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2021/04/15

Wolf Rune/Sinikka Langeland

2709ECMレーベル3日目で一段落。このアルバムは紙パッケージに紙カバーの仕様になっているんですが、ちょっと折り曲げに無理があるらしく、CDを入れるところにしわが出来ているのが(私のだけかもしれませんが)少々残念かも。ただ、内容は翌、ソロでのアルバムです。コロナ禍だからそういうアルバムにしたのかなあ、と思っても、録音はその直前の’19年12月なので、ソロにしたのは偶然だったんでしょうね。Sinikka LangelandもECMでは何枚もアルバムを出しています。ノルウェーの民謡的な感触がなかなか良く、そういう世界に浸りたい人にはいいかも。カンテレだけのインストルメンタルの曲も多めで、なかなか腕のいいところを聴かせてくれます。

 

Wolf Rune/Sinikka Langeland(Kantele, Vo)(ECM 2674)(輸入盤) - Recorded December 2019. - 1. Moose Rune 2. Polsdance From Finnskogen 3. Row My Ocean 4. Kantele Prayer I 5. The Eye Of The Blue Whale 6. When I Was The Forest 7. Kantele Prayer II 8. Winter Rune 9. Don't Come To Me With The Entire Truth 10. The Girl In The Headlands 11. I See Your Light 12. Wolf Rune

(21/04/13)他人の曲や伝承のフォークだったりが2、10、11曲目で、他はSinikka Langeland作または他人の詞に曲をつけたもの。彼女はノルウェー生まれ。収録時間は42分。カンテレのみの曲もあれば、ヴォーカルの入っている曲もあり、その民族的で幻想的なソロでの曲をゆったりと慈しむように聴くことができます。民族楽器のカンテレの仕組みは分からないけど、どうやら多重録音でのインストルメンタルの曲もあるようです。その表現はけっこう多彩で、そこに音響で響きが入るとかなり美しい音になります。しかもかなりのテクニシャン。そこに時にかぶさる民族的なヴォーカルがまた異国情緒を感じさせて、何とも言えないいい味を出しています。持ち込み音源だと思われますが、これぞECMにふさわしいサウンドかも。

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