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2021年7月の記事

2021/07/27

Three/Bob James

Bobthree ボブ・ジェームスのリーダー作の3日目、ということになります。「One」から次に出てくる「BJ4」まではCTIが原盤でそれをCBS Sony(Tappan Zee)が買い取ったということになるのかな。CDではCBS Sonyとなっています。よりクロスオーヴァー(フュージョン)路線が明確になってきて、シャープなファンクという感じの1曲目に、特にその性格が表れている気がしてます。実はこのアルバム以降、しばらくは後追いになってしまった時期もあって、ちゃんと聴くようになったのはCDが発売されてからになります。それでも手持ちのCDは消費税がなかったので、まだ昭和の頃の話か。その後どんどん追いかけていくようにはなるのですが。

 

Three/Bob James(P)(Tappan Zee) - Recorded November 11 and January, 1976. Grover Wishington Jr.(Ts, Ss), Harvey Mason(Ds), Andy Newmark(Ds), Gary King(B), Will Lee(B), Eric Gale(G), Hugh McCraken(G), Jeff Minolov(G), Ralph MacDonald(Per), Eddie Daniels(Fl), Jerry Dogion(Fl), Hubert Laws(Fl), Jon Faddis(Tp), John Frosk(Tp), Lew Soloff(Tp), Marvin Stamm(Tp), Wayne Andre(Tb), Dave Bargeron(Btb, Tuba), Dave Taylor(Btb), etc. - 1. One Mint Julep 2. Women Of Ireland 3. Westchester Lady 4. Storm King 5. Jamaica Farewell (6. Look Look)

ビートがはっきりしてきて、いわゆるフュージョン路線になってきた作品。3曲目の「ウエストチェスター・レディー」など、そのポップ性やアレンジの良さで今聴いてもゴキゲンですが、このアルバムでも、ちゃんとブラス・ストリングスが入っています。1曲目はファンクのビートの上を飛びまわるキーボード、サックスのソロとブラスが心地良くせまってきます。優しく美しいフルートのメロディの静かな出だしから、その美しいメロディのままレゲエになっていくところなど、聴きどころのある2曲目、タイトなリズムの上をシンプルでメロディアスなキーボードがテーマを弾き、結果的にノリの良い曲になっている4曲目、明るいメロディーにレゲエのリズムで、ちょっと間違えばイージーリスニングですが、彼のアレンジでうまくまとまっている5曲目。

2021/07/26

Two/Bob James

Bobtwo 先日「One」の方も取り上げたので、こちらも。このブログをはじめたのが’04年5月30日で、それ以前にホームページの方にあげていたもので、かつ、ブログの期日より前にアルバムコメントの手直しをしているものは、こちらのブログには入っていないものが多いです。ですので、今度はそれらを探して入れる作業をしなければなんですけど、ダブらないように探すのがまた大変。ですので、折を見て、少しずつやっていこうかな、と思います。今日のアルバム、私が中学生の時に初めてジャズ(クロスオーヴァー)に触れた作品で、カセットテープに録音して何度も聴いていて、刷り込みの強いアルバム、ということであげてみました。今でも私の基準はこれと「One」でしょうかね。

 

Two/Bob James(P)(Tappan Zee) - Recorded December 1974 and January 1975. Eric Gale(G, B), Gary King(B), Steve Gadd(Ds), Andrew Smith(Ds), Arthur Jenkins(Per), Ralph MacDonald(Per), Richie Resnicoff(G), Hubert Laws(Fl), Randy Brecker(Tp, Flh), John Frosk(Tp, Flh), Victor Patz(Tp, Flh), Lew Soloff(Tp, Flh), Marvin Stamm(Tp, Flh), Jimmy Buffington(French Horn), Peter Gordon(French Horn), Al Richmond(French Horn), Wayne Andre(Tb), Eddie Bart(Tb), Tom Michell(Tb), Tony Stadd(Tb), Eddie Daniels(Cl), Patti Austin(Vo), etc. - 1. Take Me To The Mardi Gras 2. I Feel A Song (In My Heart) 3. The Golden Apple 4. Farandole(L'aresienne Suite No.2) 5. You're As Right As Rain 6. Dream Journey (7. Here Let My Life)

