそう。ライヴならではの1曲が長い収録時間なのも含めて、この時期の貴重なアコースティックなジャズの発掘音源として聴く意味はけっこうありそうです。かなりサウンドはジャズなんだけど、ホールズワースはマイペース。(21年8月25日発売)

2021/08/30

The News/Andrew Cyrille Quartet

2681 ECMレーベルの新譜の2日目で一段落。コロナ禍の前のように1か月につき5枚出すということは無くなりましたが、それでも休みの季節を除くと2枚ペースに戻ってきてますね。そしてこのアルバム、プロデューサーがSun Chungで、今までで一番新しい時期のプロデュースになっています。これを録音して退職したのでしょうか。アンドリュー・シリルのECMのリーダー作としては3作目で、前作のワダダ・レオ・スミスが加わったトリオ作のアルバムは、個人的にはあまりピンときませんでしたが、1作目に引き続きで、ピアノを加えたこのアルバムは好きな方ですね。メンバーの多様性のようなものの面白さがあります。

 

The News/Andrew Cyrille(Ds) Quartet(ECM 2681)(輸入盤) - Recorded August 2019. Bill Frisell(G), David Virelles(P, Synth), Ben Street(B) - 1. Mountain 2. Leaving East Of Java 3. Go Happy Lucky 4. The News 5. Incienso 6. Baby 7. Dance Of The Nuances 8. With You In Mind

(21/08/28)1、3、6曲目がビル・フリゼール作、5、7(アンドリュー・シリルとの即興演奏)曲目がDavid Virelles作、2曲目が既成の曲の他はシリルの作曲。収録時間は53分。「The Declaration Of Musical Independence」(ECM 2430)にピアノが加わった演奏。プロデューサーはSun Chung。ドラムスは、どちらかというとパルス状の発信に聴こえますが、サウンドがまとまりつつある進行にアクセントを加えています。個人的にはビルのカラーにある程度染まっているのがうれしい。ピアノがいることで、より流れていく感じが強まったかな、という印象。フリー的なピアノのアプローチの部分も面白く、本来持つ自由への飛翔の部分も、少しですけどありますね。そもそもメンバーがいろいろな方面から集まっているので、それも面白い。

2021/08/29

Overpass/Marc Johnson

2671 ECMの新譜が2枚届いたので聴いていきます。今日はマーク・ジョンソンのソロ・ベースのアルバム。ベースだけというのはなかなかないですが。ECMに限ってみるともう何枚も出ていますね。マークの場合はルートの音を引きながらそこにアドリブを乗せていくという曲が多いようで、音数も多めで、曲として聴けるというメリットがあって、1枚分飽きさせずに聴かせてしまうというメリットがありますね。少しECMにしては音数が多いかなという感じもありますけど、そこはセルフ・プロデュースの強みで、逆にそこがメリットになっている感じです。録音は何とブラジルで行っているようです。それも理由の一つにあるのかな?

 

Overpass/Marc Johnson(B)(ECM 2671)(輸入盤) - Recorded January and February 2018. - 1. Freedom Jazz Dance 2. Nardis 3. Samurai Fly 4. Love Theme From Spartacus 5. Life Of Pai 6. And Strike Each Tuneful String 7. Yin And Yang 8. Whorled Whirled World

(21/08/28)1曲目がエディ・ハリス作、2曲目がマイルス・デイヴィス作、4曲目が映画音楽の他は、マーク・ジョンソンの作曲ないしは即興演奏。収録時間は43分で、アコースティック・ベースのソロになっています。プロデュースはマーク・ジョンソンとイリアーヌ・エライアス。1曲目はベースパートを奏でつつのそこにメロディのアドリブをはさんでいるので、ノリがあって退屈させない演奏になってます。他の曲でもその攻め方は実践しているようで。3曲目は音からすると多重録音のようですが。さすがやり手のベテラン・ベーシストという雰囲気の曲が続き、ECMにしては少し賑やかかな、という感じも、おそらく持ち込み音源だからなのかも。それでいて、ベース・ソロでの間というか、自然発生的にできてくる空間を大切にしています。

2021/08/28

Arrows/Steve Khan

Stevearrows スティーヴ・カーンのリーダー作。ソニー(CBS)では3作目でラストのアルバム。改めて聴き直してみると、このあたりのサウンドもいいですねえ。ウィル・リーとスティーヴ・ガッドのコンビも盤石ですし(曲によってはリック・マロッタがドラムスのこともあります)。それでもこの時代は、やはり売れセンとの兼ね合いは常に意識されていた、と考えるべきでしょうか。とにかく参加メンバーが豪華なのは、3作に共通していることで、メンバーそれぞれのテクニックと、全体のアレンジはけっこう意識されていた感じではあります。ただ、やりたい方向が前2作に比べて割とはっきり見えてきている、という点では、そこをたどっていくのは興味深いです。

 

Arrows/Steve Khan(G)(SME) - Recorded 1979. Jeff Mironov(G), Don Grolnick(Key), Will Lee(B), Steve Gadd(Ds), Eroll "Crucher" Bennett(Per), David Sanborn(As), Randy Brecker(Tp), Michael Brecker(Ts, Ss), Rob Mounsey(Synth), Rick Marotta(Ds) - 1. City Suite 2. Candles 3. Daily Village 4. Some Arrows 5. Calling

豪華なメンバーが集まっています。やはり売れセンを意識しつつもギターソロはすでに独特の雰囲気が。セルフ・プロデュース(あとひとりクレジットされていますが)なので、やりたい方向が前作に増してはっきりしてきた感じ。全曲オリジナルでしかも1曲目は組曲。出だしはブレッカー・ブラザースのサウンドが出ていて、ドラマチック。その曲の途中にあるドラムソロはインパクトがあります。ゆったりしていて浮遊感も漂う2曲目、アコースティック・ギターで奏でる幻想的なフレーズの3曲目、聴いていて気持ちが良い豪快なシャッフルの4曲目、リズムが少しずつ変わっていってサウンドもそれに伴って変化する5曲目。マイケル・ブレッカーは1-3曲目に、ランディ・ブレッカーは1曲目に参加 しています。(99年7月23日発売)

2021/08/27

レゾナンス/チック・コリア&小曽根真

Chickozonereso ずいぶんと久しぶりに新譜が届いたので聴きました。新譜と言ってもチック・コリアは亡くなっているので、’16年のライヴの収録ですけど。それでも小曽根真とのデュオの2枚組なので、けっこう興味深く聴くことができました。この2人だとレベルがかなり高いため、格調高いクラシックを聴くような場面が多いのですがそれでもけっこう個人的には楽しく、素晴らしいアルバムとして聴けました。日本でのライヴのツアーの中でのベスト・テイクを集めたものだそうです。2人が一体化しているような感じで、即興でここまでよくできるなあ、と感心することしきりではあります。収録時間もちょうど良いですがLP化を意識しているのか、いないのかは分かりません。

 

レゾナンス/チック・コリア(P)&小曽根真(P)(Universal)
Resonance/Chick Corea(P) & Makoto Ozone(P)(Universal) - Recorded May, 2016. - [CD1]Journey1: 1. Introduction 2. Improvisation I 3. Snapshot 4. A Spanish Song 5. Someone To Watch Over Me 6. CHildren's Song No.20 [CD2]Journey2: 1. Improvisation II: Part1 2. Improvisation II: Part2 "Fukuoka Blues" 3. Koto-Rea 4. Seven Pieceas From Mikrokosmos: No.123 Short Canon And Invension 5. Fantasey For Two Pianos

CD1の3曲目が小曽根真作、5曲目がスタンダード、4、6曲目がチック・コリア作、CD2の4曲目がバルトーク作で、他は2人の即興演奏。CDは両方とも47分収録。なかなか格調高いライヴが収められています。この2人のメンバーだとかなりカチッとした感じで、既成の曲を含めてもクラシックを聴いているような雰囲気になります。他のピアニストに置き換えはできないような素晴らしい演奏なのですが、ジャズ的なものを求めすぎると、比べてはいけないのですが、ちょっと違うかな、という感じ。このあたりECMでのピアノ演奏などに慣れている方は、この素晴らしい世界に入っていきやすいかも。即興でここまで2人の相性がいいというのもなかなかなく、しかもライヴでのベスト・テイクを集めたとのことで、ピアノ好きの人はぜひ。(21年8月25日発売)

