イルマォン・ヂ・フェー/ジョン・パティトゥッチ
また新譜が単発で入ってきました。このアルバムは輸入盤が見つからず、今回は早めに聴きたいこともあって国内仕様輸入盤を入手しました。だいぶブラジル音楽に足を突っ込んでいるんだけど、ジャズからの(ジャズっぽくはないですけど)アプローチ感もあって、そのややブラジル音楽寄りの演奏が折衷感があり、なかなかいいなあ、と思いました。でも最近は先にLPでのみ発売とか、永久にLPだけとか多いですね。もっぱらCDを追っかけしている身としては、少し辛いですね。最近はLPを聴ける環境にもなっているんですけど、やっぱり手が出ていないのが実情です。LPは聴くのに手間がかかる(って私も若い頃はLP世代でしたが)ので。
イルマォン・ヂ・フェー/ジョン・パティトゥッチ(B)(Agate)
Irmaos De Fe/John Patitucci(B)(Agate) - Recorded September 8 and 9, 2016. Yotam Silverstein(G), Rogerio Boccato(Ds, Per) - 1. Irmao De Fe 2. Catavento 3. Pr'um Samba 4. Desvairada 5. Olha Maria 6. Samba Do Grande Amor 7. As Vtrines 8. Nilopolitano 9. Sinha
ブラジルを代表するミュージシャンの曲を取り上げたアルバム。収録時間は38分。’17年にLPのみで発売されたもののCD化だそう。作曲者名にミルトン・ナシメント、エグベルト・ジスモンチ、トム・ジョビン、ジョアン・ボスコなど、有名な名前が並びます。ここでのドラムス・パーカッショニストもブラジル出身で、いよいよ本格的なブラジル音楽に没入かと思われますが、ヨタム・シルバースタインのギターがそこから別の世界を垣間見せてくれるサウンドも。適度にジャズでいながら、ブラジル音楽に近寄っていくということなのだろうと思います。それにしても、地味な感触ですけどさすが名曲ぞろい、渋いなあ。5曲目のベースのアルコでのメロディ、けっこう深いと思います。8曲目のように賑やかな曲もありますが、滋味があります。(20年10月23日発売)
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