邦題「夢のマルディ・グラ」。何曲もあちこちのテーマソングやバックの音楽として使用されたのでご存知の方は多いはず。1曲目の「夢のマルディ・グラ」は、本家のポール・サイモンのヴァージョンよりも有名ではなかろうかと思うほどにポップです。2曲目はパティ・オースティンのヴォーカルで渋めのソウルを聴かせてくれます。クロスオーヴァーで、当時、「黒い」サウンドを白人で出していたのは彼だけかも。変幻自在の変化を見せて飽きさせないドラマチックなオリジナルの3曲目、これまた有名な「ファランドール」の特色を生かしつつ、思いきったアレンジが印象的な4曲目、中間色的な渋さの味わいで、かつポップでメロディアスな雰囲気の5曲目、やや地味ながらパーカッションが印象的でアレンジが職人芸の6曲目。

2021/07/24

自衛隊東京大規模接種センターでの2回目のワクチン接種と家族の動向

210621jieitai_20210724175001 もうすでにちらっと書きましたけど、21日に自衛隊東京大規模接種センターでの2回目のワクチン接種を受けてきました。本当はもう1枚の輸入盤が遅れていて、それを聴けなかった悔しさもあってこれを書いてます。結局東京駅から接種センターまでの2回の往復は4回ともはとバスに乗れましたですね(無料)。1回目の行きだけはちょっと密でしたが、あとはバス内は割と空いてました。接種センターは、よく1日に1万人もこなせるな、と思うほどにシステマティックだったのは1回目と同じ感想で、すんなりと終わりまで行けました。

1回目のワクチン接種の時は打った左腕が痛くなってきたのと2日目にやや倦怠感があった記憶があるけど、21日に打った2回目、当初は何でもなかったのに、夜になって左腕の痛みと、体中のリンパのあたりが痛む感じで、微熱もあるもよう。おかげで夜はよく眠れませんでした。翌日はうまく祝日になったので朝から1日音楽を聴いて過ごそうと思っていたけど、パソコンの前に座るのがまだ精いっぱいで、布団と行き来しつつでちょっと残念。ただ副反応はもっと大変な例もいくらか聞いているので、それに比べれば、まだいい方かな。その日はおとなしくしていようと思いました。

その2日目の午後に痛み止めを飲んだら、だいぶ楽になったです。前の夜はカミさんが介護で実家に泊りだったし、次男は8日間の出張から夜中に帰ってくるしで、その痛み止めという発想がなかったです。2日日の昼過ぎに帰ってきたカミさんに言われて、やっと飲んでひと安心、というところ。やはり言われた通り、1回目よりは2回目の副反応の方が大きめに出た、というところでしょうか。3日目の今日は左腕の痛みもほぼ無くなり、副反応はなくなったと思います。

あとは家族の接種予約ですが、長男は近日職域接種ができるようで心配なし。あまり感染者が多くない地域に住んでますし。カミさんは市の接種予約で、今日朝、市の予約が8時半スタートで何とか先週予約に間に合わなかったのを取り返し、8月下旬ですが市の大きい接種センターで1回目の予約が取れました。本当ならもう1週間ほど早く予約が取れたのですが、先に受け取っていた都合の悪い日の予定表とにらめっこして、即判断を下さなければならず、まあ、取れただけ良しとしなければ。問題は次男で、出張を繰り返している時期なので、予定が思うにまかせず、職域接種は断念。自衛隊が新たに大人数をまた募集を始めても、ライバルは広い範囲にいるし、勝てるかどうか心配だし、若いので市の方もそこまで受け皿があるかは何とも言えない状況。彼は在宅勤務ではないから一番受けさせたいんですけどね。まあ、何とかなるでしょう。なぜか私が予約担当になってしまっている感じではありますが。

2021/07/23

Upstream/Alex Sipiagin

Alexupstr本当は昨日このアルバムを聴こうと思っていたんですが、ワクチン接種の2回目2日目の副反応で、とても聴ける状況ではなかったため、今日になりました。もう大丈夫です。アルバムは4月30日発売だったのが、遅れて入手。Alex SipiaginもCriss Cross時代と比べて、その後も何枚かCDを出しているんですが、全部は追いかけきれない状況です。((追記)遅れても何とか追いかけられているみたいです。)でもやっぱりこのトランペットはかなりのテクニックで、聴いていてシャキッとしますね。メンバーもいいですし、ワン・ホーンのアルバムが彼には向いている感じです。オリジナル曲が多いのですが、それでも演奏に引き込まれてしまうのは、やはりテクニシャン揃いだったからかもしれませんね。