2021/08/26

The Blue Man/Steve Khan

Stevetheblue スティーヴ・カーンのリーダー作聴き。このアルバムは彼自身によるプロデュースなので、やはり有名なメンバーが参加しているにしても、このあたりから彼の個性的な面が出てきた感じではあります。そういう意味ではまだ目立ってはいないけど、彼の個性をある程度楽しめるアルバムには仕上がっているのでは。ただ、やっぱりメンバーもいいので、結局はそれぞれのソロや全体で聴いてしまうということになるのでしょうけれども。ポリドール時代を聴いてしまうとなあ、というのはあります。まだ’70年代でフュージョンと言うよりはファンク的な味が強かった頃のアルバムです。

 

The Blue Man/Steve Khan(G)(Sony) - Recorded 1978. Bob James(Key), Michael Brecker(Ts), Randy Brecker(Tp), David Sanborn(As), Don Grolnick(Key), Will Lee(B), Steve Gadd(Ds), Ralph McDonald(Per), David Spinozza(G), Jeff Mironov(G), Rick Marotta(Per), Michael Minieri(Vib) - 1. Daily Bulls 2. The Blue Man 3. Some Down Time 4. The Little Ones 5. Daily Valley 6. An Eye Over Autumn (For Folon)

スティーヴ・カーン自身のプロデュースで、6曲中5曲は彼のオリジナル。ここでもスゴいメンバーの参加で、カッコ良いサウンドに仕上がっています。サウンドもだんだん個性的になってきました。スピーディーでノリのある1曲目は、ギターをはじめ各ソロ・パートが健闘していて体に響いてきます。タイトル曲の2曲目は渋めでやや浮遊感があり、不思議で印象的なメロディを運んできます。まさにブレッカー・ブラザースのホーン・サウンドをバックに切れの良いサウンドで飛ばしていく3曲目、やはりランディ・ブレッカー作の、あっち路線でせまってくるこれまたカッコ良い4曲目、ややゆったりめながらやはり浮遊感抜群の5曲目、サックスもギターもソロがけっこう印象的な、ソロが中盤戦で盛り上がっていく6曲目。

2021/08/25

Tightrope/Steve Khan

Stevetightr スティーヴ・カーンのリーダー作も、コメントの手直しをした時期がホームページとブログの間の時期で、ある程度まとまってブログに出せるので、再び聴いていきます。この初リーダー作、プロデューサーはボブ・ジェームスなので、彼の良いところを引き出してポップな感じのファンクにまとまっていますけど、彼の個性が際立つのはポリドールに移ってからの、アイウィットネスというバンドで出てきてから。でもこの時期もなかなか、という感じではありますが。超豪華なメンバーというのもありますし。そして、ジャケ写としては、この時期からフォロンの絵を採用していて、そういう意味ではこの時期から統一感があったというべきでしょうか。

 

Tightrope/Steve Khan(G)(Sony) - Recorded 1977. Bob James(Key), Michael Brecker(Ts), Randy Brecker(Tp), David Sanborn(As), Don Grolnick(Key), Will Lee(B), Steve Gadd(Ds), Ralph McDonald(Per), David Spinozza(G), Jeff Mironov(G) - 1. Som Punk Funk 2. Darlin' Darlin' Baby (Sweet Tender Love) 3. Tightrope (For Folon) 4. The Big Ones 5. Star Chamber 6. Soft Summer Breeze 7. Where Shadows Meet

スティーヴ・カーンの初リーダー作。メンバーがスゴい。プロデューサーがボブ・ジェームスなので当時おなじみの彼流のクロスオーバーサウンド。オリジナルは4曲。強力な個性はまだ目立たないようですが、派手さはあまりなくてもけっこう味わいのあるエレキギターです。タイトなリズムでせまるファンクの1曲目、メロディアスなフュージョンといった趣きの2曲目、彼の今後を予感させるようなやや浮遊感のあるタイトル曲の3曲目、ランディ・ブレッカー作の重めのノリの4曲目、渋めでやはりテーマが浮遊する5曲目、メロディアスながらも盛り上がる6曲目、ややエキゾチックでパワーのある7曲目。ボブ・ジェームスは1-2、4-7曲目に、マイケル・ブレッカーは1、4曲目に、ランディ・ブレッカーは3、4曲目に参加。

2021/08/24

Natural Ingredients/Richard Tee

Richardnatural タッパン・ジーからのリチャード・ティーの2枚目。このアルバム、CDは国内盤で発売されて、私が買ったのは’02年発売のものですが、紙ジャケットになっています。ちょうどいろいろ紙ジャケ化していた時ですね。ボブ・ジェームスに至ってはCBSでCD化初期で買って、一部ビデオアーツで買い直して、そしてこのビクターから出た紙ジャケ盤を買ってと当時は入れ込んでましたね。その時に他のミュージシャンのアルバムが今日の分まで4枚出ていたので、買ってしまえ、と今ならたぶんそこまで余裕ないな、という買い方をしていたようです。当時はまだ配信という考えすらなかったので、今の倍以上の枚数のCDを買っていたのは、今ではナイショにしておきたい話ですね(笑)。

 

Natural Ingredients/Richard Tee(P, Vo)(Tappan Zee) - Recorded 1980. Randy Brecker(Tp), Eric Gale(G), Tom Scott(Sax), Mathew Bragg(B), Steve Gadd(Ds), Ralph MacDonald(Per), etc. - 1. What A Woman Really Means 2. Now 3. The Nut's Off Of The Screw 4. Tell It Like It Is 5. Us 6. Back Door Man 7. Spinning Song

リチャード・ティーの第2作。前作に引き続いて陽気な感じは相変わらずですが、ヴォーカル曲は増えてポップ度を増したアルバム。ノリの良いサウンドに乗って彼のヴォーカルを聴くことができる1曲目、シンプルでメロディアスな旋律を彼らしいピアノで奏でて盛り上がっていく2曲目、やはりヴォーカルとバッキングのエフェクターの効いたエレキピアノが彼らしいグルーヴィーな印象の3曲目、ギターも渋く、リラックスして聴けるサウンドの、やはり歌入りの4曲目、リズミカルかつメロディアスに進んで生きつつもかなめはピアノの5曲目、ファンキーでタイトなノリの良さを持つヴォーカルものの6曲目、メンデルスゾーンのクラシックの曲をリチャード・ティーのアレンジで、やっぱり彼流に陽気に聴かせてしまう7曲目。(02年8月21日発売)

2021/08/23

Strokin'/Richard Tee

Richardstro ついでにタッパン・ジー・レーベルのアルバムが2枚残っているので、ボブ・ジェームスは参加していないけど、取り上げてみます。LP時代のアルバムなので、収録時間も35分台と短めですけど、リチャード・ティーらしいアルバムに仕上がっています。フュージョンと言うよりは軽快なファンクといったようなサウンドですけど、今聴いてみると意外に洗練されていて、それがこのレーベルらしいのかな、と思います。それでいて、メンバーがメンバーなので、けっこうグルーヴしてますし。CDラックの奥にしまってあったので、こういう機会でもないと聴き返すタイミングを逃していたかもなあ、というアルバム。これまたストリーミングにはなかったでした。

 

Strokin'/Richard Tee(P, Vo)(Tappan Zee) - Recorded 1978. Randy Brecker(Tp), Michael Brecker(Ts), Eric Gale(G), Tom Scott(Lyricon, Sax), Chuck Rainey(B), Steve Gadd(Ds), Ralph MacDonald(Per), etc. - 1. First Love 2. Every Day 3. Strokin' 4. I Wanted It Too 5. Virginia Sunday 6. Jesus Children Of America 7. Take The A Train

リチャード・ティーの初リーダー作で、彼らしい明るいピアノが魅力です。チャック・レイニー作のストレートでちょっと渋めな、ノリの良いサウンドに乗ってピアノが駆けめぐる1曲目、エリック・ゲイルのギターも渋い、彼のヴォーカルを聴くことができるスローでゴスペルタッチの雰囲気も出ているバラードの2曲目、タイトル曲のオリジナルで、タイトなリズムの上をピアノが自由にメロディを奏でていく3曲目、ちょっと軽めだけれどもメロディアスで往年のフュージョンの雰囲気を漂わせている4曲目、スローなバラードで、いかにもリチャード・ディー・サウンドのエレピの音が聴いていて心地良い5曲目、スティーヴィー・ワンダー作のポップなファンクの6曲目、ソロ・ピアノではじまって中間部は盛り上がってカッコ良い7曲目。(02年8月21日発売)

