-Live At Streaming-/仮バンド with Friends.
久しぶりの国内盤新譜です。実はこれを首を長くして待ってました。今まで2枚のアルバムがあるけどいずれもミニ・アルバムで聴くには少々不完全燃焼だったところへ、[CD1]46分、[CD2]71分収録というスタジオ録音(ストリーミング・ライヴと書いてありますが)で十分長く堪能できるし、録音場所はキング関口台スタジオ。音の方も期待してました。再演曲もあり。やっている方はけっこうテクニックを要すると思われる曲ですが、聴いていると割と聴きやすく、フュージョン中心(ロックというよりはフュージョンに近いかな)ですんなりと入ってきます。特にベースの音がクリアに気持ち良く入っているところなんか、聴いていて好きだなあ。こっち方面では当分愛聴盤になりそうです。広く売れるといいな、と思います。ちょっと私のアルバムコメント、何書いているのだ、って感じになってしまいましたが。
-Live At Streaming-/仮バンド with Friends.(Bellwood) - Released 2021. BOH(B), 前田遊野(Ds), Guest Musisian: 増崎孝司(G)、西脇辰弥(Key)、ユッコ・ミラー(Sax)、岡聡志(G) - [CD1] 1. 侍Groove 2. Pleasure 3. Some Skunk Funk 4. Song Of My Heart 5. Dancing Baloney 6. Jamrika [CD2} 1. U-year !!!! 2. Chuku 3. Shinjuku 4. Hungarian Amburance 5. IMPRESSIONS 6. Snouflakes 7. Common Time's Logic 8. Hair Style 9. Clock Up 10. 愛の重力
全[CD1]の2曲目が増崎孝司作、3曲目がランディ・ブレッカー作(カッコいいし、速い)、4曲目がKazuki Katsuta作、[CD2]の3、9曲目が岡聡志作、1曲目(仮バンドとの共作、4、10曲目が西脇辰弥作、5曲目がDIMENSION作、8曲目がユッコ・ミラー作、他の曲は仮バンド名義。元々腕利きのスタジオミュージシャンの演奏なので、範囲はフュージョンからハードコアな方面と、ロックとの間を行ったり来たり。テクニックも曲も半端ではないだけに、かなりスゴい、しかもノリの良い演奏。CD2枚組で国内盤1枚の値段だし(収録時間は118分)、こっち方面が好きな人はたまらないんじゃないかと。音もメリハリが効いていてけっこう良いです。聴きやすい面も持っているので、もっと一般に広がっていくことを密かに期待しています。(21年3月10日発売)
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