CDを処分せよと悪魔がささやく
’84年頃にCD収集をはじめてから、そのあたりで昔のLPを全部処分してしまったし、還暦を迎える今年まで、ずっとCD追っかけの時代を過ごしてきました。時代がCD全盛期でもあったということもありましたが。ただ、実情はというと、買ってしまって何度も聴いたCDって多くないんですよね。先日、LPは多かったけどCDが少なかったため苦労して集めたGordon Beckの「Sunbird」があっけなくストリーミングに上がっていたことに脱力したこともありましたし。
基本、新しいCDを買っていくというスタンスではあったのですが、あるミュージシャンのアルバムを集めるにあたって、その落穂拾いのようなこともしてきましたし、なかなか出てこないアルバムを何十年も待っていたということもあります。1枚の中古CDに7千円ぐらいかけたこともありました。まあ、それ以上はないし、通常は3千円台ぐらいにとどめておいてますが。その点LPよりは安いんじゃないかと思います。
そこへきて最近のストリーミングの時代。ストリーミングもジャケットやライナーが分からなかったり、曲が途中で途切れることもあったり、ネット上にはなかったり、とまだ弱点は多いですけど、私は今Amazon Music HDを使っていて、一部ハイレゾの恩恵を受けていたりもしています。今年後半にはSpotify Hi-Fiも出てくるので併用も考えてます。まあ、CDの整理整頓がなかなかできてないので、CDを探すよりはストリーミングで検索した方が早いものもありますし。そこで最近の夢に出てきたのが、大部分のCDを処分してしまって、その費用で車を買ったらどうだ、との甘いささやき。私は個々の取引は面倒なので、ヤフオクなどに出すよりは業者買い取りを選ぶでしょうし、それをやってみたい、という欲求も少々あります。ただ、今までCDのアイデンティティでやっていたホームページやブログはどうなるんだという心配もあります。もちろんこれからもCDは新譜を中心に買うのは変わりないですけれどもね。
まあ、妄想(と思ってください)はいろいろ広がっていきますが。なお、ごく親しい方を除き、個別に直接取引することはないので、その点ご了承ください。すでに過去に処分してしまったものもホームページ、ブログ上にはいくらかあります。
(追記)実際にはCDの中古相場は一部を除いて下がっているので、売って車を買えるほどにはならないとは思います。
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