2021/08/22

Sunny Side Up/Wilbert Longmire

Wilbertsunnys ボブ・ジェームスのサイド参加作で明らかに出てないのはこのアルバムも。国内盤で’02年に出ているので、ブログの時期とは重なっていないのが、ブログ内検索からも確認されました。あまり名前を聞かないギタリストですけど、演奏はフュージョンのサウンドをバックにちょっとジャズっぽい音色で弾いているので、なかなか好みではあります。ボブ自身のアルバムに起用されたこともありますし(1枚ですが)。タッパン・ジーのレーベル、もっといろいろ出していたと思うのですけど、CD化されるのはボブ以外では決まってましたね。あとはリチャード・ティーのアルバムが2枚か。思ったよりホームページ掲載済みでブログ未発表というのは、探すのが骨が折れますね。

 

Sunny Side Up/Wilbert Longmire(G)(Tappan Zee) - Recorded February 1978. David Sanborn(As), Eric Gale(G), Cornell Dupree(G), Bob James(Key) Richard Tee(P), Gary King(B), Harvey Mason(Ds), Patti Austin(Vo), etc. - 1. Black Is The Color 2. Good Morning! 3. Love Why Son't You Find Us 4. Lovely Day 5. Star Flight

フュージョンのギター・アルバム。 プロデューサーはボブ・ジェームスとジェイ・チャタウェイ。「ブラック・イズ・ザ・カラー」といういわくありげなタイトルにも関わらずフュージョンのおいしいところを詰め込んだような、ボブ・ジェームスのアレンジのメロディアスでゴキゲンな1曲目、テーマの部分がややメロウで渋いギターの聴かせどころが満載の2曲目。ウィルバート・ロングマイアーが歌っている、彼とパティ・オースティン作によるしっとりとくる甘いバラードの3曲目は、間奏のギターソロもなかなか曲に合っていて聴かせどころです。ギターやコーラスがポップでゴキゲンな、ノリの良いポップ・ファンクの4曲目、彼自身の作による、ややブルージーな、ギターを聴かせる5曲目。目立たないけれども、力は入っていて味のあるアルバム。(02年8月21日発売)

2021/08/21

Red Hot/Mongo Santamaria

Mongoredhot ボブ・ジェームスのサイド参加作なんですが、このあたりブログに確実に掲載されてないものだけを取り上げてみたいと思います。これは彼のレーベル、タッパン・ジーから出たアルバムで、残念ながら紋五・サンタマリアのアルバムが多すぎてストリーミングから発見することができず、CDを久しぶりに取り出して聴いています。アレンジはボブ・ジェームスっぽいフュージョンで1曲目ははじまりますが、2曲目はサルサというかラテンの要素満点で、こういう感じの曲も本来の彼に近いもので、いいなあ、と思ってしまいます。自分が彼のリーダー作を持っているのはこれだけなんですが、時間があればストリーミングでもっと原初的体験をしてみたいと思います。

 

Red Hot/Mongo Santamaria(Per)(Tappan Zee) - Recorded October and November 1978. Randy Brecker(Tp), Michael Brecker(Ts), Eric Gale(G), Bob James(Key), Gary King(B), Steve Gadd(Ds), Hubert Laws(Fl), Barry Miles(P), etc. - 1. Watermelon Man 2. A Mi No Me Enganan (You Better Believe It) 3. Jai Alai 4. Jamaican Sunrise 5. Afro-Cuban Fantasy 6. Sambita

ラテン・パーカッションの第一人者らしく、何とも陽気でゴキゲンなアルバムに仕上がっています。いきなり南洋を思わせる雰囲気でノリの良い「ウォーター・メロン・マン」の1曲目で幕をあけます。純粋なラテンの曲で、コーラス入りのこれまた陽気な曲が気持ちの良い2曲目、ギターやシンセサイザーのフレーズが印象的なラテン・ファンクの曲に仕上がっている3曲目、ちょっと渋めでフルートが舞っているレゲエのリズムの4曲目、スローではじまって徐々に盛り上がっていくちょっとドラマチックな5曲目、アップテンポのサンバでフルートがテーマのメロディを奏でていく6曲目。どの曲もパーカッションのスパイスがけっこう前面に出ていて効いているアルバムです。 1曲目のブレッカー・ブラザースの参加にも注目。(02年8月21日発売)

2021/08/20

ブログの中でアルバムコメントがどれだけあるか

このブログをはじめたのが’04年5月30日のことで、それ以前に’97年9月30日にジャズのホームページをはじめています。実際にブログの中にアルバムコメントは現在どれぐらいあるのか、気になってました。ひとつひとつ数えていけばいいのでしょうが、これだけあると途中で数え間違えることもあり、概算でどれだけありそうか、見てみることにしました。

今日現在で記事数は5,449個。ただ、その中にはオーディオとか車、日常のことなどについて書いていたりして、正確なところは分かりません。そこでカテゴリーごとに拾い出してみました。そうすると、ジャズが3,602個、フュージョンが683個、クラシック/現代音楽が463個、ロック・ポップスが149個で、合計4,897個になります(音楽のジャンルでは4,907枚)。ただ、これも問題があって、カテゴリーを2つ以上1つのブログで取り上げたり、これらのジャンルでもアルバムコメントをしていなくて、雑文を書いていたりしているので、だいたいこれらの95%ぐらいになるでしょうか。おおよそで4,500から4,600ぐらいと考えていいでしょう。まあ、多い方ではありますが、世間では他ジャンルの音楽ブログまで含めて考えてみると1万越えとかもあるようなので、そんなに多くないとも言えます。うちECMレーベルが1,498個、Criss Crossレーベルが406枚と、このあたりの割合が多いようです。これらは残りの人生でやり直しのきかない質より量のコメントだったと言えます。

今、ホームページには掲載してあるんだけどブログには掲載されていないCDを探してアップする作業もやっていますが、はっきり覚えているのが昨日終わったボブ・ジェームスのリーダー作の一部のみで、あとは何をやったっけなあ、という状態です。これまたプリントアウトしてでも探せばあるのだけど、膨大に紙を使う作業なので、まあ、半分記憶を頼りに、ということになります。ホームページをはじめてから何度か割と多い枚数のCDを処分もしているので、処分済みのCDもどうするか考えないと。ホームページを直した履歴も以前のものは消してしまっていて’11年のものからしか残ってないので、さて、どうしようかなと。まあ、あとはゆっくりとやることにしますかね。

2021/08/19

Morning, Noon & Night/Bob James

Bobmorningnn ボブ・ジェームス(フォープレイ含む)のリーダー作もこれでブログにあげてないものは終わり(だと思う、たぶん)。ブログの方の管理は少し大変で、ジャケ写をスキャンして取り込む時に、一定法則(名前+アルバムタイトルの一部)で入力して保存しようとしたらすでにジャケ写が存在していて、それで掲載済みということが分かった、ということが何度かありました。昔もダブり掲載をやらかして、あとから削除したことがあって、それはちょっと避けたいところ。ところで、この時期の彼の演奏は、あまり聴いてなかった時期のものですが、今回、改めて聴くことができて良かったです。人生でまた聴き返す時期があるかどうか。

 

Morning, Noon & Night/Bob James(P)(Warner Bros) - Released 2002. Rob Swift(Scratches), Chuck Loeb(G), Will Lee(B), Vinnie Colaiuta(DS), Bashiri Johnson(Per), Dave Koz(Sax), Paul Jackson Jr(G), Paul Brown(Prog, Electric Sitar), Roberto Vally(Key, B), Paulinho Da Costa(Per), Herman Jackson(Org), Rick Braun(Flh), Hilary James(Vo), Ross Vannelli(Prog), Bill Myers(Prog), Kevin Di Simone(Vo), Lawrence Feldman(Afl), David Mann(As), Barry Danielian(Tp), Jim Pugh(Tb), James Genus(B), Brian Dunne(Ds), David McMurray(Ts), Keiko Matsui(P) - 1. Street Smart 2. Just One Thing 3. Morning, Noon & Night 4. Hands On 5. Over & Over 6. Five O'Clock Chateau 7. When The Love Is Over 8. Nightbeat 9. Baby Cakes 10. Dai Dai Ya 11. Count On It

曲によってさまざまな人のプロデュースで、売れセンを意識しつつ、一部で好きな事もやっているアルバム。1曲目は打ちこみのサウンドにアコースティック・ピアノが重なり、場面によっては4ビートも飛び出す彼流のテンコ盛りサウンド。渋めのギターとメロディが心地良い2曲目、流れていくニューヨークの一日を表現するような渋めのタイトル曲の3曲目、シンプルでビートが効いていてノリの良い4曲目、エレクトリック・シタールのメロディが印象的な5曲目、いかにもスムーズ・ジャズという印象の6曲目、娘のヒラリー・ジェームスをヴォーカリストにしたバラードの7曲目、メロディーとホーンセクションが心地良い8曲目、これまた渋めで各楽器のソロが良い9曲目、松居慶子も参加した10曲目、ピアノがハートにグッとくる11曲目。(02年10月9日発売)

