Electric Blue/Mark Egan/Danny Gottlieb
久しぶりに新譜がチョコチョコと入ってくる季節になりました。予定通りだとしたら、今月はこれからけっこう聴けるんではないだろうか。でも久しぶりだと、アルバムコメントを書く勘が鈍ってくるというか、先延ばしにしたくなるというか、そういうこともありますね。さて、このアルバム、注文は早かったのだけど、組み合わせの関係で入手が遅れてしまったものです。このアルバム自体の発売も遅れましたけれど。すでにストリーミングでは聴いているんですが、CDで聴くと音の印象がまた違ってくるので、できるだけCDが届いたら聴いて書く、というのを続けています。ベースとドラムスだけで、オーバーダブのところもあるにしても、アルバム1枚作ってしまうのも珍しいと思います。
Electric Blue/Mark Egan(B)/Danny Gottlieb(Ds, Per)(Wavetone Records)(輸入盤) - Released 2020. - 1. Back And Forth 2. Cabarete 3. Down The Road 4. Electric Blue 5. Come What May 6. Blue Sound Bath 7. Hookey 8. Offering
(20/11/13)全曲2人の共作。もしかしたら2人のアドリブセッション的な録音だったのかも。収録時間は47分。ベースはオーバーダブでベースの音とメロディを弾いている曲もありますが、オーバーダブなし(と思われる)ベースとドラムスだけの曲も、さすがこの2人だけあって、特に見せ場というか、キャッチーなことをやっているわけでもないのに、一気に聴かせてくれるのは、やはり見事。ただ、地味と言えば地味なので、少し聴く人を選ぶかもしれない。久しぶりに2人の演奏を聴いて、やはりこの2人だなあ、と思わせてくれて、ニンマリします。リラックスして聴かせてくれているような雰囲気ですが、実はそこには卓越したセンスとテクニックが要求されているかもしれないなあ、と思います。こういう演奏も珍しいので、いいのでは。
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