For Jimmy, Wes And Oliver/Christian McBride Big Band
とりあえず手元にある新譜を聴き終えました、と言っても、このアルバムは6月19日に出ているんですね。うっかり後になって気が付きました。最近は、ビッグバンドというと新機軸のサウンドのものが多いのですが、基本に戻った(と言っても新しい部分もあるのでしょうけど)こういうストレートなバンドを聴くのもいいものです。そしてオリヴァー・ネルソンのアレンジも1、4、6曲目に入っているのも特色(だからこういうタイトルなんですね)。もちろん曲によって、一直線に迫ってきたり、ソフトな感じの曲もあったりと、71分を退屈させないようにしています。リーダーのベースもけっこう迫力です。
For Jimmy, Wes And Oliver/Christian McBride(B) Big Band(Mack Avenue)(輸入盤) - Released 2020. Joey Defrancesco(Org), Mark Whitfield(G), Frank Greene(Tp), Freddie Hendlix(Tp), Brandon Lee(Tp), Nabate Isles(Tp), Anthony Hervey(Tp), Michael Dease(Tb), Steve Davis(Tb), James Burton(Tb), Douglas Purviance(Tb), Steve Wilson(Woodwinds), Todd Bashore(Woodwinds), Ron Blake(Woodwinds), Dan Pratt(Woodwinds), Carl Maraghi(Woodwinds), Quincy Phillips(Ds) - 1. Night Train 2. Road Song 3. Up Jumped Spring 4. Milestones 5. The Very Thought Of You 6. Down By The Riverside 7. I Want To Talk About You 8. Don Is 9. Medger Evers' Blues 10. Pie Blues
(20/11/27)クリスチャン・マクブライドとジョーイ・デフランセスコ作が10曲目、ジョーイ作が8曲目、マーク・ホイットフィールド作が9曲目、トラディショナルが7曲目、他はウェス・モンゴメリー、フレディ・ハバード、マイルス・デイヴィス、などそうそうたるジャズメン・オリジナルやスタンダード。収録時間は71分。基本的なジャズのビッグ・バンドのホーンのスタイルで、男らしいシャープな演奏を聴かせてくれます。なるほど、ジミー・スミスとウェスへのオマージュというのも納得。ソロのところではオルガンもギターも縦横無尽に弾きまくっていて、スカッとします。2曲目の「ロード・ソング」も往年の演奏を想像させてなかなかうれしい演奏です。オリヴァー・ネルソンの編曲は1、4、6曲目。なお、3、5、7-8曲目はクァルテットの演奏です。
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