2021/08/18

Heartfelt/Fourplay

Fourheartf フォープレイのアルバム。このアルバムからBluebird(BMG Victor)に移籍していますね。ワーナー・ブラザースが全部のジャズ・フュージョンの制作をやめてしまったときがありましたけど、それと関係があるのかどうか。まあ、売れているグループなので移籍先には困らないとは思いますけど。相変わらず聴きやすさが前面に出てはいますが、さすがフュージョン、よく聴くとカッコ良かったり渋いアプローチが散りばめられています。まあ、メンバーの全員誰もがリーダーになってもおかしくないメンバーなので、当然か。これより後のフォープレイのアルバムはブログに発売の都度、掲載されてます。

 

Heartfelt/Fourplay(Bluebird) - Released 2002. Bob James(Key), Nathan East(B, Vo), Larry Carlton(G), Hervey Mason(Ds), Heather Mason(Vo) - 1. Galaxia 2. That's The Time 3. Break It Out 4. Rollin' 5. Let's Make Love 6. Heartfelt 7. Tally Ho! 8. Cafe L'amour 9. Ju-ju 10. Goin' Back Home 11. Karma 12. Making Up 13. Soft Caress

ほとんどの曲がメンバーの作品あるいは共作。5曲目のみベイビーフェイスの作詞で、この曲はネイザン・イーストがヴォーカルをとっています。相変わらず落ち着いていて聴きやすいスムース・ジャズ。いったんフォープレイのCDをかけると、ヘビーローテーションになってしまいます。このアルバムで何となく肩の力が抜けてきたと言えるかもしれないし、雰囲気としては以前の通り、と言えるかもしれないし。その心地良さと、個々の演奏を聴いていると、なかなかマニアックなところもあったりします。6曲目のタイトル曲はアコースティック・ギターやピアノが控え目にフレーズをを奏でていて、渋い曲。BGMにしても、じっくり聴きこんでも、どんな聴き方でも許してくれそうなアルバム。ボーナス・トラックが1曲あり ます。(02年7月24日発売)

2021/08/17

Dancing On The Water/Bob James

Bobdancing ボブ・ジェームスを追いかけて、ブログにあげてないアルバムもあと数枚なので、もう少しお付き合いください。このアルバム、ソロないしはデュオのアルバムで、トリオは以前あったけど、ここまでアルバム全体がシンプルなのは初めてだと思います。アレンジ力よりもソロをとる力の方が重視されますけど、彼はそれも問題なくクリアできていますし、むしろなかなかいいという感想になるかと。やはりこの時期(’01年)になって、やっと出てきたか、という感じですね。松居慶子とのデュオはピアノの連弾になってますので、そういう試みもなかなか面白いと思います。でも、このアルバムが出てからもう20年かあ、お互いに歳をとったなあ、と感じます。

 

Dancing On The Water/Bob James(P)(Warner Bros) - Released 2001. Joe Sample(P), Keiko Matsui(P), Dave Holland(B), Chuck Loeb(G) - 1. Alone Together 2. The Green hour 3. Bogie's Boogie 4. Altair & Vega 5. Hum Drum 6. Last Night When We Were Young 7. Dancing On The Water 8. Modesty 9. Tapawingo 10. Autumn Nocturne 11. Duo Oto Subito

デュオ、またはピアノ・ソロによるアルバム。こういった形で彼がアルバムを作ったのははじめてですが、随所にボブ・ジェームスらしいメロディやフレーズがちりばめられていて、単なるソロ(デュオ)のアルバムにはなっていないのがうれしいところ。2曲を除いてオリジナル。ジョー・サンプル(1、9曲目)とは2台のピアノでの演奏、松居慶子(4、11曲目)とは1台のピアノの連弾という形で演奏をしていて、それぞれ個性が出ています。デイヴ・ホランド(6、10曲目)やチャック・ローブ(7曲目)との語り合いもセンスがいい。ソロも4曲あって、けっこうしっとり感が高い曲。ジャズやフュージョンを聴くというよりは、やっぱりボブ・ジェームスのメロディにひたる、という雰囲気になります。 他のアルバムと比べて静かかも。(01年1月13日発売)

2021/08/16

Yes, Please!/Fourplay

Fouryesple この時期定期的にフォープレイのアルバムが出ています。もうこのあたりになってくると曲ごとに覚えるということよりも、心地よい演奏をアルバムを通して聴くというかたちで楽しんでいることが多いです。売れていたのもこの辺の心地よさと曲やサウンドの安定感があるのかもしれませんね。曲もメンバーがそれぞれ持ち寄ってますし、スーパーバンドがこの後も続いていきます。今聴くと1枚当たりの演奏時間がこの時期長めなアルバムが多いのですが、それもこの時代の特徴ですね。このバンドのアルバムのコメントも、自分でも感じますが、演奏と同じく大いなるマンネリの感じで書いているのですが、まあ、実際に聴いてみてください。心地よいですよ。

 

Yes, Please!/Fourplay(Warner Bros) - Released 2000. Bob James(Key), Nathan East(B, Vo), Larry Carlton(G), Hervey Mason(Ds), Sherree(Vo) - 1. Free Range 2. Double Trouble 3. Once Upon A Love 4. Robo Bop 5. Blues Force 6. Save Some Love For Me 7. Fortress 8. Go With Your Heart 9. Poco A Poco 10. A Little Fourplay 11. Lucky 12. Meowww

メンバーでのオリジナルのみで構成。超一流のミュージシャン達が難しさを感じさせず、相変わらず聴きやすいフュージョンを演奏しています。これも大いなるマンネリと言うべきか。でも退屈はしません。車でのBGMにも良し、じっくりと聴くのも良し、といったところ。ノリの良い曲も楽しめますが、例えば3曲目のバラードや5曲目のマイナーなブルース (これは4人での完全即興かも)などでは、ラリー・カールトンのギターが泣かせます。キーボードもおなじみのボブ・ジェームス節が出てくると、それだけで小躍りしてしまいますが、そういう私は根っからのミーハーなボブ・ジェームス・ファンなのでした。肩の力を抜いて、どっぷり浸るのが良いかもしれません。 10曲目はヴォーカル曲。日本盤にはボーナス・トラックが1曲あります。(00年9月6日発売)

2021/08/15

Snowbound/Fourplay

Foursnow このところ昔にブログアップ済みということで10年ほどボブ・ジェームス関連のアルバムを飛ばしてしまったのですが、’91年にファーストアルバムを出したフォープレイの、5作目かな?アルバムです。ファーストはけっこうな売れ行きを見せたようで、それで継続的にアルバムを出すようになったようです。これはいわゆるクリスマスアルバムなんですけど、サウンドだけを聴いていると、例えば夏のふだん聴きにもいいんじゃないかな、と思わせるようなサウンドになってますね。これだけのメンバーが、ギターのメンバー交替があったにしても、20年以上続くとは、ファーストアルバムが出た時にはだれも予想してなかったんじゃないでしょうか。

 

Snowbound/Fourplay(Warner Bros) - Released 1999. Bob James(Key), Nathan East(B, Vo), Larry Carlton(G), Hervey Mason(Ds), Heather Mason(Vo), Marcel East(Synth, Per), Jerry Hey(Tp), Gary Grant(Tp), Larry Williams(Ts), Steven Holtman(Tb), Michael Thompson(G), Gabriela Anders(Vo), Eric Benet(Vo), - 1. Angels We Have Heard On High 2. Hark! The Herald Angels Sing 3. Snowbound 4. The Christmas Song 5. The Ivy Variations 6. River 7. Amazing Grace 8. Christmas Time Is Here 9. Santa Claus Is Coming To Town 10. Away In Ma Manger 11. Merry Little Stroll 12. Auld Lang Syne

クリスマス・アルバムですが、関係ない時にかけても違和感のない上質なサウンドのフュージョン。4曲目のようにエリック・ベネイが歌うヴォーカルの曲があったり、他の曲でもコーラスが入っていたりします。トラディショナルも5曲取り上げられていて、ドナルド・フェイゲン(3曲目でアルバムタイトル曲)、ジョニ・ミッチェル(6曲目)の曲があっても、まさにいつもの彼らならではのリラックスしたサウンド。聴きやすくそれでいてフォープレイの演奏と一聴して分かる演奏は、分かりやすさとある意味の渋さが同居しています。7曲目の「アメイジング・グレース」すら彼らに取り込まれてしまったことに驚きを感じました。3、9曲目はホーン・セクションが入っていて、けっこうゴキゲン。 さすがベテラン4人の顔合わせだと思います。(99年10月27日発売)