 

Upstream/Alex Sipiagin(Tp, Flh)(Positone)(輸入盤) - Recorded October 24 and 25, 2020. Rudy Royston(Ds), Art Hirahara(P), Boris Kozlov(B) - 1. Call 2. Echo Canyon 3. Sight 4. SipaTham 5. Magic Square 6. Rain 7. Shura 8. Miyako 9. Upstream

(21/07/23)8曲目がウェイン・ショーター作、2曲目がArt Hirahara作、5、7曲目がBoris Kozlov作で、他は全曲Alex Sipiagin作。収録時間は54分。今のジャズなんだけど、モーダルなところも残されています。それにしてもリーダーのAlexはじめ、なかなかのテクニックです。ワン・ホーンのアルバムとして出来るべくして出来た、という感じ。1曲目から高度な雰囲気で、自由度高く展開していきます。フリー的な部分も含め、なかなか聴かせます。マニアックだけど、ジャズはこうじゃなきゃ、みたいなところを個人的には持っていると思います。2、6、8曲目のバラードも乾いた雰囲気がなかなか。それでいて盛り上がりがあるし。3、5、9曲目はエレキ・ピアノが、5、9曲目はエレキ・ベースが使われています。変化に富んでいます。

2021/07/20

Winter's End/Stephan Micus

2698 ECMの新譜が予定より1か月ほど遅れてやっと1枚入手できたので、聴きます。ステファン・ミカス(ミクス)のアルバム。完全に一人での多重録音だし、マンフレート・アイヒャーの名前はないしで、持ち込み音源だと思われますが、それにしてもECM初期(というかJAPOレーベル)からこんなに長く続いているミュージシャンも珍しくなってきました。まあ、彼の場合、ECM以外では発表場所がなかったのかもしれませんけれども。昔は民族的なミクスチャーを楽しみながら聴いていましたが、最近はその音自体もオーディオ的に興味が出てきました。こういう世界も時々聴くといいもんだなあ、と思います。でも過去の音源、聴いて区別がつくものは少しかもしれませんけど。

 

Winter's End/Stephan Micus(All Instruments, Voice)(ECM 2698)(輸入盤) - Recorded 2018-2020. - 1. Autumn Hymn 2. Walking In Snow 3. The Longing Of The Migrant Birds 4. Baobab Dance 5. Southern Stars 6. Black Mother 7. A New Light 8. Companions 9. Oh Chikulo 10. Sun Dance 11. Walking In Sand 12. Winter Hymn

(21/07/20)ECM(JAPO含む)では24枚目になるのかな?おなじみステファン・ミカスの一人多重録音による無国籍的民族音楽の世界。収録時間は48分。1曲目は日本的な旋律のようで、郷愁を誘います。とは言うものの、2曲目は12弦ギターでのソロなので、やはりどこの音楽か、というのはどうでもいいような感じです。秋から冬へ、そして「冬の終わり」というのは、コロナ禍に対する気持ちの表れなのかどうか、アルバムタイトルとしては良いと思います。曲ごとに楽器(特に民族楽器)が変わって、曲調に変化をもたらしていきますが、3、6、10曲目、のヴォイスの多重録音はなかなか不思議な感覚をもたらしてくれます。ジャケット内に各民族楽器の説明が英文で書いてありますけど、それを参照されるのもいいかなあと。

2021/07/17

One/Bob James がリマスターされた

210717bobone Bobone ボブ・ジェームスの「One」がSACDと、CD/MQAの2種類でリマスターされて再発売されたようです。たまたまAmazon Music HDで聴いたら192k/24のハイレゾ配信だったのと、元のLP時代(CD含む)の音と違った印象になったので、リマスターCDはまだ購入していないけど好きなミュージシャン。なのでストリーミングで聴いた印象で取り上げることにしました。’70年代に録音した音とはあまり思えず、そんなに古さを感じさせないようなイメージに仕上がってました。前には聴こえなかった音が聴こえてくることもありますし。ただ、全体的には前の録音と遠ざかるような編集はされてなくて、やはり彼の「One」だなあ、という印象が強いです。なお、アルバムコメントは昔書いたものですが、音質については触れてないので、まあ、いいかと。SACD、機会があったら欲しいですね。

