29 ニューヨーク・レッド・フィーチャリング・シルヴァーノ・モナステリオス&リッキー・ロドリゲス/神保彰
神保彰の新譜2枚目。毎年1月に2枚ずつ出すのは何年目だったか、もう忘れたけど、それが3枚だとなかなか聴くのに勇気が要ります。でも曲自体は聴きやすいので、聴き始めると一気に聴けてしまいます。このアルバムはラテン的ではあるけれど、曲によっては必ずしもメロディがラテン的ではなくて、和製フュージョンと言った方がいい曲も何曲かあります。ただ、ドラムスやパーカッションを聴くのがなかなか気持ち良いのと、聴きやすい曲が並んでいるので、いざ聴き始めると楽しいですね。譜面は細かいところまで書いてあるような気がしています。ただ、けっこう発売点数が多いので、それぞれの特徴を聴かないで判断するのは、私には難しいです。
29 ニューヨーク・レッド・フィーチャリング・シルヴァーノ・モナステリオス(P)&リッキー・ロドリゲス(B)/神保彰(Ds)(Electric Bird)
29 NY Red featuring Silvano Monasterios(P) & Rickey Rodriguez(B on 1, 3, 5, 7)/Akira Jimbo(Ds)(Electric Bird) - Released 2021. - 1. Take 29 2. Easy To Find 3. Imagination 4. Your Smile 5. Cafe Cha Cha 6. Your Sorrow 7. Island J 8. Zero Gravity 9. Hazel Eyed
全曲神保彰のプロデュース、作曲。コロナ禍で神保が東京で録音、他のメンバーがニューヨークでの録音。収録時間42分。こちらはラテンの香りがするアルバムですが、ベースが打ち込みの曲が2、4、6、8-9曲目で、ピアノとのデュオになっています。パーカッションの音も聴こえているけど、ドラムスと多重録音らしきところとそうでないところがあるような感じ。ニューヨークのラテン・フュージョンと言える演奏で、元々神保の得意なジャンルでもあるので、ドラムスも聴かせどころが多いです。ノリの良い曲が多いせいか、交互にアコースティックベースと打ち込みの曲があっても一気に聴かせてくれます。4曲目は和製フュージョン的なメロディで、必ずしもラテン的な曲ばかりでないけど、神保らしくて実に気持ち良くて、爽快です。(21年1月1日発売)
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