2021/08/14

Joy Ride/Bob James

Bobjoyride ボブ・ジェームスのリーダー作(フォープレイ含む)が、’07年6月のあたりですでにブログに「Ivory Coast」(’88年リリース)からフォープレイの「4」(’98年リリース)まであがっているので、早めに先に進むことが出来ました。あと20枚近くあったと思ったら、あと7枚に減少しました。ブログの性質上、リストとして時系列的に見れないのは少々不便ですけど、検索をかけるとすでにアップしているかどうかの区別はつくので助かります。ただ、この時期あまり真面目に彼のアルバムを聴いてなかったので(他のアルバムと同じように購入後1-数回聴いているだけ)曲のイメージをはっきりとは頭の中で思い出すということがないので少々残念かも。

 

Joy Ride/Bob James(Key)(Warner Bros.) - Released 1999. Chuck Loeb(G, Key, Ds Prog), Kim Waters(Ss, As), David Charles(Per), Will Lee(B), Boney James(Sax), Steve Dubin(Ds Prog), Time Heintz(Key), Lenny Castro(Per), Tony Maiden(G), Alex Al(B), David Woods(Ds Prog), Norman Brown(G), David Torkanowsky(Key), Dave Mann(Fl), Billy Kilson(Ds), Leonard "Doc" Gibbs(Per), Richard Bona(B, G, Ds Prog, Per, Vo), Lee Ritenour(G), Nick Moroch(G), Michael Colina(Key), Tony Maiden(G), Brian Culbertson(Key, Ds Prog), Harvey Mason Sr(Ds), Nathan East(B), Michael Thompson(G), Jerry Hey(Flh), Harvey Mason Jr(key, Ds Prog), Dave McMarray(Key, Ds Prog, Ss), Wayne Gerard(G), Al Turner(B), Larry Frantangelo(Per), Chris Botti(Tp), Marcel East(Key, Ds, Per), Rasheeda(Vo), Jonathan Butler(G, Vo) - 1. Take Me There 2. Raise The Roof 3. Lt's All Right 4. Swingset 5. Joy Ride 6. What's Up 7. Fly By 8. The First Time 9. Strollin' 10. Sweet Talk Me Now 11. Trade Winds 12. Bisso Baba

肩の力が抜け、以前よりはリラックスして聴けるかな、と思うフュージョン・アルバム。曲によって6人(チャック・ローブ、ポール・ブラウン、マイケル・コリーナ、ハーヴィー・メイソンJr.、デヴィッド・マクマレイ、マーセル・イースト)にプロデュースをまかせ、ほとんどが他からの提供曲。洗練された渋さで、ちょっと地味かなとも思えますが、どこを切ってもボブ・ジェームス・サウンドというのはうれしい。起用されているミュージシャンも本当に曲ごとに変わり、スゴい顔ぶれ。打ち込みのドラムのサウンドも多くありますが、私も年のせいか少々苦手。曲ごとのイメージは少々薄く、 どちらかと言うと1枚を通して聴きたいアルバム。ドライヴやBGM向け?難しいことをやっているのだろうけれど聴き流せてしまうのがミソ。(99年9月8日発売)

2021/08/13

Obsession/Bob James

Bobobsess ボブ・ジェームスがワーナーに移籍して最初のアルバムはデヴィッド・サンボーンとの「ダブル・ヴィジョン」(ブログにアップ済み)でしたが、ソロ名義としてはこっちのアルバムでしょうか。当時シンセサイザーも打ち込み技術も発達して来て、このアルバムもけっこう打ち込みをやっています。フュージョン界を見渡してみると、特にキーボードのプレイヤーのリーダー作にそういうアルバムがポッと出ているのが、今振り返ってみると懐かしいですね。その後打ち込みやシンセが他のサウンドと混ざるようにして、より自然な音を目指していくプレイヤーが多かったようですが。この時期になってくると、個人的にはよく聴いていた方ではあるけど、それより前の時期ほどのインパクトはどうかな、という感じにはなってきます。

 

Obsession/Bob James(Key)(Warner Bros) - Released 1986. Steve Khan(G), Nicky Moroch(G), Marcus Miller(B), Randy Brecker(Tp), Jon Faddis(Tp), Michael Brecker(Sax), Andy Snitzer(Sax), Kirk Whalum(Sax), Fisa Fisher(Vo), Lisa Fischer(Vo), etc. - 1. Obsession 2. Gone Hollywood 3. 3 A.M. 4. Rousseau 5. rain 6. Steady 7. Feel The Fire

徹底的に打ち込みにこだわっているアルバム。プログラミングを主にボブ・ジェームスと共同プロデューサーのマイケル・コリーナの2人でやっています。2人の共作の1曲目、タイトル曲でのカラフルな打ち込みのフレーズのアラベスクで、圧倒されました。表現されたものはポップなフュージョン。打ち込み主体の曲でも唯一ヴォーカルの入っているけっこうノリの良い2曲目、打ち込みの上を舞うピアノがメロディアスな3曲目、マイケル・コリーナ作のやや哀愁のかかったポップの4曲目、パーカッション風味を生かしたやや静かな5曲目、タイトなリズムにのるメロディの6曲目、ゲイリー・キング作の打ち込みが多いながら今までの路線に近い7曲目。スティーヴ・カーンは2曲目で、マイケル・ブレッカーは4曲目でソロをとっています。

2021/08/12

12/Bob James

Bob12 ボブ・ジェームスのCBSでの最後のアルバムで、この後、ワーナーブラザースに移籍していきます。内容的にも前期の総集編的な感じで、今までのようなホーンを使って見たり、シンセサイザーでそのあたりの音を出したりと、いろいろに合わさったような作り。このアルバムはあまり思い入れはないのですが、それでも当時よく聴いていた方で、聴き直すとどの曲も割と鮮明によみがえってきますね。ボップな路線に少しマニアックなことを入れたりしているのですけど、ここでの2曲目はけっこうよくできてますね。リズムの具合がバスケットのドリブルのようで、印象的です。実はこの曲が入ったオリンピックの公式LPも持っていたのですが、CDに切り替えたときに処分してしまいました。CBSではこの前後にクラシックのアルバムも3枚出してますね。シンセサイザーも使ったりと、純クラシックではなかった記憶がありますが(ブログアップ済み)。

 

12/Bob James(Key)(Tappan Zee) - Recorded September 1984. Yogi Horton(Ds), Gary King(B), Leonald "Doc" Gibbs(Per), Eric Gale(G), Kirk Whalum(Sax), Lew Soloff(Tp), Marvin Stamm(Tp), Eddie Daniels(Reeds), Jeorge Young(Reeds), Marcus Miller(B), Jon Faddis(Tp), Dave Brown(G), Steve Summer(Ds), Charles Vullo(G), Donald Patterson(B), Steve Khan(G), etc. - 1. No Pay, No Play 2. Courtship 3. Moonbop 4. I Need More Of You 5. Ruby, Ruby, Ruby 6. Midnight 7. Legacy (8. Synco Sonata)

当時のCBSでの最終作。さまざまな曲がありますが、ボブ・ジェームス作は半分ほど。リズムなどの打ち込みも多くなってきます。派手な威勢の良いファンクの1曲目ではじまります。2曲目は’84年のロスアンジェルス・オリンピックのバスケットボールのテーマで、いかにもそれらしいサウンド。バスケットのドリブルを思わせる音が入っていたり、うーん、なるほどとうなってしまいます。ギターを中心に打ち込みのフュージョンという感じで進んでいく3曲目、同じ打ち込み系ですが、キーボードとギターのソロで盛り上がる4曲目、カーク・ウェイラム作のメロディアスなスムーズ・ジャズの5曲目、リラックスして聴ける、ややゆったりめの6曲目、ギターとのデュオのコラボレーションが緊密な7曲目。スティーヴ・カーンは6曲目に参加。