 

One/Bob James(P)(Tappan Zee) - Recorded February-April, 1974. Gary King(B), Steve Gadd(Ds), Idris Muhammad(Ds), Richie Resnicoff(G), Eric Weissberg(G), Ralph MacDonald(Per), Dave Friedman(Vib), Grover Washington Jr.(Ss), Hugh McCraken(Harmonica), Jon Faddis(Tp, Flh), Thad Jones(Tp, Flh), Victor Paz(Tp, Flh), Alan Rubin(Tp, Flh), Lew Soloff(Tp, Flh), Marvin Stamm(Tp, Flh), Wayne Andre(Tb), Paul Faulise(Btb), Jack Gale(Btb), Alan Paph(Btb), George Marge(Afl), Romeo Penque(Alf), etc. - 1. Valley Of The Shadows 2. In The Garden 3. Soulero 4. Night On Bald Mauntain 5. Feel Like Making Love 6. Nautilus (7. Solace)

邦題「はげ山の一夜」。「One」から「BJ4」まではもとはCTIから出たもの。ブラスとストリングス・セクションを引っさげて、大胆な曲作り、アレンジで本格的デビューをしました。セールスを狙いながらも、彼の一番過激なアルバムだと思います。ボブ・ジェームスのキーボードやリッチー・レズニコフのギターもかなりアグレッシヴ、エキゾチックなサウンドもけっこうドラマチックな作りで印象深い1曲目、心地良いメロディはクラシックの「カノン」に基づいている2曲目、やはりエキゾチックにせまってきて盛り上がる3曲目、「はげ山の一夜」の名アレンジで原曲の良さとアレンジの素晴らしさが味わえる4曲目、これまた有名な、渋めでポップな演奏を聴ける5曲目、ミステリアスな雰囲気を持ったファンクの6曲目。

2021/07/15

CDの買い取り価格の下落と、処分の仕切り直し

手元に’04年の某中古レコード店でのCDの買取リストがあって、そこには143点で125,900円の買い取り価格が書いてありました。BOXものも何点か処分したと思います。思えば当時がいちばん買取価格が自分の中では良かったかな。その後、数年おきに処分してましたが、だんだん値段が下がっていき、’15年を最後に処分していないですね。

最近はそういう意味ではCDの買い取り価格がどうなっているのかは想像の域を出ないのですけど、中古の販売価格がどんどん下がってきているところを見ると、買取価格も下落しているんじゃないかなあ、と思います。価値あるものには値段はつくけど、それはほんの一部。ストリーミングをはじめたときは、大量に処分して自分の葬式費用ぐらいにはなるか、と思いつつ、少し処分の準備はしたものの、ここまで下がってくると、処分しない方がいいんかじゃないか、と考えるようになってきました。処分は息子たちにまかせるかなあ、というところ。すでに本やマンガの単行本は値段のつくものは処分してあるため、CD(と少しのLP)が私の持っている主な趣味のものです。オーディオは長男に全部譲りますし、半分以上が既に長男が作ったり買ったりしたもの。あとはエレキ・ベースが3本あったか。

ストリーミングの月額料金が大幅に下がったのと同様に、音楽にお金を払わなくなってくるとミュージシャンの死活問題でもあるし、難しいところですね。結局のところ自分も5年ほど前と比べると、CDを買っている枚数が半分近くに減ってますしね。これは追っかけしていたミュージシャンが何人も亡くなってしまった、ということもあるのですけど、経済的な理由も少しあります。いずれにせよ、将来的にCDの処分に関しては仕切り直しかなあ、と思います。

2021/07/13

古希ソロ/田村夏樹

Tamurakoki田村さん、藤井さん関係で今度は田村夏樹さんの古希(70歳)のソロアルバム。他楽器は混ざっているとはいえ、彼のソロは、確か4枚目ではなかったかな?トランペットという楽器のジャズではソロアルバムがいちばん多い人、という認識でもいいのかも。((追記)トランペット・ソロ作についてはワダダ・レオ・スミスがいちばん多いという説もあります。)今回は専門ではない楽器や楽器以外のものを使っていますけど、やはりアルバムになるだけあっていい味が出ています。やはりフリー、ということになるんでしょうが、ドシャメシャの部分も少なく、聴きやすい方のフリーになっていると思います。それにしても恐るべき創造力ではありますね。聴く人を選ぶ、ということには確かになるんでしょうけど、こういう方面もハマるとなかなかいい世界が待っています。

