ラルフ・ピーターソンが亡くなる
今までは私より明らかに年上のミュージシャンが亡くなっていたのが、だんだん世代的に近くなり、私がホームページで特集したミュージシャンの中では、とうとう私より年下のミュージシャンが亡くなってしまいました。若い頃は「Out Of The Blue」というグループや、ラルフ・ピーターソンのリーダー作がカッコ良くて、何度も聴いていたのでした。もう20年以上前に書いた文章から拾うと「はじめてラルフ・ピーターソンの名前を知ったのは、「OTB」のアルバムだったと思います。メインストリーム系のグループにしては曲作りが非常に新鮮で、ラルフ・ピーターソンの提供している曲も、すばらしいなあと思ったのがきっかけです。叩き方がはでなのか、音数が多いのか分かりませんが、けっこううるさく感じます。逆に言えば存在感があります。やはり俺が俺が、というタイプのドラマーもいいのではないでしょうか。最近は参加作品が少ないのが残念。」と書いてありました。今考えると、目立ちたがりというよりはけっこう計算された効果的なドラマーだったようにも感じます。’10年以降は参加作も少なかったですけど、ライヴシーンでは割と最近まで活躍していたと聞いています。
ホームページで特集を組んで亡くなったミュージシャンは以下の通りです。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
ラルフ・ピーターソン(1962年5月20日-2021年3月1日)
チック・コリア(1941年6月12日-2021年2月9日)
ゲイリー・ピーコック(1935年5月12日-2020年9月4日)
ライル・メイズ(1953年11月27日-2020年2月10日)
ジョン・アバークロンビー(1944年12月16日-2017年8月22日)
ジェリ・アレン(1957年6月12日-2017年6月27日)
アラン・ホールズワース(1946年8月6日-2017年4月16日)
ポール・ブレイ(1932年11月10日-2016年1月3日)
ルー・ソロフ(1944年2月20日-2015年3月8日)
チャーリー・ヘイデン(1937年8月6日-2014年7月11日)
ポール・モチアン(1931年3月25日-2011年11月22日)
マイケル・ブレッカー(1949年3月29日-2007年1月13日)
トニー・ウィリアムス(1945年12月12日-1997年2月23日)
ジャコ・パストリアス(1951年12月1日-1987年9月21日)
ビル・エヴァンス(1929年8月16日-1980年9月15日)
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