2021/08/11

The Swan/Bob James

Bobtheswan ボブ・ジェームスのこれは傍系のアルバムというか、日本企画盤だったようですが、内容的には2曲のクラシックと、ある程度クラシックを意識したようなフュージョンで、場面によっては過激なところもあったりする内容で、決してイージーリスニングにはなってないところが彼らしいというか。このアルバムもやはりシンセサイザーの進化していく過程とつながっているのでは、と思わせるようなサウンドですね。このアルバムもよく聴きました。このあたりが個人的にはこのCBS時代の終わりごろとしては印象が強いアルバムのひとつです。この時期にもっと本格的なクラシックの題材のアルバムを2枚作っていますが、それはブログでは紹介済みです。

 

The Swan/Bob James(Key)(Tappan Zee) - Recorded 1983. Yogi Horton(Ds), Marcus Miller(B), Steve Khan(G), Hugh McCracken(G), Leonald "Doc" Gibbs(Per), Sammi Figueroa(Per), Peter Erskine(Ds), Ron Carter(B), Rob Zantay(Synth), Will Lee(B) - 1. The Swan(From "Carnival Of The Animals") 2. La Delaissado 3. Prospero 4. Water Music 5. Ensenada Madness 6. Quietly Crazy For You (7. San Antonio)

邦題「白鳥」。実はこれは日本企画盤でした。1、4曲目はクラシックのポップアレンジで、ボブ・ジェームスのオリジナルは3、5曲目。サン・サーンス作「白鳥」の聴きやすくてポップな仕上がりになっているタイトル曲の1曲目、フランス民謡の、静かに情景が広がっていくような愁のある2曲目、前後にシンセサイザーの静かな場面があり、中ほどはシリアスで自由度が高い印象もある3曲目、ヘンデルの「水上の音楽」を、雰囲気のある聴きやすいサウンドに仕立て上げている4曲目、エキゾチックでスリリングなサウンドに一気になだれ込んでいく、浮遊感のある5曲目、メロディアスではじめゆったりとしたサウンドで、だんだん盛り上がっていく6曲目。スティーヴ・カーンは1、5曲目に参加 しています。

2021/08/10

Foxie/Bob James

Bobfoxie ボブ・ジェームスで「11」の番号が隠されたアルバム。どこがそう見えるのか、と思ったら、タイトルの「Foxie」にXIが隠されているし、ジャケットも、そのギリシャ数字のように見えなくもないですね。このアルバムは、当時けっこうインパクトが強くて、特に1曲目の「ルードヴィッヒ」が大好きで何度も聴きました。おかげでアルバム全体を、これまた今でも強くいろいろ覚えています。どの曲もいいですねえ。テクノロジーの進歩(特にシンセサイザー)の影響は大きかったようですし。特にそういうことを意識しなくても、いいサウンドを聴けるところが魅力的ですね。私の思い入れが強すぎるのかもしれませんけれども。

 

Foxie/Bob James(Key)(Tappan Zee) - Released 1983. Steve Gadd(Ds), Gary King(B), Ralph MacDonald(Per), Peter Erskine(Ds), Will Lee(B), Rob Zantay(Synth), Leonald "Doc" Gibbs(Per), Yogi Horton(Ds), Marcus Miller(B), Steve Khan(G), David Sanborn(Ss), Ron Carter(B), Hugh McCracken(G) - 1. Ludwig 2. Calaban 3. Fireball 4. Zebra Man 5. Miranda 6. Marco Polo (7. Tel Me Tell Me)

このアルバムで、いわゆるブラスやストリングスパートをシンセサイザーの多重録音で演奏するようになります。参加ミュージシャンのクレジットはシンプルですが、出てくる音は分厚い感じ。やはり1曲目の「ルードヴィッヒ」が圧巻で、ベートーベンの曲を見事にアレンジしきっています。メカニカルでドラマチックなため、インパクトは強し。あとは4曲目を除いてボブ・ジェームスのオリジナル。エキゾチックなサウンドが淡々と続いていくような雰囲気の2曲目、スリリングだったり空間が多めの部分もあったり、5拍子もあったりの3曲目、マーカス・ミラー作のゴキゲンなフュージョンの4曲目、静かで渋めの哀愁を聴かせる5曲目、有名でもあり、メロディアスでノリの良い印象的な6曲目。スティーヴ・カーンは4、6曲目に参加。

2021/08/09

The Genie-Themes & Variations From "Taxi"/Bob James

Bobthegenie ボブ・ジェームスの前期のアルバムを追いかけていくと、数字にちなんだアルバムと、今日のような傍系のアルバムとがあります。今日のアルバムはTVシリーズのテーマ曲と、そこから派生した曲をサウンドトラック風にまとめたものだそうですが、普通のアルバムとして聴いてもちゃんと聴けるし、これはこれでいいんじゃないかなあ、と思わせます。いつもの彼らしいサウンドですし。強いてあげれば1曲あたりの時間が短いことくらいかな。参加メンバーもいつもの彼のアルバムとそん色はないですしね。記憶にもある程度残っているので、当時はそれなりに何度も聴いたアルバムのひとつにはなっています。

 

The Genie-Themes & Variations From "Taxi"/Bob James(Key)(Tappan Zee) - Released 1983. Eric Gale(G), Steve Khan(G), Gary King(B), Peter Erskine(Ds), Steve Gadd(Ds), Sticks McElhiney(Ds), Idris Muhammad(Ds), Alan Schwartzberg(Ds), Buddy Williams(Ds), Leonard "Doc" Gibbs(Per), Jimmy Maelen(Per), Ralph MacDonald(Per), Dave Friedman(Vib), Randy Brecker(Tp), Mike Lawrence(Tp), Marvin Stamm(Tp), Michael Brecker(Reeds), Eddie Daniels(Reeds), George Marge(Reeds), Tom Scott(Reeds) - 1. Brooklyn Heights Boogie 2. The Genie 3. Last Chance 4. Ballade 5. Groove For Julie 6. Hello Nardo 7. The Marilu 8. New York Mellow 9. Night Moods 10. Angela(Theme From "Taxi") (11. Let Me Show You)

邦題「N.Y.メロウ」。10曲目で、過去に既出の「アンジェラ」がTVシリーズのテーマ曲。他の曲はそこからインスパイアされて、番組用としてではなく作曲されたそうです。そういういきさつですが、ちゃんとアルバムとして楽しめます。1曲あたりの時間が短いため、どちらかというとソロが少なく全体の曲の流れで聴かせるような感じ。やはり1曲目はノリの良さで立ち上がります。さりげなくメロディアスに聴かせてくれる2曲目、アフリカ的な味付けもある3曲目、まさにメロウなバラードの4曲目、さりげなくタイトなリズムの小品の5曲目、爽やかなメロディが印象的な6曲目、渋めなホーンがリラックスできる7曲目、「アンジェラ」のヴァリエーションの出だしでスローに聴かせる8曲目、「ナイト・ムード」のタイトルよりは活気を感じる9曲目。

2021/08/08

Hands Down/Bob James

Bobhandsd 相変わらずボブ・ジェームスを追いかけてます。もうしばらく続くかも。早く新しいCDが届かないかな。今月はもう少し先だな。このあたりの彼のアルバムは当時聴いていた方だと思いますが、この時期になってくると、記憶に濃淡が出てきて、曲は覚えているんだけどあまり強烈なものでもないものも出てきます。それがこのあたりかもう少し先かな。今聴き直すとなるほどいいなあ、とは思うんですけれども。やはり彼ならではのサウンドだよなあ、と感じます。このアルバムが出たあたりは時期的には大学時代の中盤から後半に差し掛かったところで、けっこういろいろな種類の音楽を聴いてましたから。まあ、好きなアルバムではあるんですけど。

 

Hands Down/Bob James(Key)(Tappan Zee) - Released 1982. Liberty DeVitto(Ds), Doug Stegmeyer(B), David Brown(G), Leonald "Doc" Gibbs(Per), Eddie Daniels(Ts), Harvey Mason(Ds), Gary King(B), Randy Brecker(Tp), Jon Faddis(Tp), John Frosk(Tp), Marvin Stamm(Tp), Wayne Andre(Tb), Jim Pugh(Tb), Dave Taylor(Tb), John Robinson(Ds), Steve Khan(G), Rob Zante(Lyricon), Mike Lawrence(Tp), Ron Tooley(Tp), Marcus Miller(B), Jay Beckenstein(As), Eddie Daniels(Woodwinds), Patti Austin(Vo), Luther Vandros(Vo), etc. - 1. Janus 2. Roberta 3. It's Only Me 4. Spunky 5. Macumba 6. Shamboozie (7. Theme From "Star Trek")