 

古希ソロ/田村夏樹(Tp、P、Wok、Voice)(Libra Records)
Koki Solo/Natsuki Tamura(Tp, P, Wok, Voice)(Libra Records) - Recorded November 7, 2020. - 1. Sekirei 2. Karugamo 3. Kawau 4. Bora 5. Sagi 6. Kamome 7. Chidori 8. Isoshigi

トランペットに限らず、ピアノや中華鍋、キッチンボウルなども叩いた完全即興のソロアルバム。70歳を迎えた記念作。収録時間は54分。全曲鳥の名前のタイトルが入っています。1、3、5(特殊奏法)、7曲目はトランペットソロでの演奏ですが、彼はジャズマンとしてこの楽器の(今回はトランペットだけではないが)ソロ作がいちばん多いのではないか、と思いました。本職の楽器での上手さはもちろん、本職ではない楽器(や楽器ではないもの)でも、即興演奏として楽しませてくれます。2、6曲目はその打楽器の演奏だけど、ヴォイスと絡まって非常にいい味が出てます。間の取り方もいい。4、8曲目のピアノはある程度の経験はあるようで、ヴォイスも絡み少し硬質で個性的な演奏。8曲目の方がフリーという感じに近いかも。(21年7月10日発売)

2021/07/11

Google検索に好かれるときもあれば嫌われるときもある

私の持っている2つのホームページ(仕事用含む)と2つのブログの、ここのところ(この1-2週間ぐらい)の検索からの入り込みが少なくなっています。当然のことながらページビューもその分減ります。Google Consoleという、検索の入り込みを見ることができるアプリからも、そのことは証明されてます。原因は何だか分からないのが正直なところで、思い当たるのは、趣味のジャズのホームページ、ブログの方は、コピペして同じ文章のコンテンツが多いということぐらいかな。同じ文章を複数のところに置いておくと、Googleのアルゴリズムでは検索順位が下がるからです。まあ、以前にも上がったり下がったりがあったので、長い目で見ればあまり気にする必要はないのですが。Googleの方も定期的に検索のアルゴリズムを変えていて、その内容が分からないので、何とも言えないところですし。

私は商売ではホームページにほとんど頼ってないので、検索順位を気にしていないため影響はないのですが、他の人や会社がやっているネット販売などではSEO対策を大金をかけてやったり、検索順位が売り上げに大きく影響するため、だいぶ前からそういうことは聞いています。それだけ今はGoogleの影響が大きいってことですね。私は特にSEO対策はやってないのですが、強いてあげるとすれば、タイトルにCDとか、そのものズバリを持ってくる、ということだけでしょうか。

昔はホームページやブログのトップページにブックマークを置いていて、そこを順番にまわっていく、ということが多かったようですけど、今は知りたい用語や言葉を検索かけて拾っていく人の割合がだいぶ増えてます。私のところでも半分以上がそういうアクセスのようです。結局自分の力でアクセスを取りに行く、という積極的な気持ちがあまりないので、まあ、結局はなすがままに、ということになってしまいますけど。知りたいことがあって、私のところに来てくれる偶然性がある程度あれば、まあ、良しとしなければ。

2021/07/08

「Blue Giant Explorer」第3巻を読む

210708book 少し前に届いていたんだけど、このところチマチマと忙しくて、また年齢のせいかすぐ横になったりして、なかなかこれに触れる機会がありませんでした。とはいえネタバレなしで書くのも少々気を使いますが。主人公の大(ダイ)が、最初のシリーズではサックスを手に取るところから始まる日本編、次に「Blue Giant Supreme」になって、ヨーロッパを同じメンバーでまわっていくヨーロッパ編、そして今回の「Blue Giant Explorer」が、今のところ一人でその時その場所でのメンバーと演奏しながら、アメリカ各地をまわっていくアメリカ編、という風に変化に富んでいます。今回は旅の途中のサンフランシスコの巻。10巻ずつシリーズが変わって行っているようですね。

演奏がマンガなので音が出ないのだけど、音を感じさせる絵柄がとても気に入っています。これは前の時も書いたかな。個人的に出てくる音はオーソドックスな4ビート系のバップ系のサックスよりはもっと自由に現代ジャズを感じさせながら、豪快に吹きまくる感じなんだけど、これは自分の頭の中でぐるぐる回っているだけなので、何とも言えませんが。

