Albores/Dino Saluzzi
また新譜が5枚入ってきました。このところ集中してきますね。今日は、その中でも急いで聴かなければ、というのがあって、それをまずアップしていきます。実はこのアルバム、当初11月6日発売予定のところ、日本では20日になってしまい、HMVでは在庫なしでそれから8-15日かかるということで、価格は高くなるも在庫のあるAmazonに注文替えして先ほど届いたところです。ECMブログの毎日番号順という目標を達成するには29日アップ予定のこのアルバムを早く入手しなければ、ということで。それにしても1時間、バンドネオンのソロなんですけど、聴いていて全然飽きません(少なくとも私は)。まあ、ECM沼でしょうけれども。
Albores/Dino Saluzzi(Bandomeon)(ECM 2638)(輸入盤) - Recorded February - October 2019. - 1. Adios Maestro Kancheli 2. Ausencias 3. Sugen Me Cuenta La Vida - Milonga 4. Intino 5. La Cruz Del Sur (2da Cadencia) 6. Ecuyere 7. Ficcion 8. Don Caye- Variaciones Sobre Obra De Cayetano Saluzzi 9. Ofrenda -Tocata
(20/11/22)全曲ディノ・サルーシの作曲で、ソロアルバム。収録時間は61分。邦題は「夜明け」。バンドネオン1台でもジャズでなくても、けっこう聴かせてくれるアルバムかと。もちろんECM的な観点で、ということですけど。淡々と哀愁を含んだミディアムやスローの曲が続きますが、そこが彼の個性と思って、いいと思う人は少なくないはず。マンフレート・アイヒャーのプロデュースなので、そのあたりのことは計算済みなのでしょう。アルゼンチンの彼のスタジオでの録音ですが、やはりそのあたりのボーダーレスな空気感というのが伝わってきます。少し収録時間が長めですが、これを良いと感じるか、退屈だと感じるかは、聴き手に委ねられています。ソロでのメロディやコード、カウンターメロディなど興味はなかなか尽きません。
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