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2021/02/23

Uma Elmo/Jakob Bro/Arve Henriksen/Jorge Rossy

2702 ECMの2枚目を聴いて、一段落。ヤコブ・ブロのECMでは5枚目のリーダー作だそうです。やはりいかにもECMらしい空間表現で、マンフレート・アイヒャーのプロデュースのもと、彼の好みのサウンドに仕上がっているような感じですけど、これがまた他ではあまり聴くことがないので、なかなかいい。その代わり聴く人によって好みは出てくるかと思います。エンジニアはステファノ・アメリオなんですね。それにしても、これで61分の長さなのですが、聴いていて心が落ち着くのはやはり好みなのかな、と思わせます。トランペットも独特な風合いの音。やはり1曲目がいちばんドラマチックだったかな。こっち方面が好きな方はぜひ。

 

Uma Elmo/Jakob Bro(G)/Arve Henriksen(Tp, Piccolo Tp)/Jorge Rossy(Ds)(ECM 2702)(輸入盤) - Recorded August/September 2020. - 1. Reconstruction A Dream 2. To Stanko 3. Beautiful Day 4. Morning Song 5. Housework 6. Music For Black Pigeons 7. Sound Flower 8. Slaraffenland 9. Morning Song (Var.)

(21/02/23)全曲ヤコブ・ブロの作曲。収録時間は61分。デンマーク、ノルウェー、スペインのトリオ。そのサウンドは、かなり空間的な曲が続き、ベースレスでも十分にその表現ができることを証明している1枚。その叙情的なサウンドの中でややほの暗い空間はゆらゆらと動いて、少しずつ表情を変えて行きます。そしてそのまま情念的なサウンドに向かっていくこともあって、気が付いたら盛り上がっていたということも。特に1曲目にその流れを感じます。2曲目はトーマス・スタンコに、6曲目はリー・コニッツに捧げられています。曲によっては静かなまま進んでいくけど、時にややシリアスな展開になったりして、そのあたりはECMということで、好みはあろうかと思います。ホルヘ・ロッシィもこういう演奏ができるんだと改めて納得。

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