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2021/07/01

2021年上半期私的ジャズベスト3

2688_20210701141801 Charlestone_20210701141901 Daveanother_20210701141901 昨年12月から今年6月までの7か月での変則的な私的ジャズベスト3になります。この期間も少し買うCDを絞っていたし、偏りもけっこうあるため、あまり参考にはならないかもしれませんけど、もう習慣になってしまっているので、あえて書いてみます。上位3つは特に順位はつけていません。次点で2枚ほど日本のCDがあるのですが、まだ迷うところがあり、今回はその記述はなしです。

 

Human/Shai Maestro(P)(ECM 2688)(輸入盤) - Recorded February 2020. Jorge Roeder(B), Ofri Nehemya(Ds), Philip Dizack(Tp) - 1. Time 2. Mystery And Illusions 3. Human 4. GG 5. The Thief's Garden 6. Hank And Charlie 7. Compassion 8. Prayer 9. They Went To War 10. In A Sentimental Mood 11. Ima (For Talma Maestro)

(21/01/30)10曲目のみデューク・エリントンらの作曲(リズミカルでかなり独特なアレンジ)で、他は全てシャイ・マエストロの作曲。収録時間は56分。叙情的でもあり、フリー色が近いとも言え、その中で彼の内面世界を表している感じ。タイトル曲の3曲目はその最たるものか。イスラエル色はほとんどなく(5曲目、9曲目は少しあるかも)、洗練された、そして微妙なニュアンスの上に立ったECM的な演奏。メロディは明るい色を出しているところもあり、哀愁もあり。時に情念的な盛り上がりがあり、2曲目の後半、5曲目の後半、8曲目はその強いメロディを出しながら盛り上がっていきます。穏やかな上に不思議なスケールのトランペットを聴ける4曲目、有名な2人に捧げられたバラードの6曲目、神秘的な雰囲気もある11曲目。

 

Tone Poem/Charles Lloyd(Ts, Afl) & The Marvels(Blue Note)(輸入盤) - Released 2021. Bill Frisell(G), Greg Leisz(Steel G), Reuben Rogers(B), Eric Harland(Ds) - 1. Peace 2. Ramblin' 3. Anthem 4. Dismal Swamp 5. Tone Poem 6. Monk's Mood 7. My Amor (Live) 8. Lady Gabor 9. Prayer

(21/03/30)チャールス・ロイド作は4-5、9曲目で、オーネット・コールマン作が1-2曲目、レナード・コーエン作が3曲目、セロニアス・モンク作が6曲目、ガボール・サボ作が8曲目など。収録時間は70分。Marvels名義では3作目なので、けっこう力を入れているグループ。やはりビル・フリゼールとGreg Leiszが全体に及ぼすサウンドの効果は大きく、彼らの名義にしてもおかしくないような影響力を持ってます。特に3曲目など。今回はカヴァー曲は多めですが、1-2、6曲目なども、彼らのオリジナルのような調子で演奏してます。4曲目のアルト・フルートもなかなか雰囲気がいい。タイトル曲の5曲目は出だしに自由なスペースがあって、本編はメロディアスな雰囲気。ロック的なビートに乗る8曲目はややアグレッシヴな感じ。

 

Another Land/Dave Holland(B), Kevin Eubanks(G) & Obed Calvaire(Ds)(Edition Records)(輸入盤) - Recorded September 11, 2019. - 1. Grave Walker 2. Another Land 3. Gentle Warrior 4. 20 20 5. Quiet Fire 6. Mashup 7. Passing Time 8. The Village 9. Bring It Back Home

(21/06/11)2、5、7、9曲目がデイヴ・ホランド作曲、1、4、6、8曲目がケヴィン・ユーバンクス作曲、3曲目がObed Calvaire作曲。収録時間は67分。ホランドは一部エレクトリック・ベース(1、6、8曲目)とアコースティック・ベースを使い分けて、ファンク的な曲が入っています。ギター・トリオというシンプルな編成でこれだけの時間聴かせるのはなかなか大変なのに、また録音でのエレキベースは最近ほとんどなかっただけに、やはりホランドは年齢の割になかなかトンガっているなあと。静かな曲もありますが、なかなか渋くて雰囲気が出ています。時間が長めなので、それぞれの演奏の間の空き方(同じフレーズの繰り返しとか)にも味が出ていることが分かります。熟練の2人と若手のドラマーとの渋いコラボレーションですね。

 

Fujiimoonon_20211126112201 Toyamaletter_20211126112301 Izutuanother_20211126112301 (7月3日追記)国内のアルバムで迷っているのがあると書きましたが、絞り切れないので、3枚リストアップだけしておきます。

ムーン・オン・ザ・レイク/藤井郷子(P)東京トリオ(Libra Records)
レターズ/外山安樹子(P)トリオ(Autumn Leaves Records)
Another Answer/井筒香奈江(Vo)(Jellyfish LB)

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コメント

今晩わ。
もうそんな時期になりましたね。今年はあまり新婦は聴いていませんが、ロイドの作品は、久々にロイド自身が嬉しそう、楽しそうに吹いているのが伝わってきて、最近よく聴いてます。
あと、ホランドもそう。年取ってからも好きなことをクリエイティブに展開している二人を見るとなんとも羨ましい限りです。
ロイドの方、リンク貼らせてください。
https://zawinul.hatenablog.com/entry/2021/06/20/204431

>zawinulさん

こんにちは。

1年のうち半年過ぎるのもあっという間です。上半期ベスト3と年間ベスト3は、それぞれ別の知り合いが音頭をとってやっているのですが、もう自分のまとめ用という感じで、習慣になってしまいました。ジャズはベスト3をやっても、あまり人とかぶることがないし、旧作を出してくる方もいて、それなりに面白いです。

私が4ビートにこだわっていないのは分かるでしょうけど、やはりベテランになってきているミュージシャンを選びがちなのは、私が歳をとってきているせいかなあ、とも思います。

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