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2021/06/29

レターズ/外山安樹子トリオ

Toyamaletter 外山安樹子さんの新しいアルバムが届きました。発売は23日だったのだけど、届いたのが26日で、27日には短いけど私が出るライヴがあったので、ちょっと聴くのが遅くなってしまいました。でも、ジャズとして好みなサウンドやフレーズだし、割と聴きやすいしで、もう3巡目を聴いています。外山さんと言えば、メロディのいいオリジナル曲のイメージもありますが、ここでは初めてスタンダードのみで真正面から演奏しています。レーベルが変わったことも影響あるのでしょうか? 私はライヴにほとんど行かないのですが、おそらくライヴではこういう面も見せながら、彼女の柱の一つとして演奏していたのでしょう。こういうスタンダード集、いいなあと思います。(追記7月1日)レーベルが変わったことがスタンダードのみを収録する理由ではないそうでした。

 

レターズ/外山安樹子(P)トリオ(Autumn Leaves Records) - Recorded February 2 and 5, 2021. 関口宗之(B), 秋葉正樹(Ds) - 1. Yardbird Suite 2. Love Letters 3. My One And Only Love 4. Summertime 5. The Girl From Ipanema 6. Just Friends 7. I'll Remember April 8. Our Love Is Here To Stay 9. So In Love 10. Tennessee Waltz 11. Fly Me To The Moon 12. Moonlight Serenade

彼女の初めての全曲スタンダード集。収録時間は59分。今までのアルバムでもオリジナルに加えてスタンダードの曲を演奏してましたが、独特なアレンジだったりしていかにも彼女のスタンダードという感じの演奏が多かったでした。今回はむしろ正面から攻めているような曲が多いです。スタンダードの演奏でも相変わらずのメロディ・メイカーでもありますが、長年トリオを組んでいるメンバーとのソロの受け渡しとか、3人そろっての演奏の一体感がなかなか素晴らしい。ピアノはダイナミックさもあるし、繊細な部分もあるし、なかなか表現の幅が広いと思います。そして知っている曲が多いので、けっこう楽しみながら聴くことができます。アルバムとしては新境地かも。これも彼女の一面だと思います。いい音でジャズしています。(21年6月23日発売)

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