Road To The Sun/Pat Metheny
久しぶりにCDがまとめて届いたので、聴いていきます。これからまた忙しくなる時期でもあり、大丈夫かどうかは聴いてみなければ分かりませんけど。パット・メセニーの新作は11曲目を除いて、作曲はするけれど他のギタリスト(達)に弾かせるという、新機軸のアルバムになっています。それでも時々フレーズにメセニーを感じさせる音使いがあるので、特に意識しないでも聴けます。このアルバムに関しては、始めに譜面ありきの音楽なのでジャズとは言えないのかもしれないけど、クラシック/現代音楽に位置付けるというのもどうかな、と思い、ジャズの区分けにしておきます。
今までブログコメントや前置きは、ジャズが前提なので、それに合わせて文章も一気呵成に書いてしまってましたが、言葉を選んだり、文章を構築することに欠けてたものがあると感じてます。今更そのスタンスを変えられないので、まあ、これも私の個性と思って読んでいただければ、と思います。プロの書き手を目指しているわけではないですし。
Road To The Sun/Pat Metheny(Comp, 42 String G on 11)(Modern Recordings)(輸入盤) - Released 2021. Jason Vieaux(G on 1-4), The Los Angeles Guitar Quartet(On 5-10): John Dearman(7 String G), Matthew Greif(G), William Kanengiser(G), Scott Tennant(G) - 1-4. Four Paths Of Light 5-10. Road To The Sun 11. Fur Alina
(21/03/21)1-10曲目がパット・メセニー作で、11曲目がアルヴォ・ペルト作でメセニーが42弦ギターを弾いています。収録時間は59分。今回はほぼ作曲者に徹して、他人にギターを弾かせるという今までになかった試み。現代音楽的な曲(1、8曲目)もあるけど、基本的に指使いは違ってもメセニーを感じさせるサウンドもあります。ただ、これをこなせるギタリストってどのくらいいるのか、考えさせられる音ではあります。1-4曲目のJason Vieauxは独特な音使いだそうで、かなり評判が高いです。5-10曲目はギター・クァルテットによる演奏でタイトル曲でもあり、割と凝った作りになってますが、これもメセニーの音になっています。11曲目だけ本人のギターでペルトの曲を。42弦ギターの響きがまた良くて、素晴らしい演奏。
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