6曲中5曲はボブ・ジェームスのオリジナルまたは共作。リズムもけっこうタイトになっています。6曲目のようにカラフルにシンセサイザーを多用して、多重録音によりほとんど1人で演奏している曲も出てきました。音楽のテクノロジーの進歩と歩調を合わせています。ノリの良さで頭からカウンターを食らわせてくる、キーボードのソロも楽しめる1曲目、ロッド・テンパートンとの共作で、アフリカンな雰囲気も意識させる2曲目、マイナー系の曲でスマートなフュージョンの3曲目、まさにドラマチックに展開していくメロディアスな4曲目、出だしのソロ・ピアノがクラシックの香りも漂う、哀愁が感じられて美しい、この曲のみストリングスが使われている5曲目。ランディ・ブレッカーは5曲目に、スティーヴ・カーンは2-3曲目に参加。

2021/08/07

Sign Of The Times/Bob James

Bobsignof ボブ・ジェームスのアルバムで、これは9を意味するタイトルになっているらしいです。アレンジャーにロッド・テンパートンを迎えているので、彼のアルバムとしては異色かもしれませんが、アルバムとしての完成度はなかなか高いと思います。このあたりはリアル・タイムで聴いていた世代だけど、CDに買い直そうと思ったときに、このアルバムだけ出るのが遅かった記憶があります。他の人との権利関係か何かが理由だったのかもしれません。彼のアルバムについては今、通常ストリーミングで聴き直しをしているのですが、このアルバムは音質がストリーミングの音が良くなかったので、あえてCDで聴き直しをしています。

 

Sign Of The Times/Bob James(Key)(Tappan Zee) - Released 1981. John Robinson(Ds), Gary King(B), Steve Khan(G), Leonald "Doc" Gibbs(Per), Ralph MacDonald(Per), Rick Marotta(Ds), Marcus Miller(B), Jay Beckenstein(As), Major Holley(B), Buddy Williams(Ds), Bruce Dunlap(G), Eric Gale(G), Grover Washington, Jr.(Ts), etc. - 1. Hypnotique 2. The Steamin' Feelin' 3. Enchanced Forest 4. Unicorn 5. Sign Of The Times 6. Love Power (7. Body And Soul)

アレンジャーのロッド・テンパートンを起用して、曲によってアレンジなどをまかせ、彼の曲を3曲(1、2、5曲目)。ボブ・ジェームス色が薄い曲もあり、ジェイ・ベッケンスタインの参加もサウンドに影響しています。それでも通して聴くとアルバムとしては見事。幻想的でエキゾチックなアレンジの香りを漂わせながらメロディが流れていく1曲目、ポップでメロディアスにせまってくるようなタイトなリズムの2曲目、渋めでほのぼのムードが漂いながらも、タダ者ではないメロディセンスがうかがえる3曲目、哀愁が漂いながらもさまざまに表情を変えて盛り上がっていく4曲目、ディスコ・サウンドのようでノリの良いタイトル曲の5曲目、渋めのディスコという雰囲気がうかがえる、こちらもポップな6曲目。スティーヴ・カーンは1-5曲目に参加。

2021/08/06

One On One/Bob James & Eark Klugh

Bobearlone ボブ・ジェームスとアール・クルーのアルバムで、今まで3枚出たと思いますが、その1枚目。このアルバムが最初に出たとき、フュージョンと言うにはちょっと明るすぎるかも、と思っていたのですけど、今聴き返してみると、フレーズの随所にフュージョン的、あるいはジャズ的な各メンバーのアプローチがあって面白いです。さすが、グラミーを取るだけのことはあるなあ、と今更ながらに思います。数日前のアルバムからCDはヴィデオアーツの発売で’96年頃と少し後になってます(多分買い直したもの)が、ボーナス・トラックがついてます。カッコで書いたラストの曲。これはアルバムとしてはバランスを崩す感じもあるので、ないものとして聴いています。

 

One On One/Bob James(P) & Eark Klugh(G)(Tappan Zee) - Recorded June-July, 1979. Ron Carter(B), Harvey Mason(Ds), Ralph MacDonald(Per), Gary King(B), Neil Jason(B), etc. - 1. Kari 2. The Afterglow 3. love Lips 4. Mallorca 5. I'll Never See You Again 6. Winding River (7. Jazz Jam)

ボブ・ジェームスとアール・クルーの、グラミー賞を受賞したアルバム。2人で半分ずつ曲を提供(アール・クルーが1、3、5曲目、ボブ。ジェームスが2、4、6曲目)。どの曲もメロディアスだし、アコースティック・ギター(クラシック・ギター)が爽やかなので、BGMにしてもじっくり聴いてみても面白いかと思います。カリブというかレゲエ・サウンドとギターのメロディが何とも心地よい1曲目、明るめのメロディでもサウンドがほんの少し憂いを帯びているような2曲目、やや哀愁路線かとも思う心地良いサウンドの3曲目、ボブ・ジェームス作らしい複雑な構成を持つドラマチックな4曲目、シンプルで明るいポップな5曲目、やや渋めな、ロン・カーターのベース・ソロも聴ける6曲目。 爽やかでのんびりした海の香りがしています。

2021/08/05

All Around The Town Live/Bob James

Boballaround ボブ・ジェームスのライヴ盤でLPもCDも2枚組。3通りのライヴを8曲でまとめるのは大変だったかと思いますが、好きな曲ばかりなので、今聴くともう少し音が良くならないかなあ、と考えてますけど、これまた印象的なアルバムでした。特にアコースティック・ピアノ3台での4ビートジャズの演奏は、私としてもジャズ歴の最初の方の出来事ですし、ジョアン・ブラッキーンの名前を覚えたのもこの時でした。彼女は最近はアルバムだしてないし、LP時代のままのアルバムが多くて網羅して聴けてないんですけど、いくらかはCDで持っていて、ファンでもあります。こういうアルバムもたまに聴き直すとなかなかいいですね。

 

All Around The Town Live/Bob James(Key, P)(Tappan Zee) - Recorded December 18-22, 1979. Joanne Brackeen(P), Tom Brown(Tp), Hilam Bullock(G), Mark Colby(Sax), Richard Tee(P), Eddie Gomez(B), Billy Hart(Ds), Steve Gadd(Ds), Gary King(B), Earl Klugh(G), Mike Lawlence(Tp), Wilbert Longmire(G), Jimmy Maelen, George Marge(Tfl), Idris Muhammad(Ds), Jum Pugh(Tb), Tom Scott(Sax), Dave Taylor(Tb), Ron Tooley(Tp) - 1. Touchdown 2. Stompin' At The Savoy 3. Angela 4. We're All Alone 5. Farandole 6. Westchester Lady 7. The Golden Apple 8. Kari (9. Women Of Ireland)

邦題「ニューヨーク・ライヴ」。レギュラーバンド、アコースティック3人のピアノをフィーチャー、ビッグバンドと3通りの演奏。特にアコースティックは、ソロによってアレンジを変えて、各ピアニストの得意なソロに持っていきます。そして、全体的にライヴならではの勢いを感じます。ちょっと荒いけれど鋭さとカッコ良さのある1曲目、ジャズの名曲をアコースティック・ピアノ3台を含めたコンボで珍しくジャジーに聴かせてくれる2曲目、優しいながらここではちょっとタイトな3曲目、ソロのやり取りが楽しい、ノリノリでせまってくる4曲目、キメもありつついかにもライヴ風アレンジの5曲目、これまたライヴ向け雰囲気の6曲目、変幻自在でややアグレッシヴな曲をうまく料理している7曲目、アコースティック・ギターが心地良い8曲目。

2021/08/04

H/Bob James

Bobh ボブ・ジェームスを追いかけていて、このアルバムで再びリアルタイム(LP時代)になります。確か、このアルバムの日本ツアーのライヴを観に行った記憶があります。なかなか良かったなあ。このアルバム、アコースティック・ギターがソロを取る曲も出てきて、シンセサイザーもそれなりに発展した頃でもあるので、エレキとアコースティックの融合というか、そういうものも目立ってきたのでは、と思います。5曲目ではロック・バンドのリズム隊を使用しての演奏だったりと、いろいろあるのですが、やはりこれらも好きな理由のひとつかな。もっとも、ある時期までの彼は私のアイドルだったわけでもありますけど。

 

H/Bob James(Key, Vo)(Tappan Zee) - Recorded November 1979-April 1980. Gary King(B), Buddy Williams(Ds), Hiram Bullock(G), Bruce Dulap(G), Grover Washington Jr.(Ss), Airto(Per), Leonard "Dr." Gibbs(Per), David Brown(G), Liberty DeVitto(Ds), Doug Stegmeyer(B), Ralph MacDonald(Per), etc. - 1. Snowbird Fantasy 2. Shepherd's Song (From Haute-Auvergne) 3. Brighton By The Sea 4. The Walkman 5. Throughbred 6. Reunited (7. Sparkling New York)

