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2020/10/14

La Traversee/Matthieu Bordenave/Patrice Moret/Florian Weber

2683 ECMレーベルの新譜2日目で一段落。このところ、ECMは1枚ずつバラバラの日付で発売されることが多く、発売後すぐに聴くにはバラバラで割高の注文をしなければならないところが痛いです。ここはぐっとガマンして、まとまるまで待つ作戦。そして届いた中には9月25日発売のこのアルバムも。初リーダー作だそうですけど、見事にECMのカラーにはまっている感じのアルバム。ややシリアスですが、ECMだったらこういうアルバムも好まれるのかなあ、という気がしています。今年はコロナ禍の中で発売枚数は少ないですけど、一定のクォリティは保っていると感じます。そこはさすがECMだなあと思います。

 

La Traversee/Matthieu Bordenave(Ts)/Patrice Moret(B)/Florian Weber(P)(ECM 2683)(輸入盤)- Recorded October 2019. - 1. River (Duet) 2. Archipel 3. Le Temps Divise 4. Dans Mon Pays 5. The Path 6. Ventoux 7. Incendie Blanc 8. Chaleur Grise 9. River (Trio)

(20/10/13)全曲Matthieu Bordenaveの作曲。フランス人のリーダーと、ドイツ人ピアニスト、スイス人ベーシストと国際色豊か。収録時間は42分。時に美しいメロディを抱合しながら、静かで緊張感のある演奏が続きます。1曲目からその個性は発揮され、本質は内面に向かうところと知ります。解説にもジミー・ジュフリーとポール・ブレイ、スティーヴ・スワロウの演奏に影響を受けた、と書いてあるので、なるほど、と。方向性は非常に似ています。もっと今っぽく感じるところも。曲は自由度が高く、あたかもフリーのように進んでいくところも。バラバラのようでまとまっているというか。表情を変えつつ進んでいくけど、基本的には抑制の効いた演奏が目立ちます。たまに盛り上がり。芸術性としては高めだけど、少し聴く人を選ぶか。

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