Ancient Africa/Dollar Brand
JAPOレーベルの中古LP盤になります。なんだかんだ’70年代とは言っても今から40-50年前の発売ではあり、集めているレコードはそれなりにジャケットなどは痛んできてますね。幸いなことにレコード盤の方は、程度の良いものが多く、とにかく音源を聴きたいと割り切って考えている私にとっては、あとは値段がもう少し安ければなあと思いますが、まあ、満足がいってます。今日のアルバムは、なんでこれがストリーミング化されなかったのが不思議だったのですが、6-7曲目にかけてAB面に分かれて曲がフェードアウト、フェードインされているからじゃないかと思いました。ここをうまくつなげてくれるのかどうか、ってとこでしょうか。
Ancient Africa/Dollar Brand(P, Fl)(JAPO 60005)(LPのみ)(輸入盤) - Recorded June 1972. - [Side 1] Medley: 1. Bra Joe From Kilimanjaro 2. Mamma 3. Tokai 4. Llanga 5. Cherry 6. African San [Side 2] Medley: 7. African San(Continued) 8. Tintinyana 9. Xaba 10. Peace - Salaam 11. Air
(20/12/13)ライヴ。全曲ダラー・ブランドの作曲で、LPのAB面でそれぞれ1曲でメドレーになっています。実際にはB面の途中までピアノを弾きっぱなしのようで、拍手が入り、ラストはフルートのソロになります。ピアノは明るめのアフリカンサウンドが響き渡りますが、フルートは素朴ながら一部哀愁が漂っています。吹きながらヴォイスも同時のところも?会場の雰囲気をつかみながら、自由気ままに弾いていて発展していっているのでは、というような展開です。ジャズの語法を持っている人ではないので、いかにもアフリカンなピアノの演奏という感じで、リズムの反復とフレーズの反復も入り、けっこうなペースでフレーズが繰り出されて行き、聴いていくうちに不思議な感覚になります。短調の哀愁フレーズとは縁がないピアノ。
(’20年10月現在)未CD化、ストリーミング配信もなし。
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