ボブ・ジェームスのオリジナルは半分。彼の編曲の中で、アコースティックとエレクトリックの調和が見事です。1曲目の、何ともメロディアスでノリの良い「スノウバード・ファンタジー」。これ1曲で買い。心にしみこんでくる哀愁漂うメロディはもちろん、バディ・ウ ィリアムスの粘り気のあるドラムが印象的。牧歌的で優しく、ゆったりと語りかけてくるような「羊飼いの歌」の2曲目、グローバー・ワシントン・Jr作の、サックスのメロディが心地良く響いてくるややソフトな3曲目、Sonyのウォークマンの音に感動してそれを意識して作ったとされる、明るくてポップな4曲目、哀愁路線ポップ・フュージョンで、ビリー・ジョエル・バンドのメンバーを起用してややロック的なリズムの5曲目、どちらかと言えばしっとり系の静かな6曲目。

2021/08/03

Lucky Seven/Bob James

Boblucky7 ボブ・ジェームスをしばらく追いかけています。アルバムコメントは何と20年以上前のものなんですけど、ブログの方では紹介がもれていたので、あえてそのまま掲載してます。これも少々後から買ったけどLPで持っていたなあ。当時はラジオの他は、カセットとLPでそんなに音源を持ってなかった時代なので、同じものを何度も聴いていて、どの曲も覚えてしまってますね。派手でキャッチーな曲も多い中、6曲目がけっこう渋くて、こういう音使いする?というような、今改めて聴いてみるとけっこう新鮮に感じたりもします。まあ、この時期アルバムジャケットも派手で人目をひくような感じではありましたが。まあ、自分もいい時代に育ったな、と改めて思います。

 

Lucky Seven/Bob James(Key, Vo)(Tappan Zee) - Recorded February-May 1979. Eric Gale(G), Hiram Bullock(G, Vo), Neil Jason(B, Vo), Steve Khan(G), Richie Resnicoff(G), Gary King(B), Idris Muhammad(Ds), Andy Newmark(Ds), Steve Gadd(Ds), Jimmy Mallen(Per), Ralph McDonald(Per), Pati Austin(Vo), Jeff Shoen(Vo), Jon Faddis(Tp), Randy Brecker(Tp), Mike Lawrence(Tp), Wayne Andre(Tb), David Taylor(Tb), James Buffington(French Horn), Peter Gordon(French Horn), Dave Sanborn(Sax), Michael Brecker(Sax), etc. - 1. Rush Hour 2. Blue Lick 3. Look-Alike 4. Big Stone Sity 5. Friends 6. Fly Away (7. Summer, Fall, Winter, Spring)

5曲目を除いてボブ・ジェームスのオリジナルで、作曲・アレンジのセンスがここでも光っています。 なかなか良い曲が多いことも特徴。ノリが良くメロディアスで、まさにニューヨークのラッシュアワーを音楽で表現しているようなスマートな1曲目、渋めで多少ゆったりと響いてきて、それでいて都会的な2曲目、明るいサウンドでやはりメロディアスにせまってくる3曲目、これまたニューヨークを表わしていると思われるタイトルの、スマートでノリの良いカッコ良い4曲目。サックスソロはマイケル・ブレッカー。5曲目はベースのニール・ジェイソンらの作で、ポップでメロウな曲。ジェイソン自身が歌っているのが上手く、面白いかも。6曲目は渋めながら、流れていくメロディと独特の浮遊感のあるフレーズが何とも心地良い。

2021/08/02

Coda - Orchestra Suites/Michael Mantler

2697 ECMレーベルのCDが1枚届きましたので、聴いてみます。今日のアルバム、オーケストラがバックなので、New Seriesに入れてもいいようなサウンドと曲調なのですが、マイケル・マントラ―が作曲しているというので、ECMの方に入っているのだと思います。便宜上ジャズに区分けしますが、クラシックや現代音楽により近い、という感じなんですね。まさに鑑賞する、という感じの聴き方になってしまいますね。まあ、それでもECMらしいと言えばらしいので、そういうこともアリかなあ、とは思います。他レーベルだとそもそもこういう受け皿のあるレーベルが限られてしまいますし。聴く方もそっち方面のアルバム、ということで聴いています。

 

Coda - Orchestra Suites/Michael Mantler(Tp)(ECM 2697)(輸入盤) - Recorded September, November 2019 and June 2020. Christoph Cech(Cond), Loe Eibensteiner(Fl), Peter Tavernaro(Oboe), David Lehner(Cl), Fabian Rucker(Bcl), Christoph Walder(French Horn), Simon Teurezbacher(Tuba), Joanna Lewis(Vln), Ulrike Greuter(Vln), Diane Pascal(Vln), Tomas Novak(Vln), Simon Frick(Vln), Maximilian Bratt(Vln), Magdalena Zenz(Vln), Emily Stewart(Vln), Simon Schellnegger(Viola), Anna Magdalena Siakala(Viola), Daniel Moser(Viola), Tamara Stajner(Viola), Asja Valcic(Cello), Arne Kircher(Cello), Tibor Kovesdi(B), Tamara Kienberger(B), Njarne Roupe(G), Miximilian Kanzler(Vib, Marimba), David Halbock(P) - 1. TwoThirteen Suite 2. Folly Suite 3. Alien Suite 4. Cerco Suite 5. HideSeek Suite

(21/08/02)全曲マイケル・マントラ―の作曲。収録時間は54分。ほぼ完全なオーケストラ作品で、エレキギターが入ってなければ(それも全体の演奏に調和しているフレーズですが)、どこかの現代音楽というかクラシックとしてもいいような曲風。タイトル自体が「Orchestra Suites」となってますし。マントラ―の時々入るトランペット・ソロが、ああ、彼らしいなあとも思いますけど、ECMでなければなかなか出せないような曲やサウンドになっています。プロデューサーも彼自身だし、マンフレート・アイヒャーの名前はないし、これは持ち込み音源かなあと。ドラムスやティンパニなどの打楽器がないので、なだらかに、しかも少し沈んだ基調で淡々と進んでいく雰囲気の落ち着いたサウンドです。こういう方面の才能はあると思います。

2021/08/01

Touchdown/Bob James

Bobtouchd ボブ・ジェームスの過去盤聴き。このあたり後追いだったけどLPは持っていた記憶があります。今聴き返してもけっこう鮮明にサウンドがよみがえってくるので、当時はかなりヘヴィー・ローテーションではなかったかと思います。特に1-2曲目の流れは今でもかなり頭に入っていますね。このアルバムで全曲オリジナルになり、アコースティックな感じの曲も何曲か出てきて、また雰囲気が変わりました。「One」以降、ある程度のところまでは全部いいのですが、今の視点からすると、昨日の「Heads」より後がおすすめなのかなあ、とも思います。これだけ彼の個性を出しているアルバムも、やはりこの時期ならではかな、というところもありますし。

 

Touchdown/Bob James(Key)(Tappan Zee) - Recorded June-September 1978. Eric Gale(G), Hiram Bullock(G), Richie Resnicoff(G), Gary King(B), Ron Carter(B), Steve Gadd(Ds), Idris Muhammad(Ds), Ralph MacDonald(Per), Mongo Santamaria(Per), Dave Sanborn(As), Hubert Laws(Fl), Eark Klugh(G), etc. - 1. Angela(Theme From "Taxi"), 2. Touchdown 3. I Want To Thank You (Very Much), 4. Sun Runner 5. Caribbean Night (7. With The One You Love)

ここでは、はじめて全曲ボブ・ジェームスのオリジナルになりました。ロン・カーターやアール・クルーなどが曲によって参加してアコースティックっぽいサウンドへ戻っています。いずれも構成が見事で、けっこう分かりやすい曲が多いです。1曲目はサブタイトルで「「タクシー」のテーマ」となっているメロディが印象的な曲で、比較的ゆったりと心にしみこんできます。そしてノリと、またもやメロディで攻めてくるまさに「タッチダウン」のタイトルの2曲目、ちょっと渋めなしっとり系でアコースティックの雰囲気が強い3曲目、南洋の爽やかな明るいカラーを持っている、ややソフトなサウンドの4曲目、まさに「カリブの夜」の雰囲気の、特にパーカッションのチャカポコした音色が印象的な、ミディアムテンポの5曲目。

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