まあ、端的に言ってしまうと、少年漫画にありがちな、旅をして、戦って、勝っていく、というストーリーに乗っかっているのかもしれません。でも、そういうストーリーがなかなか読んでいてやめられない、ということにもなってきているんじゃないかな。巻末に2ページほど、関わっていた人物が、彼がいかに大物になったかを語る場面があるのだけど、作者の石塚真一さん、どこのレベルまで書けるのかな、と少々気になります。大(ダイ)は苦労しつつもだんだんビッグにはなってきているので、今後が楽しみです。

2021/07/04

What Is...?/Wandering The Sound Quintet

Wanderingwhat 藤井郷子さん関連で、ポーランドのレーベルからの発売です。編成を見ると割とオーソドックスなクインテット編成ですが、演奏するのはフリー・ジャズ。こちら方面が好きな人にはたまらないかもしれないですけど、あくまでもフリーです。そして、メンバー構成からか、場面の切り替わりの多い1曲目の出だし部分も、やはりフリー・インプロヴィゼーションというよりは、フリー・ジャズという方が似合っているかなあ、なんてことを思ってます。両者の用語の区分は私自身はあいまいで、雰囲気によって使い分けているんですけれども。ただ、私のブログの訪問者では一定数フリーのファンもいるんじゃないかなあ、と思いますけど、どうなんでしょうか。

 

What Is...?/Wandering The Sound Quintet(Not Two Records)(輸入盤) - Recorded Autumn 2019. Satoko Fujii(P), Guillermo Gregorio(Cl), Natsuki Tamura(Tp, Voice), Rafal Mazur(B), Ramon Lopez(Ds) - 1. ...Sound 2. ...Wind 3. ...Mind

(21/07/04)ポーランドでのライヴ録音で、全曲フリー・インプロヴィゼーション。収録時間は64分。特に1曲目は44分あって、冒頭からどんどん様相が変わっていき、前半は目まぐるしく賑やかになったり静かになったりと、先の予測はさせないぞ、というくらいに興味深い進行になってます。フリーなので聴く人を選ぶかもしれないけど、藤井郷子、田村夏樹の加わる、しかもベース、ドラムス入りのクインテットのコンボ編成というのも、実はアルバムはそんなに多くないので、そういう点でも興味を引きます。賑やかな場面ではライヴということもあってか、かなりはじけてますし。この打ち合わせのないドラマ感というのは、なかなかいいと思います。2曲目、3曲目もそれぞれ11分、8分と、色合いも1曲目と少し変わっていて興味深い。

2021/07/03

澤野工房がストリーミングに進出

’10年頃までは澤野工房というレーベル(Atelier Sawano)自体を全部追っかけしていて、自分には思い出の多いレーベルです。その後数年間は気に入ったアルバムだけを買って、だんだん自分の中ではフェードアウトしてしまいましたが。数年前にECMがストリーミングに進出して、最近ではダウンロードやストリーミングをしてない気になるレーベルのひとつではありました。

その澤野工房が今徐々にストリーミングに進出しつつあります。一つの理由として、CDの売り上げが全体的にもレーベル的にも落ちてきた、ということもあるようで、そのあたり厳しさもうかがえます。でも何よりも、このレーベルのアルバムをストリーミングで聴けるようになることはうれしいことです。

とりあえずはTõnu Naissoo Trio、Francesca Tandoi Trio、Elmar Brass Trioからスタート、ということですが、今後どんどんネット上で聴けるミュージシャンが増えてくると思うので、それを待っています 。まだまだたくさんのミュージシャンやアルバムを抱えているレーベルなので、楽しみにしています。次はどのミュージシャンがお目見えするでしょうか。

2021/07/01

2021年上半期私的ジャズベスト3

2688_20210701141801 Charlestone_20210701141901 Daveanother_20210701141901 昨年12月から今年6月までの7か月での変則的な私的ジャズベスト3になります。この期間も少し買うCDを絞っていたし、偏りもけっこうあるため、あまり参考にはならないかもしれませんけど、もう習慣になってしまっているので、あえて書いてみます。上位3つは特に順位はつけていません。次点で2枚ほど日本のCDがあるのですが、まだ迷うところがあり、今回はその記述はなしです。

