The DeJohnette Complex/Jack DeJonette
ふとディスクユニオンの中古盤のサイトを覗いていたら、このアルバムを発見。値段も送料を考えても手ごろだったので、購入してしまいました。実はこのジャック・ディジョネットの初リーダー作、持っていなかったんですよね。彼を知るにはこれを聴かずして、と思ってはいたんですけど、ズルズルと今になってしまいました。確かにここですでにいろいろ詰まっていますし。ストリーミングでも聴けるんだけど、やっぱりこういうCDは持っていたいですね。’91年のリマスター盤ですが、それでもちょっと低音が不足するとか、まあ、当時の録音ではやむを得なかったけど、それは脳内変換でけっこう楽しめました。今日は夕方の予定が無くなって、割とすぐに聴けました。
The DeJohnette Complex/Jack DeJonette(Ds, Melodica)(Milestone)(輸入盤・中古) - Recorded December 26 and 27, 1968. Bennie Maupin(Ts, Wood Fl, Fl), Stanley Cowell(P, Key), Miroslav Vitous(B on 1-2, 4-5, 8), Eddie Gomez(B on 3, 6-7), Roy Haynes(Ds on 1, 3, 6, and Per) - 1. Equipoise 2. The Major General 3. Miles' Mode 4. Requiem Number 1 5. Mirror Image 6. Papa-Daddy And Me 7. Brown Warm And Wintry 8. Requiem Number 2
(21/02/26)ジャック・ディジョネットの初リーダー作。1曲目がスタンリー・カウエル作、3曲目がジョン・コルトレーン作、5曲目がミロスラフ・ヴィトウス作(ベースがやたら目立つ)で、他は全曲彼の作曲。1曲目はエレクトリック・ピアノを使い、8ビート的なサウンドなので、’68年当時としては新しかったのでは。楽しめる雰囲気の曲も。曲によってはドラムスをロイ・ヘインズに任せて、自身はメロディカを弾いている曲もあるので、これも後年ピアノを弾くことが多かったことへの伏線。でも2-3曲目はかなりアップテンポの4ビートでハードな展開を示していて、4、8曲目の小品を含め、あらゆることを詰め込んだファーストアルバムと思えます。それにしても名のあるメンバーが集まっています。6曲目のメロディカもなかなか楽しそう。
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