CDの買い取り価格の下落と、処分の仕切り直し
手元に’04年の某中古レコード店でのCDの買取リストがあって、そこには143点で125,900円の買い取り価格が書いてありました。BOXものも何点か処分したと思います。思えば当時がいちばん買取価格が自分の中では良かったかな。その後、数年おきに処分してましたが、だんだん値段が下がっていき、’15年を最後に処分していないですね。
最近はそういう意味ではCDの買い取り価格がどうなっているのかは想像の域を出ないのですけど、中古の販売価格がどんどん下がってきているところを見ると、買取価格も下落しているんじゃないかなあ、と思います。価値あるものには値段はつくけど、それはほんの一部。ストリーミングをはじめたときは、大量に処分して自分の葬式費用ぐらいにはなるか、と思いつつ、少し処分の準備はしたものの、ここまで下がってくると、処分しない方がいいんかじゃないか、と考えるようになってきました。処分は息子たちにまかせるかなあ、というところ。すでに本やマンガの単行本は値段のつくものは処分してあるため、CD(と少しのLP)が私の持っている主な趣味のものです。オーディオは長男に全部譲りますし、半分以上が既に長男が作ったり買ったりしたもの。あとはエレキ・ベースが3本あったか。
ストリーミングの月額料金が大幅に下がったのと同様に、音楽にお金を払わなくなってくるとミュージシャンの死活問題でもあるし、難しいところですね。結局のところ自分も5年ほど前と比べると、CDを買っている枚数が半分近くに減ってますしね。これは追っかけしていたミュージシャンが何人も亡くなってしまった、ということもあるのですけど、経済的な理由も少しあります。いずれにせよ、将来的にCDの処分に関しては仕切り直しかなあ、と思います。
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