 

Human/Shai Maestro(P)(ECM 2688)(輸入盤) - Recorded February 2020. Jorge Roeder(B), Ofri Nehemya(Ds), Philip Dizack(Tp) - 1. Time 2. Mystery And Illusions 3. Human 4. GG 5. The Thief's Garden 6. Hank And Charlie 7. Compassion 8. Prayer 9. They Went To War 10. In A Sentimental Mood 11. Ima (For Talma Maestro)

(21/01/30)10曲目のみデューク・エリントンらの作曲(リズミカルでかなり独特なアレンジ)で、他は全てシャイ・マエストロの作曲。収録時間は56分。叙情的でもあり、フリー色が近いとも言え、その中で彼の内面世界を表している感じ。タイトル曲の3曲目はその最たるものか。イスラエル色はほとんどなく(5曲目、9曲目は少しあるかも)、洗練された、そして微妙なニュアンスの上に立ったECM的な演奏。メロディは明るい色を出しているところもあり、哀愁もあり。時に情念的な盛り上がりがあり、2曲目の後半、5曲目の後半、8曲目はその強いメロディを出しながら盛り上がっていきます。穏やかな上に不思議なスケールのトランペットを聴ける4曲目、有名な2人に捧げられたバラードの6曲目、神秘的な雰囲気もある11曲目。

 

Tone Poem/Charles Lloyd(Ts, Afl) & The Marvels(Blue Note)(輸入盤) - Released 2021. Bill Frisell(G), Greg Leisz(Steel G), Reuben Rogers(B), Eric Harland(Ds) - 1. Peace 2. Ramblin' 3. Anthem 4. Dismal Swamp 5. Tone Poem 6. Monk's Mood 7. My Amor (Live) 8. Lady Gabor ). Prayer

(21/03/30)チャールス・ロイド作は4-5、9曲目で、オーネット・コールマン作が1-2曲目、レナード・コーエン作が3曲目、セロニアス・モンク作が6曲目、ガボール・サボ作が8曲目など。収録時間は70分。Marvels名義では3作目なので、けっこう力を入れているグループ。やはりビル・フリゼールとGreg Leiszが全体に及ぼすサウンドの効果は大きく、彼らの名義にしてもおかしくないような影響力を持ってます。特に3曲目など。今回はカヴァー曲は多めですが、1-2、6曲目なども、彼らのオリジナルのような調子で演奏してます。4曲目のアルト・フルートもなかなか雰囲気がいい。タイトル曲の5曲目は出だしに自由なスペースがあって、本編はメロディアスな雰囲気。ロック的なビートに乗る8曲目はややアグレッシヴな感じ。

 

Another Land/Dave Holland(B), Kevin Eubanks(G) & Obed Calvaire(Ds)(Edition Records)(輸入盤) - Recorded September 11, 2019. - 1. Grave Walker 2. Another Land 3. Gentle Warrior 4. 20 20 5. Quiet Fire 6. Mashup 7. Passing Time 8. The Village 9. Bring It Back Home

(21/06/11)2、5、7、9曲目がデイヴ・ホランド作曲、1、4、6、8曲目がケヴィン・ユーバンクス作曲、3曲目がObed Calvaire作曲。収録時間は67分。ホランドは一部エレクトリック・ベース(1、6、8曲目)とアコースティック・ベースを使い分けて、ファンク的な曲が入っています。ギター・トリオというシンプルな編成でこれだけの時間聴かせるのはなかなか大変なのに、また録音でのエレキベースは最近ほとんどなかっただけに、やはりホランドは年齢の割になかなかトンガっているなあと。静かな曲もありますが、なかなか渋くて雰囲気が出ています。時間が長めなので、それぞれの演奏の間の空き方(同じフレーズの繰り返しとか)にも味が出ていることが分かります。熟練の2人と若手のドラマーとの渋いコラボレーションですね。

 

(7月3日追記)国内のアルバムで迷っているのがあると書きましたが、絞り切れないので、3枚リストアップだけしておきます。

ムーン・オン・ザ・レイク/藤井郷子(P)東京トリオ(Libra Records)
レターズ/外山安樹子(P)トリオ(Autumn Leaves Records)
Another Answer/井筒香奈江(Vo)(Jellyfish LB)

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