Classic Ivory 35th Anniversary Orchestral Best/今井美樹
J-POPのアルバムですが久しぶりに買ってしまいました。今井美樹の新譜です。いやあ、売れている人はここまで物量をかけたベストが出せるんだなあ、と聴きながらしみじみ。挾間美帆さん編曲の曲も気になりますが、ジャズっぽいわけでもなく他の編曲者と親和性が高く、ここでの4人のアレンジはどれも良いです。今井美樹の場合、何種類もベスト盤を出しているし、過去のベスト盤も曲を見ると前期の方でかなり売れていたんだなあ、と予想させます。今でも「Ivory I&II」は愛聴盤ですし、個人的には特別な思い入れもあるかもしれません。他に限定盤でDVD2枚付いているのも出てますが、DVDは本編のCDとは関係ないし、けっこういいお値段なので、今回は通常盤を買いました。
Classic Ivory 35th Anniversary Orchestral Best/今井美樹(Vo)(Universal Music) - Released 2020. - 1.Pride 2.幸せになりたい 3.瞳がほほえむから 4.かげろう 5.Piece Of My Wish 6.Boogie-Woogie Lonesome High-Heel 7.雨のあと 8.未来は何処? 9.夕日が見える場所 10.Goodbye Yesterday
今井美樹の35周年を記念してオーケストラアレンジでセルフカヴァーしたベスト盤。収録時間は51分。編曲は服部隆之(1、10曲目)、挾間美帆(2、6-7曲目)、千住明(3-5曲目)、武部聡志(8-9曲目)、と超豪華。特に挾間の曲ではジャズギタリストの馬場孝喜も参加していますが、あまり目立ちません。他に千住の曲ではフェビアン・レザ・パネとか。ただし、どれもオーケストラ作品として良くて、挾間がジャズっぽいとかいうことではないです。自分が追いかけていた時代は6曲目あたりまでですが、全編を通して聴いても自然に入ってきます。ヴォーカルの方はオリジナル通りというか、あまりオーケストラだからと変化をつけずに歌っているので、そこはブレてない感じです。大人の雰囲気がけっこう好き。ただ、原曲アレンジの方がいいという人もいるかなあと。
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